レオーネ、レガシィの伝統を受け継ぐスバルのステーションワゴンがレヴォーグです。走りの良さと高い利便性で、数少なくなった国産ステーションワゴンの中でも人気の一台です。今回はそんなスバルレヴォーグのすべてのカラーバリエーションと、メーカー広報部に取材した最新人気カラーランキング、イメージ別のカルモマガジン編集部おすすめカラーをご紹介します。

ボディカラー選びはなぜ重要？

パールやツートーンカラーなど追加料金が必要な有償色の設定がある車種もありますが、新車を購入する際にボディカラーは基本色であれば価格は同じです。一方で手放すときはボディカラーによって下取りや買取りの査定額が変わることをご存じでしょうか？ 中古車市場での人気が影響し、白（パール）、黒を基準にシルバーが少し安く、黄色や赤などの個性的な色はさらに安くなる傾向があります。

他人とかぶることを覚悟で人気色を選ぶか、下取りの不利を承知で個性的なカラーを選ぶのか。クルマを購入する際はしっかりと考えてボディカラーを選ぶことが大事です。今回は数少なくなった国産ステーションワゴンの人気モデル、スバルレヴォーグのボディカラーについて検証していきましょう。

スバルレヴォーグの人気カラーベスト3を発表！

カルモマガジン編集部がSUBARU広報部に独自取材を行い、判明したレヴォーグの最新人気ボディカラーベスト3を発表しましょう。このランキングはレヴォーグのカタログモデルに加えて、現在販売されている特別仕様車を含んだ順位です。グレードによって設定されているボディカラーが異なりますが、レヴォーグには、7色のボディカラーが設定されています。そのボディカラーのうち、WRブルーは特別仕様車からカタログモデルへと格上げされた1.6GTアイサイト Vスポーツの専用色となっています。

人気第1位は「マグネタイトグレー・メタリック」

このボディカラーは1.6GTアイサイトスマートエディションを除く全グレード設定されています。白（パール）を抑え　て、シルバー系が1番人気となるのは、スバルオーナーのこだわりが感じられます。

第2位は定番人気の「クリスタルホワイト・パール」

こちらは＋3万3000円の有償色ですが、やはり白はレヴォーグでも安定した人気を誇り第2位となりました。このクリスタルホワイト・パールは全モデルで設定されています。

第3位は「クリスタルブラック・シリカ」

この色も全グレードに設定されています。順位こそ変わりますが、白（パール）、黒、シルバーといった定番カラーが上位を占めました。

スバルレヴォーグのカラーバリエーションを全紹介！

マグネタイトグレー・メタリック

スバルレヴォーグで人気第1位のボディカラーとなったマグネタイトグレー・メタリック。少し青みのあるグレーで、スタイリッシュな大人の雰囲気があり、レヴォーグのボディに1番似合っている印象。さらにシルバーのパーツと合わせると、メリハリも効いてカッコイよく見えるところも人気が高い理由でしょう。1.6GTアイサイトスマートエディションを除く全グレード設定されています。

クリスタルホワイト・パール

クリスタルホワイト・パールは定番色のホワイトをベースにしてパールを塗装面に含ませています。光が複雑に屈折したり反射したりしながら真珠のように輝くその美しさは格別。＋3万3000円の有償色ですが、男女問わず幅広いユーザーから支持されています。

クリスタルブラック・シリカ

第3位は、クリスタルブラック・シリカ。クリスタルの名の通り、透明感が高くて光の当たり具合によって陰影感が際立つのが魅力的。レヴォーグ全色の中でも特に存在感があり、引き締まった精悍な印象で人気が高いカラーです。

アイスシルバー・メタリック

アイスシルバー・メタリックは、メタリックならではの金属感と明るめのシルバーで、爽やかな印象を与えてくれます。クリスタルホワイト・パールに淡いブルーが入り、雨や洗車後に濡れたボディの輝きは独特の美しさがあります。1.6GTアイサイトスマートエディションと1.6GTアイサイトVスポーツを除く全グレード設定されています。

ピュアレッド

ピュアレッドは、しっとりとした落ち着きのあるレッドで、決してケバケバしい感じはなくスタイリッシュに仕上がっています。ほどよく目立ち色気もあり、女性におすすめのカラーです。1.6GTアイサイトスマートエディションと1.6GTアイサイトVスポーツを除く全グレード設定されています。

ラピスブルー・パール

ラピスブルー・パールは、WRブルー・パールと同じブルー系ですが、こちらは深みのあるブルーになります。ほどよいツヤがボディラインを強調して、レヴォーグにスポーティーな印象を与えてくれます。1.6GTアイサイトVスポーツを除く全グレード設定されています。

WRブルー・パール

WRブルー・パールは、まさにスバル・モータースポーツの歴史がつまった象徴的なブルーです。明るいブルーは、今にも速く走り出しそうなイメージ。レヴォーグが一段とカッコよく見えるため「スバリスト」なら迷わずこのカラーを選ぶでしょう。1.6GTアイサイトVスポーツの専用色となっています。

カルモマガジン編集部おすすめのカラーは？

全7色用意されているスバルレヴォーグのボディカラーの中から、編集部が「売るときに有利なカラー」「気取らないカラー」「クールなカラー」「個性的なカラー」という4つの視点でおすすめのボディカラーを選んでみました。

売るときに有利なカラー

「クリスタルホワイト・パール」です。定番色のホワイトにパールの輝きがプラスされた美しさはレヴォーグでも幅広い人気があるため、売却時も安心です。

気取らないカラー

「アイスシルバー・メタリック」でしょう。メタリックが上品できれいな光を放ちながらも、目立ち過ぎないところに好感が持てます。

クールなカラー

「クリスタルブラック・シリカ」です。光の加減でクリスタルが見せてくれるさまざまな表情を楽しむことができます。

個性的なカラー

やはりWRブルー・パールです。スバル車を代表するライトブルーで、唯一無二の存在。ドライブで目立ちたい人は、ぜひ選んで欲しいカラーのひとつです。

ロングセラーのレヴォーグだからこそ個性的なカラーを！

ステーションワゴンの人気モデルであるレヴォーグ。グレードによって設定されているボディカラーが異なるのが特徴です。ロングセラーモデルなので、街でよく見かけます。

特別仕様車のみに設定されたWRブルー・パールなどは中古車となっても人気となりそうですが、ピュアレッドなどは普通の購入では売却時の査定額を気にして手を出しづらいかもしれません。しかし、定額カルモくんのようなリースならば、ボディカラーによる売却額の差は関係ないので、自分の好きなボディカラーを選べるというメリットがあるのです。

※記事の内容は2020年6月時点の情報で制作しています。