3列シートのガソリンモデルと2列シートのプラグインハイブリッドモデルを用意する三菱のミドルクラスSUVがアウトランダー/アウトランダーPHEVです。そんな三菱アウトランダー/アウトランダーPHEVのすべてのカラーバリエーションと、メーカー広報部に取材した最新人気カラーランキング、イメージ別のカルモマガジン編集部おすすめカラーをご紹介します。
ボディカラー選びはなぜ重要?
パールやツートーンカラーなど追加料金が必要な有償色の設定がある車種もありますが、新車を購入する際にボディカラーは基本色であれば価格は同じです。一方で手放すときはボディカラーによって下取りや買取りの査定額が変わることをご存じでしょうか? 中古車市場での人気が影響し、白(パール)、黒を基準にシルバーが少し安く、黄色や赤などの個性的な色はさらに安くなる傾向があります。
他人とかぶることを覚悟で人気色を選ぶか、下取りの不利を承知で個性的なカラーを選ぶのか。クルマを購入する際はしっかりと考えてボディカラーを選ぶことが大事です。今回は3列シートやプラグインハイブリッド(PHEV)も用意するSUV、三菱アウトランダー/アウトランダーPHEVのボディカラーについて検証していましょう。
三菱アウトランダー/アウトランダーPHEVの人気カラーベスト3を発表!
カルモマガジン編集部が三菱自動車広報部に独自取材を行い、判明したアウトランダー/アウトランダーPHEVの最新人気ボディカラーベスト3を発表しましょう。このランキングはアウトランダー/アウトランダーPHEVのカタログモデルに加えて、現在販売されている特別仕様車を含んだ順位です。共通の色もありますが、ガソリン車、PHEVそれぞれ専用色も用意され、全8色のボディカラーが設定されています。
人気第1位は定番人気の「ホワイトパール」
このボディカラーは全モデル設定されており、+3万3900円の有償色となります。アウトランダー/アウトランダーPHEVにおいても白(パール)の人気は不動のようです。
第2位は黒系。アウトランダーが「ブラックマイカ」、アウトランダーPHEVは「ルビーブラックパール」
2017年6月のマイナーチェンジの際に追加されたこの2色、共通しているのは黒ということです。白(パール)黒と定番色が続きます。
第3位はアウトランダーが「チタニウムグレーメタリック」、アウトランダーPHEVは「スターリングシルバーメタリック」
チタニウムグレーメタリックは濃い銀色、スターリングシルバーメタリックは明るい銀色をなります。
三菱アウトランダー/アウトランダーPHEVのカラーバリエーションを全紹介!
ホワイトパール
アウトランダーとアウトランダーPHEVともに人気第1位のボディカラーとなったホワイトパールです。キラめくパールが突き抜けるような明るいホワイトに仕上げているのが印象的で、アウトランダーの存在感をいっそう大きく見せてくれることも人気が高い理由でしょう。+3万3000円の有償色ですが、高級感とシンプルなデザイン性に優れたカラーです。ホワイトパール×ブラックマイカのツートーンカラーも限定車などに設定されています。
ブラックマイカ
アウトランダーの人気カラー第2位に輝いたブラックマイカです。漆黒のブラックはボディを引き締めて、カッコ良く見せてくれます。ホワイトと違ってボディを少し小さく見せるブラックですが、このカラーは存在感を発揮し、アウトランダーの魅了を存分に放ちます。
ルビーブラックパール
アウトランダーPHEVの第2位となったルビーブラックパールはPHEV専用色になります。光の加減でブラックにもパープルにも見える神秘的な発色が人気の秘訣。他にない深い色合いは多くのドライバーを魅了するでしょう。
チタニウムグレーメタリック
アウトランダーの第3位となったチタニウムグレーメタリックです。金属の塊のようなグレーカラーで、メカメカしいカッコよさが特徴。ダンディーな男性がピシッとスーツを着て乗って欲しい、渋い大人カラーです。
スターリングシルバーメタリック
アウトランダーPHEVの第3位となったスターリングシルバーメタリックです。金属感の強いシルバーに光沢感を増すメタリックがプラスされ、ボディの光沢に一層の磨きがかかっています。明る過ぎず暗過ぎない絶妙なバランスは、若々しいイメージもあり運転初心者でも気兼ねなく乗れるカラーです。スターリングシルバーメタリック×ブラックマイカのツートーンカラーも選べます。
クォーツブラウンメタリック
クォーツブラウンメタリックは、ブロンズとグレーが混じったような発色で、地味に見えて実は光の加減でゴールドにも見えるため、ゴージャスなイメージもあります。すべてのカラーの中で金属感が一番強く上質な雰囲気をまとっているため、まるで高級車に乗っているような気分も楽しめます。
レッドダイヤモンド
レッドダイヤモンドは、三菱自動車がパートナーとなるプロサッカーチーム「浦和レッドダイヤモンズ」を連想させるような強い輝きと深みを合わせもつ鮮やかなレッドカラーです。躍動感あふれるメタル系のレッドは、アウトランダーの都会的なイメージとマッチしています。+7万7000円の有償色でレッドダイヤモンド×ブラックマイカのツートーンカラーが選べます。
コズミックブルーマイカ
コズミックブルーマイカは、ガソリン車専用色で明るめブルーの希少色。街中でも目立ちそうですが、森林の中で走ると爽やかに映えて、アウトドアに似合いそうです。なかなか選ぶ勇気がない人もいるかもしれませんが、一度乗ると青の美しさの虜になってしまう人もいるようです。
カルモマガジン編集部おすすめのカラーは?
全8色用意されているアウトランダー/アウトランダーPHEVのボディカラーの中から、編集部が「売るときに有利なカラー」「気取らないカラー」「クールなカラー」「個性的なカラー」という4つの視点でおすすめのボディカラーを選んでみました。
売るときに有利なカラー
「ホワイトパール」です。アウトランダーの存在感も高めてくれるホワイトは、リセールも高く迷ったときはこの色を選んでおけば間違いないでしょう。
気取らないカラー
「ブラックマイカ」です。ホワイトと同様に定番色ですが、洗練されたブラックがボディを引き締めて出しゃばらず、スマートに乗りこなすことができます。
クールなカラー
「クォーツブラウンメタリック」です。単なるグレーではなく時にゴールドに輝くボディは高級車のようで、オシャレな気分で運転を楽しませてくれます。
個性的なカラー
やはり明るい青が印象的な「コズミックブルーマイカ」でしょう。希少価値が高いブルーは、乗る度にテンションを上げてくれるでしょう。
先進性が光るアウトランダーには個性的なカラーが似合う!
ミドルサイズSUVの中で先進性が魅力のアウトランダー/アウトランダーPHEV。モデルによって設定されているボディカラーが異なるのが特徴です。街でよく見かける車種だけに、レッドダイヤモンドやコズミックブルーマイカといった他のメーカーでは設定のないボディカラーは、普通の購入では売却時の査定額を気にして手を出しづらいかもしれません。しかし、定額カルモくんのようなリースならば、ボディカラーによる売却額の差は関係ないので、自分の好きなボディカラーを選べるというメリットがあるのです。
※記事の内容は2020年6月時点の情報で制作しています。