フィットベースのステーションワゴンとして登場したホンダシャトル。国産車では貴重な5ナンバーサイズで使い勝手の良さを誇ります。今回はそんなシャトルのすべてのカラーバリエーションと、メーカー広報部に取材した最新人気カラーランキング、イメージ別のカルモマガジン編集部おすすめカラーをご紹介します。
ボディカラー選びはなぜ重要?
パールやツートーンカラーなど追加料金が必要な有償色の設定がある車種もありますが、新車を購入する際にボディカラーは基本色であれば価格は同じです。一方で手放すときはボディカラーによって下取りや買取りの査定額が変わることをご存じでしょうか? 中古車市場での人気が影響し、白(パール)、黒を基準にシルバーが少し安く、黄色や赤などの個性的な色はさらに安くなる傾向があります。
他人とかぶることを覚悟で人気色を選ぶか、下取りの不利を承知で個性的なカラーを選ぶのか。クルマを購入する際はしっかりと考えてボディカラーを選ぶことが大事です。今回は貴重な存在となった5ナンバーサイズのステーションワゴン、ホンダシャトルのボディカラーについて検証していきましょう。
ホンダシャトルの人気カラーベスト3を発表!
カルモマガジン編集部がホンダ広報部に独自取材を行い、判明したシャトルの最新人気ボディカラーベスト3を発表しましょう。このランキングはシャトル(ガソリン車/ハイブリッド車)のカタログモデルの順位です。
長いモデルサイクルの中でボディカラーは変化し、現在シャトルは全8色のボディカラーが設定されています。そのうちブリティッシュグリーン・パールは、2019年5月に行われたマイナーチェンジで新色として追加されたカラーです。
人気第1位は「プラチナホワイト・パール」
このボディカラーは全グレードに設定されており、+3万3000円の有償色となりますが、シャトルにおいても白(パール)の人気は不動のようです。
第2位は「ミッドナイトブルービーム・メタリック」
こちらも+3万3000円の有償色ですが、精悍なダークブルーが上位にランクインするのは珍しいことです。
第3位は「ルナシルバー・メタリック」
シャトルはこのルナシルバー・メタリックとシャイニンググレー・メタリックという2色のシルバーが用意されていますが、ルナシルバー・メタリックは明るいシルバーとなっています。
ホンダシャトルのカラーバリエーションを全紹介!
プラチナホワイト・パール
シャトルで人気第1位のボディカラーとなったプラチナホワイト・パール。ホワイトにパールが含まれているため、光が差せばキラキラとして上品さが増すのが特徴。清潔感のある真っ白なイメージで、濃淡のはっきりした色合いがとても美しく、世代問わず人気のあるカラーです。+3万3000円の有償色になります。
ミッドナイトブルービーム・メタリック
シャトルを代表するカラーのミッドナイトブルービーム・メタリック。闇夜に閃光が走るようなイメージの精悍なダークブルーで、濃いネイビーといった感じ。昼間は角度によってブルーにも明るめのブラックにも見え、メタリック塗装により夜間は街灯の光が反射してとても妖しく輝くのが魅力的です。+3万3000円の有償色ですが、若年層から高齢層まで幅広く人気があります。
ルナシルバー・メタリック
ルナシルバー・メタリックは明るめの美しいハイライトを見せるシルバー系のカラーになります。夜に浮かぶ月のように、陰影のなかに輝きを放つダークなシルバーです。目立ちすぎずバランスのよい発色で、どこを走っても風景に溶け込むでしょう。またキズや汚れが目立たないため、ボディメンテナンスを最小限にしたい人にもおすすめです。
プレミアムベルベットパープル・パール
プレミアムベルベットパープル・パールは、その名の通りシルクと紫色のパープルが絶妙な色合いが輝くカラーです。+3万3000円の有償色ですが、光の加減によってパープルに見えたり、夜は深いバイオレットのように見えたりと表情の豊かさを楽しめます。洗練された色気もあり、遊び心を忘れない大人の女性がかっこよく乗りこなすのにピッタリです。
プレミアムクリスタルレッド・メタリック
プレミアムクリスタルレッド・メタリックは、クリアな輝きの中に深みのある特殊なイタリアンレッドで、シャトルにお似合いのカラーです。スポーティなイメージもありますが、街中を走っても品格を放つカラーのため違和感や目立ち過ぎる心配はないでしょう。+5万5000円の有償色となります。
シャイニンググレー・メタリック
シャイニンググレー・メタリックは、都会の洗練された輝かしいグレーが印象的なカラーです。メタリックカラーのグレーはボディラインを鮮明にする効果があり、シャトルを立体的に見せてくれるのがポイント。
クリスタルブラック・パール
クリスタルブラック・パールは、漆黒にパールがきらめくニュアンス豊かなブラック系になります。ブラックは迫力を持つボディカラーといわれていますが、シャトルくらいの大きさであれば、」ほどよく高級なイメージを感じさせてくれるでしょう。
ブリティッシュグリーン・パール
ブリティッシュグリーン・パールは、力強さと重厚感をもち深みのあるグリーン系で、2019年の5月にマイナーチェンジで追加された新しいカラーです。明るいグリーンと暗いグリーンの中間くらいの色加減で、いつまでも飽きがこない仕上がりになっています。
カルモマガジン編集部おすすめのカラーは?
全8色用意されているホンダシャトルのボディカラーの中から、編集部が「売るときに有利なカラー」「気取らないカラー」「クールなカラー」「個性的なカラー」という4つの視点でおすすめのボディカラーを選んでみました。
売るときに有利なカラー
「プラチナホワイト・パール」でしょう。清潔感のあるホワイトにパールの気取らない輝きは、いつまでも飽きることなく、どんなシーンにも溶け込めるので万人受けするカラーといえます。
気取らないカラー
「ルナシルバー・メタリック」目立ちすぎずバランスのよい発色と、メンテナンスが楽なことは、長く乗りたい人にピッタリです。
クールなカラー
やはり「プレミアムベルベットパープル・パール」でしょう。個性と品性を兼ね備えており、カッコよさ重視の人にふさわしいカラーでしょう。
個性的なカラー
おすすめしたいのは、新色のブリティッシュグリーン・パール。なかなか他にないグリーンの色味は、一度見たら忘れられないインパクトがあります。
街でよく見かけるシャトルだからこそ個性的なカラーを!
5ナンバーサイズのステーションワゴンとして安定した人気を誇るシャトル。ロングセラーモデルだけに、新色であるブリティッシュグリーン・パールやプレミアムクリスタルレッド・メタリックの鮮やかな色で個性をアピールしたいところです。普通の購入では売却時の査定額を気にして手を出しづらいかもしれません。しかし、定額カルモくんのようなリースならば、ボディカラーによる売却額の差は関係ないので、自分の好きなボディカラーを選べるというメリットがあるのです。
※記事の内容は2020年6月時点の情報で制作しています。