マツダ3をベースに開発されたSUVのマツダCX-30はマツダらしい流麗なデザインと新エンジン・スカイアクティブXやクリーンディーゼルの走りで話題を集めています。
今回はそんなCX-30のすべてのカラーバリエーションと、メーカー広報部に取材した最新人気カラーランキング、イメージ別のカルモマガジン編集部おすすめカラーをご紹介します。
ボディカラー選びはなぜ重要?
パールやツートーンカラーなど追加料金が必要な有償色の設定がある車種もありますが、新車を購入する際にボディカラーは基本色であれば価格は同じです。一方で手放すときはボディカラーによって下取りや買取りの査定額が変わることをご存じでしょうか? 中古車市場での人気が影響し、白(パール)、黒を基準にシルバーが少し安く、黄色や赤などの個性的な色はさらに安くなる傾向があります。
他人とかぶることを覚悟で人気色を選ぶか、下取りの不利を承知で個性的なカラーを選ぶのか。クルマを購入する際はしっかりと考えてボディカラーを選ぶことが大事です。今回は2019年にマツダの新世代商品群の第2弾として発売された新感覚SUVのCX-30のボディカラーについて検証していきましょう。
マツダCX-30の人気カラーベスト3を発表!
カルモマガジン編集部がマツダ広報部に独自取材を行い、判明したCX-30の最新人気ボディカラーベスト3を発表しましょう。このランキングはCX-30のカタログモデルに加えて、現在販売されている特別仕様車を含んだ順位です。
SUVとしては豊富なボディカラーが設定されていて、全8色のボディカラーが設定されています。そのボディカラーのうち、スノーフレイクホワイトパールマイカは期間限定発売される100周年特別記念車の専用色となっています.
人気第1位は「ソウルレッドクリスタルメタリック」
このボディカラーは+6万6000円の有償色となりますが、マツダブランドのイメージカラーとも言えます。その効果もあり、赤が人気ランキング1位というレアケースとなっています。
第2位は「ポリメタルグレーメタリック」
一見するとグレーですが、光が当たると金属感が際立つのが特徴です。
第3位は「スノーフレイクホワイトパールマイカ」
+3万3000円の有償色ですが、白(パール)系の根強い人気を証明しています。
マツダCX-30のカラーバリエーションを全紹介!
ソウルレッドクリスタルメタリック
CX-30で人気第1位のボディカラーとなったソウルレッドクリスタルメタリック。渋目のボディカラーが多いCX-30の中で、唯一鮮やかなレッドになります。+6万6000円の有償色と少々コストはかかりますが、艶やかさと奥深さに磨きがかかった上品なレッドは、CX-30の外観イメージにぴったりです。
ポリメタルグレーメタリック
ポリメタルグレーメタリックは落ち着きや上質感があるグレーに仕上がっています。自然光の下ではシックに見えますが、他にないカラーなので目立つのも特徴。プレミアム感のある大人のカラーが好評です。
スノーフレイクホワイトパールマイカ
スノーフレイクホワイトパールマイカは光の当たり加減によって少し黄みがかったホワイトになり、パール系カラー特有のキラキラ感も相まってさまざまな表情を楽しめるのが人気の秘訣。ブラックの樹脂モールとのコントラスト効果でスマートに見えるのも特徴的で、清潔感と高級感のあるこのホワイトは万人受けするカラーでしょう。+3万3000円の有償色になります。
ジェットブラックマイカ
ジェットブラックマイカは、しっかりした存在感がありながら、自己主張し過ぎないブラックです。CX-30に装備されているフェンダーアーチモールの樹脂と同系色になって、全体的に引き締まった印象に。クールでカッコよさを重視する男性におすすめのカラーです。
ディープクリスタルブルーマイカ
ディープクリスタルブルーマイカは、景色をきれいに映しこむことができるブルー系のカラーです。濃いネイビーに近い発色で、マイカ塗装ならではの妖しい輝きがあり落ち着いた雰囲気も感じられます。
チタニウムフラッシュマイカ
チタニウムフラッシュマイカは、ブラウン系ですが、光の当たり具体で色が微妙に変わるため地味ながら個性を発揮するカラーです。街中であまり見かけないマイナーカラーなので、目立ちたい人にはピッタリかもしれません。
ソニックシルバーメタリック
ソニックシルバーメタリックは、シルバー系の特徴である清潔感と都会的で洗練されたイメージが特徴的、CX-30のオシャレな内装ともマッチするカラーです。汚れが目立ちにくく使いやすさという点ではピカイチでしょう。
マシーングレープレミアムメタリック
マシーングレープレミアムメタリックは、ポリメタルグレーメタリックと同じくグレー系ですが、こちらはブラック寄りのグレー。ポリメタルグレーメタリックが個性的ないっぽう、マシーングレープレミアムメタリックは、王道のスタイリッシュな色に仕上がっています。+5万5000円の有償色になります。
カルモマガジン編集部おすすめのカラーは?
全8色用意されているCX-30のボディカラーの中から、編集部が「売るときに有利なカラー」「気取らないカラー」「クールなカラー」「個性的なカラー」という4つの視点でおすすめのボディカラーを選んでみました。
売るときに有利なカラー
「ソウルレッドクリスタルメタリック」です。CX-30、そしてマツダを代表するカラーとして、不動の人気があります。
気取らないカラー
「スノーフレイクホワイトパールマイカ」です。清潔感と高級感のあるホワイトは、万人受けし日常的に気軽に乗れます。
クールなカラー
「ジェットブラックマイカ」です。CX-30のボディを引き締めてカッコよさを演出してくれます。
個性的なカラー
ブラウン系の「チタニウムフラッシュマイカ」で、希少性のカラーはどこにいても存在感があります。
流麗なスタイルのマツダCX-30には個性的なカラーがよく似合う!
都市部に多い立体駐車場に対応した優れたパッケージングが魅力のCX-30。一般的には赤のボディカラーは人気がそれほど高くないのですが、CX-30をはじめとしたマツダ車ではその常識は通用しません。これだけ人気だと赤でも査定価格は高くなるでしょう。
その一方で、さすがに赤は派手だからという人も多いのではないでしょうか。落ち着いたディープクリスタルブルーマイカやチタニウムフラッシュマイカといったボディカラーを選びたいところですが、普通の購入では売却時の査定額を気にして手を出しづらいかもしれません。しかし、定額カルモくんのようなリースならば、ボディカラーによる売却額の差は関係ないので、自分の好きなボディカラーを選べるというメリットがあるのです。
※記事の内容は2020年6月時点の情報で制作しています。