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インプレッサスポーツの安全性能を徹底解説!アイサイトの内容は?(2011年~2022年モデル)

インプレッサスポーツの安全性能を徹底解説!アイサイトの内容は?
インプレッサスポーツの安全性能を徹底解説!アイサイトの内容は?

出典:スバル「インプレッサ SPORT」ギャラリー

衝突被害軽減ブレーキやペダル踏み間違い時急発進抑制装置などの先進安全技術はここ数年でずいぶんと普及してきましたが、それでも車種によって充実度には大きな差があります。

同じ車種内でもグレードによって搭載される機能が異なる場合もあるので、車選びの際にはどのような安全性能が搭載されているのかを確認しておくといいでしょう。
ここでは、スバル「インプレッサスポーツ」の安全性能について紹介します。

この記事のPOINT

  • 全車に「アイサイト コアテクノロジー」を標準装備
  • オプションで「アイサイトセイフティプラス」の追加も可能
  • インプレッサスポーツは全車が「サポカーSワイド」ではない

インプレッサスポーツの安全性能の特徴

現行型インプレッサスポーツでは、徹底した高剛性化と低重心化を図った新プラットフォーム「スバルグローバルプラットフォーム」の採用により、操縦安定性と操舵応答性が飛躍的に向上しました。これにより優れた危険回避性能が備わっているほか、車体の強度アップやフレームワークの最適化などにより効率的に衝撃を吸収するボディ構造を実現し、衝突安全性能も進化させています。

また、スバルの運転支援システム「アイサイト」のうち、衝突被害軽減ブレーキを含む「アイサイト コアテクノロジー」が全車に標準装備されている点も評価できるポイントといえるでしょう。

インプレッサスポーツに搭載される先進安全機能の内容

ここからは、インプレッサスポーツに全車標準装備される「アイサイト コアテクノロジー」にはどんな機能が含まれているのか見ていきましょう。

プリクラッシュブレーキ

プリクラッシュブレーキ出典:スバル「インプレッサ SPORT」予防安全

衝突被害軽減ブレーキによって、衝突回避や衝突被害軽減に貢献する機能です。システムが衝突の危険を察知するとまずは警告を発してドライバーに注意喚起します。ドライバーが回避操作を行わない場合は自動でブレーキ制御を行い、衝突の回避・被害軽減に貢献します。

前方車両との速度差が約50km/h以下、歩行者の場合は約35km/h以下の場合なら衝突回避・被害軽減が可能です。ドライバーが回避操作をとった場合にはブレーキアシストを作動させて最大限のブレーキ力を発生させます。

車両に加えて、昼間の歩行者、自転車の検知が可能です。

AT誤発進抑制制御&AT誤後進抑制制御

AT誤発進抑制制御&AT誤後進抑制制御出典:スバル「インプレッサ SPORT」予防安全

出庫の際などに、シフト操作ミスやペダルの踏み間違いによる急加速や急発進を防ぐ機能です。アクセルが必要以上に踏み込まれるなどシステムが誤発進と判断した場合、エンジンやシステム出力を自動制御して発進を緩やかにすることで衝突事故の回避・被害軽減をサポートします。

加えて、後退時の速度を制限できる「後退速度リミッター」も装備しています。

後退時ブレーキアシスト

後退時ブレーキアシスト出典:スバル「インプレッサ SPORT」予防安全

後退時に車体後部のソナーセンサーが障害物を検知し、障害物との距離に応じて表示と警報音を変化させてドライバーに障害物の接近を知らせます。衝突の危険があるとシステムが判断し、回避操作がない場合はブレーキを作動させて衝突の回避・被害軽減に貢献します。

車線逸脱抑制

約60km/h以上で走行中、システムが車線を認識します。車両が車線をはみ出す危険があるとシステムが判断するとステアリング操作を支援して車線逸脱を防止し、安全運転をサポートする機能です。

全車速追従機能付きクルーズコントロール

全車速追従機能付きクルーズコントロール出典:スバル「インプレッサ SPORT」予防安全

高速道路や自動車専用道路で、適切な車間距離を維持して先行車に追従走行したり、先行車がいない場合は事前に設定された速度内で定速走行を行ったりしてドライバーの運転負荷を減らし、快適で安全なドライブを提供するシステムです。

全車速追従式のため先行車が停止すると自動で減速・停止するので、ドライバーにストレスのかかる渋滞時の負担も減少します。再発進時はスイッチやアクセルペダルの操作で再び追従走行を開始します。

ツーリングアシスト

ツーリングアシスト出典:スバル「インプレッサ SPORT」予防安全

スバルの誇る最新の運転支援技術である「ツーリングアシスト」は、高速道路でアクセル・ブレーキ・ステアリング操作をアシストしてドライバーの運転負荷を大幅に低減した新世代のアシスト機能です。

0~約120km/hの幅広い車速域に対応しているので、高速道路での渋滞や高速巡航などあらゆるシーンで運転をサポート。将来の自動運転につながる機能として、大きな注目を集めています。

警報&お知らせ機能

約60km/h以上で走行中にふらつきを検知したり、約40km/h以上で走行中に車線逸脱を検知したりした場合は警報音と表示でドライバーに注意喚起します。また、停車中に先行車が発進しても自車が発進しない場合も警報音と表示で先行車の発進をドライバーに知らせます。

以上の機能がインプレッサスポーツの全車に標準装備されている「アイサイト コアテクノロジー」の内容です。

このほか、LEDヘッドランプが標準装備される「1.6i-S EyeSight」「Advance」「STI Sport」にはステアリング操作に連動して進行方向の先を照射するステアリング連動ヘッドランプと、前方車両のライトを検知して光の当たる部分だけを自動で遮光して眩惑を防ぐアダプティブドライビングビームが搭載されます。

なお、LEDヘッドランプ+ステアリング連動ヘッドランプ&アダプティブドライビングビームは「1.6i-L EyeSight」「2.0i-L EyeSight」にもオプションで追加が可能です。

「アイサイトセイフティプラス」でさらなる安全性向上も

インプレッサスポーツでは、全車に標準装備される「アイサイト コアテクノロジー」のほかに、ドライバーの認識を広げてさらなる安心を提供する「アイサイトセイフティプラス」の設定(全グレードでメーカーオプション)もあります。

「アイサイトセイフティプラス」には、後側方警戒支援システムの「スバルリヤビークルディテクション」とフロント&サイドビューモニターが含まれます。

「アイサイトセイフティプラス」でさらなる安全性向上も出典:スバル「インプレッサ SPORT」予防安全

「スバルリヤビークルディテクション」は車体後部に設置されたセンサーでドライバーから見えにくい後側部の接近車両の存在を検知し、ドアミラーのインジケーターでドライバーに接近車両の存在を知らせます。

その状態で車線変更しようとすると、インジケーターを点滅させて危険を知らせ、安全な車線変更をサポートする機能です。また駐車場などからの後退時にも後方から近づく車両を検知し、ドライバーに接近を知らせます。

フロント&サイドビューモニターはカメラの捉えた映像をマルチファンクションディスプレイに表示し、死角を減らしてドライバーの安全確認をサポートします。

最新の運転支援技術が搭載されたインプレッサスポーツ

スバル自慢の運転支援システム「アイサイト」を全車標準装備しているインプレッサスポーツは高い安全性能を誇るモデルです。最新の運転支援技術「ツーリングアシスト」も搭載し、高いレベルの安全性を車に求める方にも納得していただける車だといえるでしょう。オプションの追加によってさらに安全性を高めることができるのも魅力です。

車の安全はカーライフの基本ともいえるものなので、車選びの際にはオプションの有無も含めてしっかりと安全性を確認しておきましょう。

よくある質問

Q1:インプレッサスポーツには先進安全技術は全車標準装備されているの?

A:はい、インプレッサスポーツには全グレードにスバルの運転支援システム「アイサイト コアテクノロジー」が標準装備されています。オプションでさらに「アイサイトセイフティプラス」を追加することも可能です。

Q2:インプレッサスポーツに搭載される先進安全技術にはどんなものがあるの?

A:車や昼間の歩行者、自転車を検知する「プリクラッシュブレーキ」、ペダル踏み間違い時の飛び出しを防ぐ「AT誤発進抑制制御&AT誤後進抑制制御」・「後退時ブレーキサポート」や車線逸脱防止をサポートする「車線逸脱抑制」、高速道路などでアクセル・ブレーキ・ステアリング操作をアシストする最新鋭の運転支援技術である「ツーリングアシスト」などが搭載されています。

Q3:インプレッサスポーツはどのサポカーに該当するの?

A:インプレッサスポーツのステアリング連動ヘッドランプ&アダプティブドライビングビーム搭載車はサポカーの中でも最上級の「サポカーSワイド」に該当します。ステアリング連動ヘッドランプ&アダプティブドライビングビーム非搭載車は「サポカーSベーシック+」に認定されています。

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※記事の内容は2021年5月時点の情報で執筆しています。

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