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S660のカタログ燃費&実燃費を確認!軽自動車ならではの低燃費が魅力

S660のカタログ燃費&実燃費を確認!軽自動車ならではの低燃費が魅力
S660のカタログ燃費&実燃費を確認!軽自動車ならではの低燃費が魅力

出典:ホンダ「S660」スタイリング|デザイン・カラー

同じ車格の車であっても、燃費性能は車種によって大きく異なります。燃費性能は維持費の大部分を占める燃料費を左右するだけではなく、一定の基準を満たしている場合は車に関する税金が軽減されることもあるため、車選びの際の重要チェックポイントのひとつといえます。

ここでは、ホンダ「S660」の燃費性能について詳しくご紹介します。

この記事のPOINT

  • S660のWLTCモードカタログ燃費・実燃費はこちら
    トランスミッションカタログ燃費(km/L)実燃費(km/L)
    CVT20.016.3
    6MT20.618.5
  • S660はMRレイアウトを採用した2シーター・オープンスポーツカー
  • S660のカタログ燃費はライバル車のダイハツ「コペン」を上回る

S660の特徴

S660は軽自動車規格の2シーター・オープンスポーツカーで、軽自動車でありながらも本格的なスポーツ走行が楽しめると定評のあるモデルです。

「Heart Beat Sport」をキーワードに、ホンダならではの心が昂るような「走る喜び」を追求し、ミッドシップエンジン・リアドライブ(MR)レイアウトを採用。低重心かつ理想的な前後重量配分45:55を実現し、「曲がる楽しさ」も存分に味わえるのが魅力です。

S660のカタログ燃費

S660では、ホンダの「N」シリーズに搭載されている直列3気筒DOHCターボエンジンに、新設計のターボチャージャーを組み合わせています。

S660のWLTCモードカタログ燃費は、以下のとおりです。

グレード駆動方式トランスミッションカタログ燃費(km/L)
αMRCVT20.0
6MT20.6
βCVT20.0
6MT20.6

 

S660の実燃費

S660に乗っているオーナーの実燃費データを収集しているサイト「e燃費」によると、S660の実燃費(2022年4月10日時点)は、以下のとおりです。

トランスミッション実燃費(km/L)
CVT16.3
6MT18.5

 

S660はスポーツカーではありますが、排気量や出力に制限がある軽自動車なので、普通車のピュアスポーツカーに比べるとかなりの低燃費を実現しているといえます。

実燃費はカタログ燃費よりも悪化していますが、これはS660に限ったことではありません。実燃費は道路の状態や運転の仕方、電装品の使用などさまざまな要因に左右されるため、どのような車であってもカタログ燃費より悪化するのが一般的です。S660では、6MT車よりもCVT車においてカタログ燃費と実燃費の差が大きいことがわかります。

S660とライバル車のカタログ燃費を比較

軽自動車規格の2シーターオープンカーは希少な存在であり、明確なライバルはダイハツの「コペン」のみです。ここではS660とコペンのカタログ燃費を比較してみましょう。

ダイハツ「コペン」

ダイハツ「コペン」出典:ダイハツ「コペン」外観・カラー

ダイハツ「コペン」は、個性の異なる4種類のスタイルをラインナップし、個性に合わせた1台が選べるのが魅力。一部のスタイルでは、外板の着せ替え機構「DRESS-FORMATION」が選択できるなど、ユニークなオプションが用意されています。

コペンのWLTCモードカタログ燃費は、以下のとおりです。

グレード駆動方式トランスミッションカタログ燃費(km/L)
Robe/Robe SFFCVT19.2
5MT18.6
XPLAY/XPLAY SCVT19.2
5MT18.6
Cero/Cero SCVT19.2
5MT18.6
GR SPORTCVT19.2
5MT18.6

 

S660のカタログ燃費は、いずれのトランスミッションにおいてもコペンを上回っています。

S660の走行性能

S660の走行性能出典:ホンダ「S660」Modulo X

S660では、低重心・低慣性のMRレイアウトによって理想的な前後重量配分を実現し、安定性の高い走りを実現しています。

さらに、専用設計されたターボチャージャーを採用し、優れたアクセルレスポンスでスポーツカーならではの走る楽しさを味わえるのはもちろん、電子制御システム「アジャイルハンドリングアシスト」を搭載してコーナリング時のライントレース性を高めています。

また、吸・排気音やターボチャージャー作動音などに独自のサウンドチューニングを施し、スポーツカー好きにはたまらない迫力あるエンジンサウンドが楽しめるのも魅力です。

モータージャーナリスト・萩原文博さんの試乗記でS660の走行性能について詳しくチェック!

S660は軽自動車であるためスポーツカーとしてはかなりの低燃費

S660はMRレイアウトを採用し、走りを楽しむことを目的としたモデルではありますが、軽自動車規格であるためスポーツカーとしてはかなりの低燃費であるといえます。

気軽にスポーツカーならではの走りやオープンカーの爽快な走りを楽しみたい方には、おすすめの1台といえるでしょう。

よくある質問

Q:S660のカタログ燃費はどのくらい?

A:S660はMRレイアウトを採用した2シーター・オープンスポーツカーで、「N」シリーズに搭載されている直列3気筒DOHCターボエンジンに、新設計のターボチャージャーを組み合わせています。S660のWLTCモードカタログ燃費は、CVT車が20.0km/L、6MT車が20.6km/Lです。

Q:S660の実燃費は?

A:S660の実燃費は、CVT車が16.3km/L、6MT車が18.5km/Lです。実燃費は走行環境などさまざまな要因に影響されるためカタログ燃費よりも悪化するのが一般的で、S660でもその傾向が見られます。なお、S660では6MT車よりもCVT車においてカタログ燃費と実燃費のあいだに差が生じています。

Q:S660のカタログ燃費をライバル車と比較すると?

A:S660のライバル車としては、ダイハツ「コペン」があります。コペンとS660のカタログ燃費と比較すると、いずれのトランスミッションにおいてもS660の燃費がコペンを上回っています。

※この記事は2022年3月時点の情報で制作しています

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