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【TAS2025】市販確実なアレもコレも!東京オートサロン2025で登場した注目のクルマたち

【TAS2025】市販確実なアレもコレも!東京オートサロン2025で登場した注目のクルマたち
【TAS2025】市販確実なアレもコレも!東京オートサロン2025で登場した注目のクルマたち

東京オートサロン2025が今年も千葉県の幕張メッセで2025年1月10〜12日に開催されました。3日間の来場者数は258,406人を数え、昨年の230,073人を超える盛況となりました。そんな東京オートサロン2025に登場した注目の車を萩原文博さんが紹介します。

今やメーカーも注力する新春恒例行事

今やメーカーも注力する新春恒例行事

北ホールの賑わい

クルマ好きにとっての初詣と言えるイベントが毎年、年始に開催される東京オートサロンです。2025年も1月10~12日の3日間、千葉県にある幕張メッセで開催されました。今回の注目は毎年、趣向をこらしたコンセプトでブースを展開しているTOYOTA GAZOO Racingが東ホール8から北ホールにブースの場所が変更されたこと。これによって導線が大きく変わり、北ホールはこれまで以上にド派手な雰囲気が漂いました。

今やメーカーも注力する新春恒例行事

東京オートサロンは元々アフターパーツメーカーが主役をイベントでしたが、近年では多くの国産、輸入車メーカーが出展。カスタムカーだけでなく新型車の発表の場としても使われています。今回も国産車メーカーではトヨタ、日産、ホンダ、マツダ、三菱、スズキ、ダイハツが、輸入車メーカーではBMW、ヒョンデ、BYDが出展。ヒョンデやBYDはこれから日本市場に導入予定のモデルを発表するなど力を入れた出展内容でした。

今やメーカーも注力する新春恒例行事

ここでは、国産、輸入車メーカーが出展した展示車の中から、カルモマガジンが注目したモデルをピックアップして紹介します。

GRヤリスエアロパッケージ(プロトタイプ)

GRヤリスエアロパッケージ(プロトタイプ)

TOYOTA GAZOO Racingのブースで注目したのは、GRヤリスエアロパッケージ(プロトタイプ)です。スポーツコンパクトとして人気の高いGRヤリス。モータースポーツやサーキット評価の現場で出た課題一つ一つに向き合い、プロドライバーとともに目標とする性能に一切の妥協を許さず開発し続けているGRヤリスの、エアロパーツを搭載したコンセプトモデルです。外観は走行シーンに合わせて角度が調整できる『可変式リヤウィング』等 計6点のパーツを搭載。空力性能・操縦安定性を追求するとともに、意匠面でも目を引く存在感を発揮しています

日産ノート オーラ「AUTECH SPORTS SPEC」

日産ノート オーラ「AUTECH SPORTS SPEC」

オーラAUTECH SPORTS SPECはヤマハ製のパフォーマンスダンパーを採用し、上質な乗り心地を追求

日産ノート オーラ「AUTECH SPORTS SPEC」

ワンガンブルーが設定された2025年モデルの北米仕様フェアレディZ

日産ブースは、ワンガンブルーを纏ったRZ34型フェアレディZやBEV化されたR32スカイラインGT-Rなどが展示されていましたが、2024年12月に発表され、2月に発売予定のノート オーラ「AUTECH SPORTS SPEC」をピックアップ。ノートオーラにはNSIMOも設定されていますが、AUTECH SPORTS SPECはヤマハ製のパフォーマンスダンパーを採用し、上質な乗り心地を追求しているのが特徴です。特別装備として外観の専用ルーフスポイラーをはじめ、専用サスペンション、パフォーマンスダンパー、専用チューニングコンピューター、専用車速感応式電動パワーステアリング、そしてミシュラン eプライマシー、205/50R17というタイヤを装着。小さな高級車として人気のノートオーラをさらにグレードアップしています。

ホンダPRELUDE プロトタイプ

ホンダPRELUDE プロトタイプ

PRELUDEは2025年秋に発売予定!

ホンダPRELUDE プロトタイプ

黒で統一したインテリアが特徴の「CIVIC TYPE R RACING BLACK Package」

シビックタイプR RACING BLACK PackageやMUGEN CIVIC TYPE RなどシビックタイプRの展示車が目立ったホンダブース。そのホンダブースでひときわ目を引いたのが、PRELUDE プロトタイプです。2023年10月のジャパンモビリティショーで世界初公開された「PRELUDE Concept」をベースに、スポーティーさに磨きをかけるエアロパーツを装着したカスタマイズモデルです。スポーティーな制御機能をもつハイブリッドシステムを搭載したPRELUDE プロトタイプは、カーボンニュートラルの時代においても、また自動運転技術が普及していく過程においてもホンダに脈々と受け継がれる“操る喜び”を追求し続け、継承していくモデルと言えるでしょう。PRELUDEは、2025年秋に発売予定となっています。

MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER 12R

MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER 12R

200台限定で市販予定のMAZDA SPIRIT RACING ROADSTER 12Rは2.0Lエンジンを搭載

マツダブースで目立ったのがマツダのアイコンと言えるロードスターです。ステージ上には、マツダの新しい時代のモータースポーツのサブブランドである「MAZDA SPIRIT RACING」が手掛ける200台限定で市販予定のスペシャルモデル、「MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER 12R」を展示。スーパー耐久レース活動で鍛えた技術、パワートレインや車体の進化を反映し、内外装のアピアランス向上と合わせて「速さ」と「質感」に拘ったモデルです。ソフトトップモデルに2.0Lエンジンを搭載し、街中からサーキットでのスポーツ走行まで楽しく走れるクルマを目指し開発されました。搭載されているエンジンは吸排気特性のチューニングを加えて、専用のカムシャフト、シリンダーヘッド、ピストン、エキゾーストマニホールドを採用。最高出力200psを実現しています。インテリアでは、日常での乗降性とサーキット走行時のホールド性の両立を目指し専用設計したフルバケットシートを装備するなど、よりリアルに人馬一体を味わうことができるモデルに仕立てられています。

三菱アウトランダーPHEV NIGHT SEEKER CONCEPT

三菱アウトランダーPHEV NIGHT SEEKER CONCEPT

コナミの「METAL GEAR SOLID」シリーズからインスパイアされたNIGHT SEEKER CONCEPT

タフなフィールドを意識したブースが特徴だった三菱。ピックアップトラックのトライトンのコンテストを行うなど、ほかのブースとは異なる雰囲気でした。この三菱ブースで注目したのは、2024年に大幅改良を行い、走行性能やインテリアの質感を向上させたアウトランダーPHEVをベースとしたカスタマイズカーの NIGHT SEEKER CONCEPTです。SUVとして走行性や機動性に優れたアウトランダーPHEVをベースにコナミの「METAL GEAR SOLID」シリーズからインスパイアされたデザインのエアロパーツやアイテムを装着したモデルです。苛酷な道でも確実にゴールまで到達できるクルマ作りを目指す三菱の理念と本格派潜入ミッションを繰り広げられる「METAL GEAR SOLID」シリーズとの親和性を通じて本物感を求める世代に対してアピールするモデルです。

スズキフロンクス SEA BASS NIGHT GAME(参考出品車)

スズキフロンクス SEA BASS NIGHT GAME(参考出品車)

都会の夜釣りをテーマにしたフロンクスの「SEA BASS NIGHT GAME」

スズキフロンクス SEA BASS NIGHT GAME(参考出品車)

マイナーチェンジで押し出し感が強まったソリオバンディッドも展示

マイナーチェンジで、フロントマスクのデザインが変更されたハイトワゴンのソリオバンディッドなどの市販車を展示しているスズキブース。

その中で注目したのは、コンパクトSUVのフロンクスをベースとしたカスタマイズカーの 「SEA BASS NIGHT GAME」です。都会の夜釣りをテーマに、アウトドアとアーバンなイメージを両立し、スタイリッシュでかっこいい印象を表現したフロンクスのコンセプトモデルで、SUVのアクティブさと流麗なクーペスタイルを強調するカスタマイズが特徴です。

スバルBRZ特別仕様車「STI Sport PURPLE EDITION」

スバルBRZ特別仕様車「STI Sport PURPLE EDITION」

200台限定、2025年1月10日~1月26日の期間中に全国のSUBARU販売店で抽選エントリーとなるBRZ特別仕様車「STI Sport PURPLE EDITION」

スバルBRZ特別仕様車「STI Sport PURPLE EDITION」

STIによってチューンアップされたS210も注目の一台

2025年シーズンのSUPER GTの参戦発表やハイパフォーマンスモデルである「S210」のコンセプトカーが発表されるなど話題が多いスバルブース。注目したのは2ドアクーペ、BRZの特別仕様車「STI Sport PURPLE EDITION」です。特別仕様車「STI Sport PURPLE EDITION」は、走りに磨きを掛けた「STI Sport」をベースに、外観ではその名前のとおりボディーカラーに「ギャラクシーパープル・パール」を採用。ハイラスター塗装を施した18インチアルミホイールに加え、BRZリアオーナメントやドアミラーをブラックカラーでコーディネートすることで、アグレッシブなスタイルとしました。インテリアは、シルバー/グレーのアクセントをシートやシフト周りに施し、上質さを際立たせたデザインに仕上げられています。なお特別仕様車「STI Sport PURPLE EDITION」は200台限定で販売され、2025年1月10日~1月26日の期間中に全国のSUBARU販売店で抽選エントリーを受け付けています。

ダイハツ ミライースGRコンセプト

ダイハツ ミライースGRコンセプト

660ccターボエンジン+5速MTの「ミライースGRコンセプト」

軽自動車を中心とした展示が特徴のダイハツブース。ピックアップしたのは、軽自動車のスタンダードモデルであるミライースをベースとしたカスタマイズカー、「ミライースGRコンセプト」。エコカーのイメージが強いミライースをベースに、パワートレインは660ccターボエンジン+5速MTに変更。外観では専用のフロント&リアバンパーそしてインテリアではスポーツシートを標準装備するなど、モータースポーツのすそ野を広げ、走る楽しさをみんなのものにするためのエントリースポーツとなっています。

VW ゴルフR/ゴルフヴァリアントR

VW ゴルフR/ゴルフヴァリアントR

VW ゴルフR/ゴルフヴァリアントR

1月下旬から販売開始予定の新型「ゴルフR」とワゴンモデルの「ゴルフRヴァリアント」

輸入車ブランドではフォルクスワーゲンが、中核モデルであるゴルフのマイナーチェンジを発表するとともに、1月下旬から販売開始予定の最上級グレードの新型「ゴルフR」とワゴンモデルの「ゴルフRヴァリアント」出展。新型ゴルフR、ゴルフRヴァリアントは、第8世代ゴルフをベースとして、内外装のアップデートに加えて、出力向上したエンジンと高度な電子制御シャシーを採用し、クラスの常識を超えた性能を提供します。新デザインのLEDヘッドライト、イルミネーション付きVWエンブレム、リアコンビネーションランプ、そして新形状のバンパーやベンチレーショングリルが、よりシャープでスポーティーな印象を強めています。

ヒョンデインスター

ヒョンデインスター

オールマイティ・スモール EVの「INSTER」

韓国のブランドヒョンデは、日本市場に4モデル目として投入する新型車「INSTER」を出展。「INSTER」はユーザーの毎日の生活に寄り添う、「自由をたのしみ、ゆとりをたのしむオールマイティ・スモール EV」。多彩なシートアレンジを可能とした広く快適な室内スペースや、長い航続性能を実現した革新的なモデルです。軽自動車と同じ乗車定員を 4 名のスモール EV ですが、42kWh または 49kWh の大容量駆動用バッテリーと高出力モーターを採用し、長い航続走行距離を可能としています。車両本体価格はカジュアルの284万9000円~ラウンジの357万5000円。補助金を利用すると200万円台前半から購入することができます。

BYDシーライオン

BYDシーライオン

シールのSUVモデル「SEALION 7」

中国のBEVブランドであるBYDは、日本市場導入モデルとして 4 番目となるBEVの「BYD SEALION 7(ビーワイディー シーライオン 7)」の国内導入そして2025年春頃の発売を発表しました。シーライオン7はフラッグシップモデルであるシールのSUVモデルです。最新のインテリアデザインの採用をはじめ、前後にモーターを搭載し4輪駆動によって高い走行性能を発揮。またBYDの特徴であるリン酸鉄リチウムバッテリーを搭載し、長い航続走行距離も特徴となっています。

※記事の内容は2025年1月時点の情報で制作しています。

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