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車検のポイントを紹介!費用を安く抑えて車検に通るための12の心得

車検のポイントを紹介!費用を安く抑えて車検に通るための12の心得
車検のポイントを紹介!費用を安く抑えて車検に通るための12の心得

車検は手間と費用がかかるため、安くスムーズに済ませたいものです。しかし、事前の確認や点検を怠ると、車検に通るのが難しくなります。そこで、車検に通るためのポイントと費用を安く抑えるポイントをご紹介します。
また、車検費用が家計の負担となり悩んでいる方に向けて、新しい車の利用方法として人気のカーリースについてもお伝えします。

車検に通るための8つのポイント

車検に通るための8つのポイント

まず、車検を受ける際に覚えておきたい基礎知識として、8つのポイントをご紹介します。
車検を含む自動車検査は、「道路運送車両法」という法律ですべての車を対象に義務づけられています。そのため、「車検を通さなくてもいい方法」というものはありません。必ず受けなければならない車検を、トラブルなくスムーズに通せるように基本的な知識を身につけておきましょう。

ポイント1. 車検と法定点検は両方必要

車検とは、「自動車検査登録制度」の略称で、車が道路運送車両法で定める保安基準を満たしているか確認するものです。一方、法定点検とは車が故障したり、事故を起こしたりしないように、予防的に点検・整備を行っておくものです。
車検と法定点検は、いずれも道路運送車両法で義務づけられています。車検に通れば法定点検をしなくてもいい、あるいは法定点検をすれば車検をしなくてもいいということではありません。車検と法定点検は、両方とも必要です。

ポイント2. 一般乗用車の車検は初回3年目、2回目以降は2年ごと

車検は車種によって、受ける時期が定められています。軽自動車・自家用乗用自動車の場合は、新車購入から3年目、2回目以降は2年ごとと定められています。そのあいだの期間が、車検証の有効期間となります。また、車検を受けられるのは有効期間満了日の30日前からと決まっているため、指定の期間中に忘れず車検に通るようにしましょう。

ポイント3. 車検にかかる時間の目安は1時間~3日

車検にかかる時間は、車検を依頼する業者や時期によって異なります。車検と法定点検をいっしょに行わない場合は、最短1時間程度で終わりますが、タイミングによっては時間がかかる場合もあります。一般的には2~3日が目安となります。余裕をもって予約しましょう。

ポイント4. どこで車検を受けても法定費用は変わらない

車検にかかる費用は、「法定費用」と「車検基本料」に分けられます。
法定費用は、法律によって車種ごとに定められた費用であるため、どの業者に依頼しても金額は変わりません。法定費用の内訳は、自賠責保険料・自動車重量税・印紙代の3種類です。
一方、車検基本料については、車検を依頼する業者によってかかる費用が異なります。劣化した部品やオイルの交換などといった点検・整備費用や、納車や車内清掃などの手数料などが含まれます。
そのため、車検を安く済ませるには、どこでも変わらない法定費用以外の車検基本料などを抑えるようにしましょう。

ポイント5. 車検には車検証や自賠責保険証、納税証明書、印鑑が必要

ポイント5. 車検には車検証や自賠責保険証、納税証明書、印鑑が必要

車検証や自賠責保険証は、それぞれ道路運送車両法・自動車損害賠償保障法によって車内に置いておくことが義務づけられています。車検の際にも、車検証や自賠責保険証は必要となるため、車に積んであるか今一度確認しておきましょう。
また、車検に出す際には、通常は自宅に保管している自動車税(種別割)の納税証明書や印鑑も必要となります。併せて用意しておきましょう。

ポイント6. 車検で点検・整備されるのは20項目

車検で点検・整備される項目は、20項目あります。その中でも特に注意が必要な点検・検査の項目を4つご紹介します。検査項目を把握して普段から点検・整備しておかないと、再検査になるリスクがあるため、事前によく確認しておきましょう。

・同一性の確認
同一性の確認では、車検証に記載されている情報と車検を依頼された車が同じものであるかをチェックします。

・外回り検査
外回り検査では、車の外観を点検・検査するもので、運転手の操作どおりに車が機能するかを確認します。

・下回り検査
下回り検査では、車体の下部の劣化や部品の緩みがないか、正常に機能しているかを確認します。

・ブレーキ検査
ブレーキ検査では、ブレーキとサイドブレーキが正常に作動するかを確認します。ブレーキを踏んだときにしっかりと利くのかがポイントとなります。

ポイント7. 車検に通るためには事前の確認・準備が必要

車検に一度で通らなかった場合は、再度車検を受ける必要があります。車検に通っていない車に乗ることは法律違反となるため、通るまで車検を受け続けなければなりません。再度車検を受けるとなると、手間も時間もお金も必要となるため、車検に出す前に十分に準備しておくことが大切です。

車検に通らない原因としては、提出書類の不備、違反金の未払い、整備不良などが挙げられます。いずれも事前の確認や準備で防ぐことができるので、普段から注意しておきましょう。

ポイント8. 車検切れや車検シールの未貼付には罰則が科される

車検証の有効期間中に車検を受けることや、車検に通っていることを証明する車検シール(検査標章)の貼付は、道路運送車両法によって義務づけられています。もし、車検切れの車や車検シールを貼っていない車で公道を走った場合は、処罰の対象となります。
車検切れの場合は、6ヵ月以下の懲役または30万円以下の罰金が科せられます。また、交通違反にもなるため、違反点数6点に加えて、30日間の免許停止となります。
また、車検シールが未貼付の場合は、50万円以下の罰金が科せられます。

車検を安くするための4つのポイント

車検を安くするための4つのポイント

車検費用のうち、法定費用はどこで車検を受けても変わらないことはお伝えしました。そのため、ここでは車検基本料を抑えるための工夫やコツをご紹介します。基礎知識を踏まえた上で、不必要な出費を抑えましょう。

ポイント9. 車検業者の相見積もりを取って比較する

車検を依頼する業者によっては、不要な点検や整備が見積もりに含まれていることがあります。悪質な業者でなくても、安全性を上げるために、早めに部品を交換したり、必要な整備項目を追加したりすることがあり、その分料金は高くなってしまいます。
車検費用を安くするためには、複数の業者で相見積もりを取って比較し、省いてもいい点検や整備、部品の交換などがないかを確認しましょう。

ポイント10. 自分で車検を行う

車検業者に依頼せずに、自分で車検を行うことで、車検基本料を抑える方法もあります。自分で行う車検は「ユーザー車検」と呼ばれ、全国の運輸支局で受けることができます。通常の車検基本料は、車検業者に点検・整備を頼む代行料なので、自分で車検を行えば車検基本料はゼロとなります。
ただし、自分で車検を行うには専門知識が必要となるため、車の点検・整備の知識に乏しい場合にはおすすめできません。

ポイント11. 安くて安全なリビルド品を活用する

車検で部品交換が必要な際は、新品ではなく「リビルド品」を使用するのがおすすめです。リビルド品とは、廃車から取り出した部品を、一度分解して清掃し、再度組み立てた部品のことで、機能的には新品と変わりません。
中古品では、使用済みの部品をそのまま再利用するため、安全性が下がります。一方で、純正や新品の部品では高額になります。リビルド品を活用すれば、費用を安く抑えて安全な部品に交換することができます。

ポイント12. 車検基本料だけでなく、特典やサービスもチェックする

ここまでご説明してきたように、車検基本料は依頼する業者によって異なります。一般的にはディーラーでの車検料金が最も高く、その一方でガソリンスタンドやカー用品販売店の車検サービスは安く車検が受けられる傾向にあります。

ディーラーの車検では、点検が丁寧だったり、純正品で部品交換が行われたりするため、費用も高くなりますが質の高いサービスと安心感が魅力です。ガソリンスタンドやカー用品販売店の車検サービスは低価格ですが、業者や店舗によって点検・整備の技術にバラつきがあるため、優良な業者をよく選ばなければなりません。

いろいろ迷ってしまうかもしれませんが、車検基本料だけでなく、特典やサービスも含めて車検業者を選ぶというのもおすすめです。日頃からよく利用しているガソリンスタンドやカー用品販売店があれば、車検に際しても特典や割引サービスをつけてくれる場合があります。そうした業者に依頼すれば、お得感と安心を得ることもできるでしょう。

こちらも併せてご覧ください。

車検費用を安く抑えるポイントは?知っておきたい車検選びの注意点

※上記の記事では、車検の費用を安く抑えるポイントについて、詳しくご紹介しています。

車検を安くスムーズに行うならカーリースがおすすめ!

車検を安くスムーズに行うならカーリースがおすすめ!

車検を通るには、さまざまな専門知識や注意が必要になります。車検の手間や費用も心配ですが、安全性も気になるという方も多いでしょう。もっと安くスムーズに車検を通らないのか?と悩んでしまう場合は、カーリースを検討してみるのもおすすめです。

カーリースは、契約期間を決めて車を借りるサービスで、近年は家庭向けのプランも増加しています。月々の定額制で、車検やメンテナンスの費用が込みになっているプランが主流です。車検のときにまとめて費用を請求されることがないため、計画的に家計をやり繰りできます。

カーリースの中でも人気のある「おトクにマイカー 定額カルモくん」では、車検や消耗品の交換などのメンテナンス費用を定額にできるメンテナンスプランがあります。どのようなプランなのか、以下にご紹介します。

車検費用も月額料金に含めることができる

「定額カルモくん」では、車検で必要となる法定費用(自動車重量税・自賠責保険)が月額料金に含まれています。また、メンテナンスプランを追加することで、車検や消耗品の交換などのメンテナンス費用も月額料金に入れることができます。毎月定額を支払うだけなので手間が省け、家計を計画的に管理することができます。

車検に手間や費用をかけなくて済む

「定額カルモくん」では、全国30,000店を超える提携業者で車検を受けられます。複数の業者を比較することでかかる費用や手間が少なくて済み、スムーズに車検を受けることができます。

また、車選びから契約まですべてをネット上で完結することができるほか、車検についてはもちろん車選びや契約プランについてもネットや電話で相談することもできます。忙しくてなかなか新車を見に行けない、カーリースを検討しているが相談に行けないという方にもおすすめです。

よくある質問

Q1:車検って本当に必要?車検切れで車に乗ったらどうなるの?

A:車検と法定点検は、道路運送車両法で義務づけられていて両方とも必要です。車検は保安基準を満たしているか確認するもの、法定点検は事故や故障がないように点検・整備を行うものです。もし、車検切れの車や車検シールを貼っていない車で公道を走った場合は処罰の対象となるので、必ず受けるようにしてください。

Q2:車検はいつ受ければいいの?

A:車検は車種によって時期が決められています。一般乗用車の場合は新車の購入から3年目、2回目以降は2年ごとになります。その時期が迫ってきたら、車検証の有効期限の30日前から車検を受けられます。ただし、依頼する業者によって車検にかかる時間や日数が異なります。車検にかかる時間の目安は1時間~3日ですが、一般的には2~3日です。余裕をもって予約しましょう。

Q3:車検の費用を抑えるにはどうしたらいいの?

A:車検の法定費用はどの業者に依頼しても同額です。しかし、車検基本料は業者によって異なるので、安く抑えることができます。不要な点検・整備を省き、リビルド品を利用すれば、費用を安く抑えることができます。また、新車の購入ではなく、カーリースを利用するのもおすすめです。車検費用が月額料金に含まれるため出費を一定に保つことができます。

正しい知識を身につけて車検に臨もう!

車検を受ける前に知っておきたい12のポイントをご紹介しました。車検の費用はできるだけ安く抑えたいものですが、故障や事故が起これば、車検費用以上に高額な支払いが必要になることもあります。安くスムーズに車検を受けられるよう、十分に余裕をもって準備するといいでしょう。

※記事の内容は2020年3月時点の情報で制作しています。

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