大型高級ミニバンの代表として高い人気を誇るトヨタアルファード。大きなボディと豪華なインテリアで、いまや日本の高級車を代表する一台になっています。そんなアルファードのすべてのカラーバリエーションと、メーカー広報部に取材した最新人気カラーランキング、イメージ別のカルモマガジン編集部おすすめカラーをご紹介します。
ボディカラー選びはなぜ重要?
パールやツートンカラーなど追加料金が必要な有償色の設定がある車種もありますが、新車を購入する際にボディカラーは基本色であれば価格は同じです。一方で手放すときはボディカラーによって下取りや買取りの査定額が変わることをご存じでしょうか? 中古車市場での人気が影響し、白(パール)、黒を基準にシルバーが少し安く、黄色や赤などの個性的な色はさらに安くなる傾向があります。他人とかぶることを覚悟で人気色を選ぶか、下取りの不利を承知で個性的なカラーを選ぶのか。クルマを購入する際はしっかりと考えてボディカラーを選ぶことが大事です。今回は高級大型ミニバンとして圧倒的な人気を誇る、トヨタアルファードボディカラーについて検証していましょう。
トヨタアルファードの人気カラーベスト3を発表!
カルモマガジン編集部がトヨタ広報部に独自取材を行い、判明したアルファードの最新人気ボディカラーベスト3を発表しましょう。このランキングはアルファード(ガソリン車/ハイブリッド車)のカタログモデルに加えて、現在販売されている特別仕様車を含んだ順位となっています。新時代の高級車として、開発されたアルファードは7色のボディカラーが設定されています。そのボディカラーのうちグラファイトメタリック、スティールブロンドメタリック、ダークレッドマイカメタリックの3色は2017年12月に行われたマイナーチェンジの際に追加されました。また、アルファードは標準車とエアロタイプの2モデル体系がありますが、一部のボディカラーは一方のタイプにのみ設定されているのが特徴です。
第1位はやはり「ホワイトパールクリスタルシャイン」
このボディカラーは全グレードに設定されており、+3万3000円の有償色となりますが、アルファードにおいても白(パール)の人気は絶対的と言えます。
第2位も納得の「ブラック」
個人ユースでもエアロパーツを装着すると、よりスタイリッシュなモデルに変貌を遂げるカラーですが、タクシーやハイヤーなど法人仕様として使われることが多いことがやはり影響しているのでしょう、定番色のブラックが上位となりました。
第3位も白系の「ラグジュアリーホワイトパールクリスタルシャインガラスフレーク」
アルファードは白(パール)系のボディカラーは2色用意されているのですが、第1位のホワイトパールクリスタルシャインに加えて、ラグジュアリーホワイトパールクリスタルシャインガラスフレークが3位にランクイン。こちらも+3万3000円の有償色となっていますが、アルファードにおける白(パール)の人気は圧倒的のようです。
アルファードのカラーバリエーションを全紹介!
ホワイトパールクリスタルシャイン
アルファードは白(パール)系のボディカラー2色用意されていますが、このホワイトパールクリスタルシャインが人気ナンバー1カラーです。+3万3000円の有償色ですが、全モデルで選ぶことができることもあり、人気の高さがうかがえます。
ブラック
アルファードの人気ボディカラー2位に輝いたブラックです。圧倒的な存在感、そして上質感を演出するボディカラーゆえに、個人にも法人ユースとしても安定した人気を誇っているのでしょう。
ラグジュアリーホワイトパールクリスタルシャインガラスフレーク
人気ボディカラーの第3位となったラグジュアリーホワイトパールクリスタルシャインガラスフレークです。白(パール)系のボディカラーが2色揃って上位にランクインしており、人気車アルファードは定番のボディカラーを選ぶユーザーが多いことを示しています。
スパークリングブラックパールクリスタルシャイン
スパークリングブラックパールクリスタルシャインは、エアロ系のモデルにのみ設定されている+3万3000円の有償色です。通常の黒より艶があり、輝きを放つボディカラーとなっています。
スティールブロンドメタリック
2017年12月に行われたマイナーチェンジの際に追加されたボディカラーの一つが、このスティールブロンドメタリックです。標準タイプにのみ設定されているボディカラーです。
ダークレッドマイカメタリック
ダークレッドマイカは2017年12月のマイナーチェンジで追加された新色です。エアロタイプの専用色で、深みのある赤が特徴となっています。
グラファイトメタリック
グラファイトメタリックも2017年12月に行われたマイナーチェンジで追加されたボディカラーです。数少ない標準色ですべてのグレードで選べるのが特徴です。
カルモマガジン編集部おすすめのカラーは?
全7色用意されているアルファードのボディカラーの中から、編集部が「売るときに有利なカラー」「気取らないカラー」「クールなカラー」「個性的なカラー」という4つの視点でおすすめのボディカラーを選んでみました。
売るときに有利なカラー
一般的な人気色である白(パール)、黒、シルバーは売却時に有利なことが多いのが通例です。アルファードでも人気のボディカラーナンバー1となった「ホワイトパールクリスタルシャイン」をはじめ、「ブラック」「ラグジュアリーホワイトパールクリスタルシャインガラスフレーク」といった上位3色は外せません。
気取らないカラー
全モデルで選ぶことのできる「グラファイトメタリック」です。落ち着いた雰囲気の漂う濃いシルバーとなっています。そして、エアロモデルの「スパークリングブラックパールクリスタルシャイン」も気取らないカラーと言えるでしょう。
クールなカラー
「スティールブロンドメタリック」を挙げたいです。こちらは標準モデルにしか設定されていませんが、コンサバな明るいシルバーながら法人仕様には見えない雰囲気が漂います。
個性的なカラー
エアロ系モデルのみに設定されている「ダークレッドマイカメタリック」でしょう。アルファードほど大きなサイズのミニバンで赤のボディカラーは選びづらいかもしれませんが、海外では非常に人気が高く、存在感は抜群です。
高級ミニバンのアルファードだからこそ、個性的なカラーを
大型高級ミニバンのベストセラーであるアルファード。モデル体系によって設定されているボディカラーが異なるのが特徴です。街でよく見かける車種だけに、「ダークレッドマイカメタリック」や「グラファイトメタリック」はほかの人との差別化を図るのにピッタリです。しかしこういった個性的な色は、普通の購入では売却時の査定額を気にして手を出しづらいかもしれません。しかし、定額カルモくんのようなリースならば、ボディカラーによる売却額の差は関係なく自分の好きなボディカラーを選べるメリットがあるのです。
※記事の内容は2020年4月時点の情報で制作しています。