今年2月にフルモデルチェンジを受けたばかりのホンダフィット。使い勝手の良さに加えて、走りや燃費も評価が高いコンパクトカーのベストセラーモデルです。
今回はそんなフィットのすべてのカラーバリエーションと、メーカー広報部に取材した最新人気カラーランキング、イメージ別のカルモマガジン編集部おすすめカラーをご紹介します。
ボディカラー選びはなぜ重要?
パールやツートーンカラーなど追加料金が必要な有償色の設定がある車種もありますが、新車を購入する際にボディカラーは基本色であれば価格は同じです。一方で手放すときはボディカラーによって下取りや買取りの査定額が変わることをご存じでしょうか? 中古車市場での人気が影響し、白(パール)、黒を基準にシルバーが少し安く、黄色や赤などの個性的な色はさらに安くなる傾向があります。
他人とかぶることを覚悟で人気色を選ぶか、下取りの不利を承知で個性的なカラーを選ぶのか。クルマを購入する際はしっかりと考えてボディカラーを選ぶことが大事です。今回はフルモデルチェンジしたばかりの国産コンパクトカーの定番モデルであるホンダフィットのボディカラーについて検証していきましょう。
ホンダフィットの人気カラーベスト3を発表!
カルモマガジン編集部がホンダ広報部に独自取材を行い、判明した新型フィットの最新人気ボディカラーベスト3を発表しましょう。このランキングはフィット(ガソリン車/ハイブリッド車)のカタログモデルの順位です。
豊富なボディカラーが設定されるコンパクトカーらしく、モノトーンがクロスター専用のサーフブルーを含むと全10色。そしてブラックルーフに加えて、“ネス”にはイエローピラーが特徴のツートーンカラー仕様も用意され、フィットには全25色という豊富なボディカラーが設定されているのが特徴です。
まずはガソリン車のベスト3の発表です。
人気第1位はやはり「プレミアムサンライトホワイト・パール」
このボディカラーは全グレードに設定されており、+5万5000円の有償色となりますが、フィットにおいても白(パール)の人気は不動のようです。このプレミアムサンライトホワイト・パールは立体感と滑らかな透明感が魅力です。
第2位は「ルナシルバー・メタリック」
フィットにはこのルナシルバー・メタリックとシャイニンググレー・メタリックという2色のシルバーが用意されていますが、ルナシルバー・メタリックは明るいシルバーとなります。
第3位は「プラチナホワイト・パール」
1位のプレミアムサンライトホワイト・パールに続いて、白(パール系)がランクインです。プラチナホワイト・パールは+3万3000円の有償色となっています。販売開始されたばかりのフィットは定番の人気色が売れているようです。
ハイブリッド車の人気カラーベスト3
ハイブリッド車は以下のようにガソリン車と順番は異なりますが、同じカラーがベスト3にランクインしています。
1位:プラチナホワイト・パール
2位:プレミアムサンライトホワイト・パール
3位:ルナシルバー・メタリック
ホンダフィットのカラーバリエーションを全紹介!
プレミアムサンライトホワイト・パール
フィットで人気第1位、フィットハイブリッドで第2位と、上位を占めたプレミアムサンライトホワイト・パール。パールの粒子がイエローっぽく、角度によってはブルーっぽく、立体感と滑らかな透明感で奥深い輝きをみせてくれます。+5万5000円の有償色になりますが、まさに「プレミアム」の名にふさわしい高級感のあるパールホワイトです。+10万4500円でブラックルーフ、+9万9000円でイエローピラーの2種類のツートーンカラーを用意しています。
ルナシルバー・メタリック
フィットで第2位、フィットハイブリッドで第3位だったルナシルバー・メタリック。ホワイト寄りのシルバーのような発色で、明るく上品なイメージに人気が集まります。さらに夜は一変し、ボディの表面に街灯の光が映り込み躍動感が生まれるのも特徴的です。+6万500円でブラックルーフ、+5万5000円でイエローピラーの2種類のツートーンカラーを用意しています。
プラチナホワイト・パール
フィットでは人気第3位、フィットハイブリッドでは堂々第1位となったプラチナホワイト・パール。定番カラーの安心感とパール入りの高級感が高い支持を誇っています。プレミアムサンライトホワイトパールよりも純粋なホワイトで爽快な色味。+3万3000円の有償色ですが、単なるホワイトとは一味違うオシャレな印象を与え、若い人にもおすすめです。+8万2500円でブラックルーフ、+7万7000円でイエローピラーの2種類のツートーンカラーを用意しています。
プレミアムクリスタルレッド・メタリック
プレミアムクリスタルレッド・メタリックは、鮮やかでエネルギッシュなレッドに、光が当たった時の妖艶さを兼ね備えた独特なオーラを放つカラーです。+5万5000円の有償色ですが、派手すぎずファミリーカーとしてもおすすめです。こちらも+10万4500円でブラックルーフのツートーンカラーが選べます。
シャイニンググレー・メタリック
シャイニンググレー・メタリックは、昼も夜も光の反射が美しく深みのある金属感がクールなグレーです。陰影がはっきりしているため大人で上品なイメージもあり、デートやドライブでカッコよく決めたい男性におすすめです。+6万500円でブラックルーフ、+5万5000円でイエローピラーの2種類のツートーンカラーを用意しています。
エアーライトブルー・メタリック
エアーライトブルー・メタリックは高級感とスポーティーさを兼ね備えた、オールマイティーなブルーメタリックで、意外と若い女性に好まれそうです。+6万500円でブラックルーフのツートーンカラーが選べます。
ミッドナイトブルービーム・メタリック
ミッドナイトブルービーム・メタリックは、昼間に発色するブルーから、夜は落ち着いたダークな色合いに一転しネイビーに近い色味になります。+3万3000円の有償色ですが、ブルーに深みを持たした高級感を堪能することができるカラーです。こちらも+8万2500円でシルバールーフのツートーンカラーが選べます。
クリスタルブラック・パール
クリスタルブラック・パールブラックは、近くで見るとパールの煌めきが美しく、遠目から見ると光を受けてウエットに輝くのが特徴。力強さを象徴するカラーで、フィットをパワフルに見せたい人にイチ押しです。+6万500円でブラックルーフ、+5万5000円でイエローピラーの2種類のツートーンカラーを用意しています。
プレミアムグラマラスブロンズ・パール
プレミアムグラマラスブロンズ・パールは、濃いパールブラウンで他のカラーでは出せない独特のオーラがあります。+3万3000円の有償色ですが、チョコレートのようなイメージのかわいい発色は、フィットにお似合いかもしれません。
サーフブルー
サーフブルーは、流行りの「北欧系」を彷彿させる、オシャレで爽やかブルーグレーが若い女性に人気があります。クロスターのイメージカラーにも採用され、アウトドアな雰囲気もある注目カラーです。クロスター専用のボディカラーで、+6万500円でブラックルーフのツートーンカラーも選べます。
カルモマガジン編集部おすすめのカラーは?
ツートーンカラーも含めると全25色が用意されているホンダフィット/フィットHVのボディカラーの中から、編集部が「売るときに有利なカラー」「気取らないカラー」「クールなカラー」「個性的なカラー」という4つの視点でおすすめのボディカラーを選んでみました。
売るときに有利なカラー
「プレミアムサンライトホワイト・パール」です。高級感のあるパールホワイトは不動の人気。ビジネスやファミリーカーどちらもニーズがあるため買取価格も安定しています。
気取らないカラー
「ルナシルバー・メタリック」です。ホワイト寄りのシルバーは、明るく上品なイメージがあり、誰からも好感を持たれるカラーでしょう。
クールなカラー
「シャイニンググレー・メタリック」です。洗練された金属感を放ちながら走るオシャレな車として注目されるでしょう。
個性的なカラー
「プレミアムグラマラスブロンズ・パール」でしょう。チョコレートのような甘い発色は目立ち度も高く、普通のカラーに飽きた人はぜひトライしてほしいカラーです。
ベストセラーのフィットだからこそ個性的なカラーを!
コンパクトカーのヒットモデルであるフィット。グレードによって設定されているボディカラーが異なるのが特徴です。これから街でよく見かけるようになるであろう車種だけに、ネスグレードにのみ設定されているイエローピラーのようなカラーは個性的で魅力ですが、普通の購入では売却時の査定額を気にして手を出しづらいかもしれません。しかし、定額カルモくんのようなリースならば、ボディカラーによる売却額の差は関係ないので、自分の好きなボディカラーを選べるというメリットがあるのです。
※記事の内容は2020年6月時点の情報で制作しています。