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車検シールを貼らないとどうなる?シールの見方、貼り方、再発行する方法を解説

車検シールは貼らないと罰金!貼る理由や再発行する方法を紹介
車検シールは貼らないと罰金!貼る理由や再発行する方法を紹介

車検シールは車検が有効であることを示すために車に貼るもので、車のフロントガラスに貼らないまま運転すると、最大で50万円の罰金が科されてしまう可能性があります。車検シールを失くしたり破損してしまったりした場合は、どうしたらいいのでしょうか。

そこで、車検シールの意味や見方、貼り方などについて詳しく解説します。知らないあいだに違反をしているということにならないよう、車検シールの取扱方法を正しく知って、安全で快適なカーライフを送りましょう。

この記事のPOINT

  • 車検シールは車検が有効であることを示し、普通自動車と軽自動車で異なる
  • 車検シールをフロントガラスに貼らずに運転すると罰せられる
  • 車検シールを紛失・破損したらすぐに再発行の手続きをしよう

貼らないと罰金!車に車検シールを貼る理由

貼らないと罰金!車に車検シールを貼る理由

車検シールとは、車のフロントガラスに貼られている、数字が記載されたシールのことです。正式名称を「検査証標」と呼び、その車の車検が有効であることを証明する重要な役割を持っています。また、道路運送車両法第66条で「自動車は、自動車検査証を備え付け、かつ、国土交通省令で定めるところにより検査標章を表示しなければ、運行の用に供してはならない。」と定められているため、必ず車に貼らなければなりません。

仮に、貼り忘れた場合でも、車検シールが貼られていない車を運転してしまうと、道路運送車両法109条により50万円以下の罰金が科せられてしまう可能性があるので注意しましょう。

車検シールの情報はどうやって見るの?

普通自動車用車検シール

軽自動車用車検シール

車検シールには、車検の有効期間が記載されていますが、表と裏では表示方法が異なります。また、上図のように普通自動車と軽自動車でも違いがあるので、それぞれの違いを確認していきましょう。

表と裏で表示方法が違う

車検シールは、車の外から見える面が表、車内から見える面が裏です。表には車検の有効期間満了年月が書かれています。中央部分に大きく表記されている数字が「月」、隅にやや小さく記載されている数字は「年」を表しています(年数が記載される位置は、左上、右上、右下、左下と、1年ごとに変わります)。

例えば、中央部分に「1」、左上に「29」と記載されている場合は、平成29年の1月が車検の有効期間満了年月ということになります。

また、車内から確認できる裏面には、車検有効期間が満了する年月日が記載されており、ドライバーが車検満了日を把握しやすいようにデザインされています。

軽自動車は黄色、普通自動車は青色とカラーが違う

車検シールは、軽自動車と普通自動車でカラーが異なります。普通自動車は青色、軽自動車はナンバープレートと同じ黄色なのが特徴です。また、軽自動車も普通自動車と同様に、表の中央には有効満了「月」、隅には車検の有効満了「年」、裏側には年月日が記載されています。

車に乗っている方は、車検シールに書かれている車検の有効期間満了年月が過ぎる前に車検の手続きをする必要があります。車検シールを規定どおりに貼っていたとしても、有効期間が過ぎたものでは違法になってしまいます。しかし、車検の有効期間がいつまでだったかは忘れやすいものなので注意するようにしましょう。

 

車検の期限を忘れないように案内してもらえる方法はこちら

車検シールを貼る方法

車検シールを貼る方法

車検シールは、車検が有効であることを証明するものなので、新車購入時にはすでにフロントガラスに貼られています。そのため、自分自身で車検シールを貼り替える必要があるのは、車検後です。特に、自分自身で直接運輸支局へ持ち込んで車検を行う「ユーザー車検」では、車検シールを貼り替える必要があります。

また、ディーラーや整備工場などで車検を受けた場合でも、車検シールを貼り替えなければならないこともあるので、ここで車検シールの貼り方を押さえておきましょう。

フロントガラスの前方から見やすい位置に貼る

フロントガラスの前方から見やすい位置に貼る

車検シールは道路運送車両法施行規則第37条によって、自動車の前面ガラスの内側に前方から見やすいように貼り付けることが定められています。ただし、運転中の視界が妨げられる場所に貼ってしまうと危険なので、運転に支障がない場所に貼りましょう。

なお、国土交通省では、バックミラーが付いている車の場合には、前方から確認しやすいフロントガラス中央上部に貼り、そのほかの自動車の場合には、運転席から最も遠いフロントガラスの上部に貼り付けるよう推奨しています。また、フロントガラスの上部が着色され、前方から車検シールが確認しにくい場合は、確認できる位置まで下にずらして貼り付けましょう。

貼り付けを業者に依頼することもできる

きれいに車検シールを貼る自信がない場合は、車検業者にお願いすることもできます。自分で貼り付けたい場合には、下記の手順で進めれば、よりきれいに車検シールを貼り付けられるでしょう。なお、車検シールは、透明のシールと有効期間の書かれたシールの2つがセットになっています。しかし、ディーラーなどの業者で車検を受けるときには、すでに透明シールに貼りつけた状態で渡される場合もあります。

〈車検シールをきれいに貼り付ける手順〉
(1)車検シールの半分を台紙からはがして、透明シールに貼り付ける
(2)残りの半分も台紙からはがして、透明シールに貼り付ける
(3)車検シールを台紙から完全にはがす
(4)フロントガラスの見えやすい位置に貼り付ける

車検シールをきれいに剥がすには?

車検シールをきれいに剥がすには?

車検シールは、温度の変化や雨などへの耐性や防犯面を考慮して、一度貼ったら剥がれにくいように作られています。そのため、貼るよりも剥がすほうが大変な作業です。しかし、以下の手順で進めれば、よりきれい、かつスムーズに車検シールを剥がすことができます。

〈車検シールをきれいに剥がす手順〉
(1)透明のシールを剥がす
(2)車検シールに濡れたティッシュを置く(もしくは中性洗剤を直接塗る)
(3)上からラップを被せて10〜15分放置する
(4)車検シールがふやけてきたら、定規や爪でゆっくりと剥がす
(5)粘着物をウェットティッシュなどで拭き取る

なお、車検シールを剥がす際は、タイミングに注意が必要です。新しい車検シールが手元にない状態で剥がしてしまうと、新しい車検シールを用意できるまで車に乗ることができなくなってしまいます。そのため、車検シールを剥がす際は、手元に新しい車検シールがあることを確認した上で行いましょう。

車検後すぐに手元に車検シールがない場合の対処法

車検後すぐに手元に車検シールがない場合の対処法

車検シールは、通常は車検が終わって業者から車を受け取る際に、車に貼ってあったり車検証と一緒に渡されたりします。しかし、ディーラーでは車検の整備を行った後に、必要書類を運輸支局に提出する方法をとることもあるので、車検シールが後から送られてくるケースもあります。

その場合には車検シールの代わりとなる保安基準適合標章を貼ることで、車を運転できます。なお、保安基準適合標章の有効期間は15日間で、そのあいだに車検シールが手元に届くようになっているので、届いたらすぐに保安基準適合標章を剥がして、車検シールを貼りましょう。

車検シールを再発行する方法と必要書類

車検シールを再発行する方法と必要書類

剥がれにくいように作られている車検シールですが、なくしてしまったり剥がれたりしてしまうこともあるかもしれません。車検シールは再発行が可能ですが、必要な書類を準備した上で手続きをする必要があります。

では、車検シールをなくしてしまったときの対処法について詳しく見ていきましょう。

車検シール再発行に必要な書類

車検シールを再発行するには、必ず車検証の原本が必要です。道路運送車両法施行規則の第41条の2にも「検査標章の再交付を申請する者は、自動車検査証又は限定自動車検査証の再交付の申請と同時にする場合を除き、当該自動車検査証又は限定自動車検査証を提示しなければならない。」と記載されています。

また、申請書には押印が必要なので、印鑑の準備も忘れないようにしましょう。貼り付けに失敗して貼り直せなかったり、シールが破れたりした際は、手元にシールを保管しておき、再発行時に提出する必要があります。もしも、シールそのものを紛失してしまった場合には、紛失届けを提出すれば再発行してもらうことができます。

なお、手続きをする時間がないときには、委任状を用意すれば代理人が車検シールを再発行することも可能です。代理人がいない場合には、ディーラーをはじめ手続きを代行してくれる業者もあります。

車検シール再発行の手順

車検シールは、普通自動車は運輸支局、軽自動車は軽自動車検査協会にて再発行することができます。具体的な手順は以下の通りです。

〈車検シール再発行の手順〉
(1)300円の印紙を購入、手数料納付書に貼り付ける
(2)理由書や申請書を記入し、必要書類と一緒に提出する
(3)新しい車検シールを受け取る

なお、車検シールを再発行する場合には、車検証も新しく発行されることになります。新しく手渡された車検証の備考欄には検査標章再交付と記載されている必要があるので、手渡されたときに確認しておきましょう。

車検シールの再発行のように、車に関する手続きには難しいもの、複雑なものが多くあります。インターネットで調べればわかることもありますが、検索してもどれが正しい情報なのかを判断するのに手間がかかってしまいます。
そこでおすすめなのが車のサブスクリプションサービスです。サブスクであれば、何かあったときにサービス担当者に気軽に質問や相談ができるので、いちいち検索して情報を集めなくても細かい疑問などがすぐに解決します。

頼れるコンシェルジュに何でも相談できる車の新しい乗り方についてはこちら

車検シール以外にも、車に貼るべきシールってあるの?

車検シール以外にも、車に貼るべきシールってあるの?

車に関するシールには、車検シールのほかにもさまざまな種類があります。車に必ず貼らなくてはいけないものとそうでないものがあるので、それぞれのシールについて確認しておきましょう。

・保管場所標章
車検シールと同様に、車に貼らなければならないシールのひとつが、保管場所標章です。車の保管場所を確保してあることを証明するもので、自動車の保管場所の確保などに関する法律施行規則の第7条にも「保管場所標章の表示は、当該保管場所標章を当該自動車の後面ガラスに、当該保管場所標章に表示された事項が後方から見やすいようにはり付けることにより行わなければならない。」と定められています。

・定期点検標章
定期点検標章とは、12ヵ月点検を受けた際に貼ってもらう丸いシールのことです。中央の数字を1〜12の数字が丸く囲っているのが特徴で、裏面には定期点検を実施した年月日、工場名などが記載されています。なお、定期点検標章は車に貼っていなくても違反にはなりません

・低排出ガス認定ステッカー
低排出ガス認定ステッカーは、国土交通省が認定した低排出ガス車に貼られるものです。環境性能の高さにより、自動車税や自動車重量税の免税や軽減措置を受けることができますが、車検証にもその旨が記載されているため、剥がしても問題ありません。なお、貼っていなくても罰則を受けることはありません。

 


 

ここまで車検シールやそのほかのシールについて解説してきましたが、正しい知識がないと気付かないうちに違反になってしまうことがわかりました。しかし、車に関する手続きやルールは複雑でわかりにくいものです。
次項では、車に関するそういったわずらわしさが解消される新しい乗り方をご紹介しましょう。

もう車検や車に関して悩まなくていい!車の新しい乗り方

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また、メーカーのディーラーを含む全国30,000店以上の指定業者でメンテナンスを受けられるので、車検の依頼先を探す手間もなくなります。

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実際の利用者からの評判も、「丁寧でわかりやすい説明だった」「対応が早くて良かった」という声が多く、顧客対応満足度は98.9%*を誇っています。車のサブスクを初めて利用する方も不安なくカーライフを満喫できるでしょう。

*2019年12月~2021年6月までの定額カルモくんご契約者様504名を対象としたアンケート

車に関する手続きやルールを面倒に感じたら、新しい乗り方がおすすめ!

車検シールに書かれた車検の有効期限はついつい忘れてしまいがちですが、定額カルモくんという新しい乗り方なら、車検の案内が事前に届くだけでなく、些細な不安を気軽に相談できる窓口もあり安心のカーライフが手に入ります。

さらに、車のサブスクでは通常、契約満了時に車を返却する必要がありますが、定額カルモくんなら7年以上の契約で月額500円の「もらえるオプション」をつければ車をもらえます。購入した場合と同じように車が自分のものになるので、気楽に利用できるのです。

なお、車のサブスクの利用には審査があります。定額カルモくんには利用できるかオンラインで簡単にチェックできる「お試し審査」があります。今すぐ乗り換える予定がなくても、まずは審査に通るか試しておくと安心です。後から車種を変えたりキャンセルしたりもできるので、下のバナーからぜひ気軽に確認してみましょう。

よくある質問

Q1:車検シールとは?

A:車検シールとは、車のフロントガラスに貼られている、数字が記載されたシールのことです。正式名称を「検査証標」と呼び、その車の車検が有効であることを証明する重要な役割を持っています。

Q2:車検シールを貼らないとどうなるの?

A:車検シールが貼られていない車を運転してしまうと、道路運送車両法109条により50万円以下の罰金が科せられてしまう可能性があるので注意しましょう。

Q3:車検シールをはじめ車の手続きが面倒。何かいい方法は?

A:車のサブスクリプションサービスがおすすめです。中でも業界最安水準の定額カルモくんなら、車検費用を込みにしても月々10,000円台から利用でき、車検の前に案内が届くので車検を忘れる心配もありません。7年以上の契約にオプションをつけると車をもらえるので、購入同様にカーライフを楽しめるのも魅力です。

※この記事は2021年11月時点の情報で制作しています

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