ミニバンのなかでも高い人気を集める日産セレナ。広く使い勝手の良い室内やe-POWERによる好燃費で人気の高いモデルです。その日産セレナのすべてのカラーバリエーションと、メーカー広報部に取材した最新人気カラーランキング、イメージ別のカルモマガジン編集部おすすめカラーもご紹介します。
ボディカラー選びはなぜ重要?
新車を購入する際にボディカラーは基本色であれば価格は同じですが、パールやツートーンカラーなど追加料金が必要な有償色の設定がある車種もあります。一方で手放すときはボディカラーによって下取りや買取りの査定額が変わることはご存じでしょうか? 白(パール)、黒を基準にシルバーが少し安く、黄色や赤などの個性的な色はさらに安くなる傾向があります。それは中古車市場での人気が影響するからです。 他人とかぶることを覚悟で人気色を選ぶか、下取りの不利を承知で個性的なカラーを選ぶのか。クルマを購入する際はボディカラーをしっかりと考えて選ぶことが大事です。
今回はミニバン販売台数ナンバーワンに輝いた日産セレナの全ボディカラーと人気のボディカラー、そしてカルモマガジン編集部がおすすめするカラーなどを紹介します。
日産セレナの人気カラーベスト3を発表!
日産広報部に独自取材を行い、判明したセレナの最新人気ボディカラーベスト3を発表しましょう。このランキングはセレナ(ガソリン車/e-POWER車)のカタログモデルに加えて、現在販売されているオーテックなど特別仕様車を含んだ順位です。
現在、セレナはモノトーン10色、そしてツートーン5色の計15色のボディカラーが設定されています。2016年8月に登場した時は全12色でしたので、2色増えています。
第1位は人気のセレナもやはり「ブリリアントホワイトパール」
ツートーンカラー仕様のボディカラーも設定するセレナで人気第1位となったのは「ブリリアントホワイトパール」です。このボディカラーは+44,000円の有償色となりますが、人気モデルのセレナでも白(パール)人気は不動のようです。
第2位も順当に黒!「ダイヤモンドブラック」
第2位に輝いたのは「ダイヤモンドブラック」です。特にメッキパーツを多用した大型フロントグリルが特徴のハイウェイスターには、黒のボディカラーとメッキパーツのコントラストで質感がアップします。このボディカラーも+44,000円の有償色となります
第3位は人気カラーの組み合わせ「ブリリアントホワイトパール×ダイヤモンドブラック」
第3位は「ブリリアントホワイトパール×ダイヤモンドブラック」というツートーンカラー仕様です。+7万7,000円の有償色ですが、人気第1位のボディカラーに第2位のダイヤモンドブラックをルーフに使用し、オシャレ度は抜群といえます。
日産セレナのカラーバリエーションを全紹介!
ブリリアントホワイトパール/ブリリアントホワイトパール×ダイヤモンドブラック
セレナの人気ボディカラー1位に輝いた「ブリリアントホワイトパール」は全グレードにオプション設定されており+4万4,000円の有償色です。上質な真珠のような輝きと滑らかな質感が特徴です。また、+7万7,000円の有償色であるブラックルーフのツートーン仕様が人気のボディカラー第3位となっています。
ブリリアントシルバー
濃淡2色のシルバーが用意されているセレナで、明るいシルバーが「ブリリアントシルバー」です。
マルーンレッド/マルーンレッド×ダイヤモンドブラック
ミニバンとしては珍しい赤いボディカラーをセレナは設定しています。深みのある「マルーンレッド」は+4万4,000円の有償色となっています。さらに+7万7,000円でブラックルーフのツートーン仕様が一部のグレードを除いて選ぶことができます。
サンライズオレンジ/サンライズオレンジ×ダイヤモンドブラック
2019年8月に行ったマイナーチェンジで追加された新色の「サンライズオレンジ」はハイウェイスターのイメージカラーとなっています。目にも鮮やかなサンライズオレンジは+4万4,000円の有償色となっています。また+7万7,000円でブラックルーフのツートーン仕様を選ぶことができます。
ダイヤモンドブラック
セレナの人気ボディカラー第2位となった「ダイヤモンドブラック」。大きなボディを漆黒の黒によって引き締めるだけでなく、スポーティな印象を与えるのに効果的です。+44,000 円の有償色となります。
ダークメタルグレー/ダークメタルグレー×ダイヤモンドブラック
2019年8月に行ったマイナーチェンジ後のXV系モデルのイメージカラーとなっているのが「ダークメタルグレー」です。深みのある濃いシルバーで落ち着いた雰囲気が漂っています。+55,000円でブラックルーフのツートーン仕様が選べます。
アズライトブルー
明るいシャイニングブルーに変わってボディカラーに追加されたのが、「アズライトブルー」です。深みのあるブルーがボディのシャープさを強調してくれます。
インペリアルアンバー
上質感が漂う光沢のある茶色が「インペリアルアンバー」です。光が当たったときのコントラストが非常にキレイで気品あるボディカラーとなっています。+4万4,000円の有償色となっています。
カシミヤグレージュ
淡い金色でセレナの品格を向上させるのがカシミヤグレージュです。+4万4,000円の有償色ですが、このボディカラーであればファミリーカーという色合いは薄まります。
カスピアンブルー/カスピアンブルー×ダイヤモンドブラック
カスタマイズカーのオーテック専用のボディカラーが「カスピアンブルー」です。会社の所在地である茅ヶ崎の海の色からインスピレーションを感じた色となっています。また、ブラックルーフのツートーン仕様も設定されています。
カルモマガジン編集部おすすめのカラーは?
全15色用意されている日産セレナのボディカラーの中から、編集部が「売るときに有利なカラー」「気取らないカラー」「クールなカラー」「個性的なカラー」という4つの視点でおすすめのボディカラーを選んでみました。
売るときに有利なカラー
一般的な人気色である白(パール)、黒、シルバーとの関連性が非常に高い「売るときに有利なカラー」。したがって人気のボディカラーナンバーワンとなった「ブリリアントホワイトパール」と、2位の「ダイヤモンドブラック」がおすすめといえます。
気取らないカラー
「ブリリアントシルバー」「ダークメタルグレー」という2色のシルバー、そして薄い金色の「カシミヤグレージュ」は落ち着いたイメージです。
クールなカラー
「アズライトブルー」、そして「インペリアルアンバー」を挙げたいと思います。
個性的なカラー
ミニバンとしては珍しいビビッドな「サンライズオレンジ」と「マルーンレッド」といえます。セレナは街でよく見かけますが、この2色は差別化を図るのにピッタリです。
家族との思い出を作る日産セレナだからこそ、個性的なカラーを!
ファミリーカーとして圧倒的な人気を誇る日産セレナ。存在感抜群の「マルーンレッド」やハイウェイスターのイメージカラーである「サンライズオレンジ」は印象的なカラーですが、売却時のことを考えると選ぶのを躊躇する方も多いのかもしれません。
しかし定額カルモくんのようなリースならば、ボディカラーによる売却額の差は関係なく自分の好きなボディカラーを選べるメリットがあります。
※記事の内容は2020年2月時点の情報で制作しています。