インプレッサスポーツをベースとしたクロスモデルのスバルXVは、立体駐車場に入るサイズのSUVとして人気の高いモデルです。そのスバルXVのすべてのカラーバリエーションと、メーカー広報部に取材した最新人気カラーランキング、イメージ別のカルモマガジン編集部おすすめカラーもご紹介します。
ボディカラー選びはなぜ重要?
新車を購入する際にボディカラーは基本色であれば価格は同じですが、パールやツートーンカラーなど追加料金が必要な有償色の設定がある車種もあります。一方で手放すときはボディカラーによって下取りや買取りの査定額が変わることはご存じでしょうか? 白(パール)、黒を基準にシルバーが少し安く、黄色や赤などの個性的な色はさらに安くなる傾向があります。それは中古車市場での人気が影響するからです。 他人とかぶることを覚悟で人気色を選ぶか、下取りの不利を承知で個性的なカラーを選ぶのか。クルマを購入する際はボディカラーをしっかりと考えて選ぶことが大事です。
今回は立体駐車場に対応した優れたパッケージが魅力のSUV、スバルXVの全ボディカラーと人気のボディカラー、そしてカルモマガジン編集部がおすすめするカラーなどを紹介します。
スバルXVの人気カラーベスト3を発表!
スバル広報部に独自取材を行い、判明したXVの最新人気ボディカラーベスト3を発表しましょう。このランキングはXVのカタログモデルに加えて、現在販売されている特別仕様車を含んだ順位です。
現行型スバルXVは2017年4月に登場しました。ボディカラーは新色の「クールグレーカーキ」「サンシャインオレンジ」を加えた全9色設定されました。2018年10月に2Lエンジンにモーターを組み合わせたe-BOXER搭載のアドバンスが登場。そのアドバンスのブルー内装に合わせた専用色として「ラグーンブルー・パール」を追加し、現在全10色のボディカラーが設定されています。
第1位はタフギア感あふれる「クールグレーカーキ」
SUVらしいアクティブな色が多くラインナップされているXVのボディカラーの中で人気第1位となったのは「クールグレーカーキ」です。一般的には白(パール)が第1位となることが多いのですが、SUVらしいタフギアを演出するのに最もマッチした色がこのクールグレーカーキということでしょう。
第2位も異色のカラーがランクイン「ラグーンブルー・パール」
続く第2位に輝いたのはe-BOXERを搭載したアドバンス専用色の「ラグーンブルー・パール」です。上位の2色がブルー系という異色のランキングとなっています。
第3位は定番人気カラー「クリスタルホワイト・パール」
第3位はクリスタルホワイト・パールです。+33,000円のXV唯一の有償色ですが、やはり白(パール)系の人気は高くなっています。
スバルXVのカラーバリエーションを全紹介!
ラグーンブルー・パール
アドバンスというグレードの専用色ながら、XVの人気ボディカラー第2位に輝いた「ラグーンブルー・パール」。外観に合わせて、内装色もブルーとなるコーディネイトが高く支持されています。
クールグレーカーキ
定番色を抑えて、XVで見事人気ナンバーワンのボディカラーに輝いた「クールグレーカーキ」。ブルー系のボディカラーを4色も用意するXVの中で最も明るいブルーですが、汚れに強くSUVというキャラクターにピッタリのボディカラーです。
クリスタルホワイト・パール
一般的な車種で第1位となることの多いパールホワイトの「クリスタルホワイト・パール」ですが、XVでは第3位となりました。XVで唯一、+3万3,000円の有償色ということもスバリストにはあまり支持されていないのかもしれませんね。
クォーツブルー・パール
落ち着いた雰囲気を演出するボディカラーが「クォーツブルー・パール」です。アウトドアというよりは、都市型SUVというXVのもうひとつのキャラクターを表しているボディカラーです。
ダークブルー・パール
XVに設定されている4色のブルー系のボディカラーで最も濃い色がこの「ダークブルー・パール」です。クォーツブルー・パールよりも落ち着いた雰囲気があり、都市の夜景を映り込ませるとオシャレ度がアップします。
アイスシルバー・メタリック
XVでは2色シルバー系のカラーを用意していますが、この「アイスシルバー・メタリック」は明るいシルバーです。悪路を走破した際の泥はねもカッコ良く見えるシャープさが際立つボディカラーです。
マグネタイトグレー・メタリック
濃いシルバーの「マグネタイトグレー・メタリック」は、金属感の強いクールな印象を強める色で、こちらもSUVのXVを都市部で楽しむ人にピッタリの落ち着いたカラーです。
クリスタルブラック・シリカ
定番色のひとつである「クリスタルブラック・シリカ」は艶やかな黒が特徴です。アウトドア色の強いXVではクールグレーカーキなどに押されていて数が少なく、逆に目立つ色となっています。
サンシャインオレンジ
先代のXVのイメージカラーだったオレンジに、さらに鮮やかさを増したのが「サンシャインオレンジ」。真っ青な空の下だけでなく、真っ白の雪山でも存在感抜群のボディカラーです。
ピュアレッド
XVのボディを鮮やかな赤に彩るのが「ピュアレッド」です。立体駐車場に対応した優れたパッケージが特徴のXVだけに、女性の運転するファミリーカーとしてもオンオフ問わず活躍しそうなボディカラーです。
カルモマガジン編集部おすすめのカラーは?
全10色用意されているスバルXVのボディカラーの中から、編集部が「売るときに有利なカラー」「気取らないカラー」「クールなカラー」「個性的なカラー」という4つの視点でおすすめのボディカラーを選んでみました。
売るときに有利なカラー
一般的な人気色である白(パール)、黒、シルバーとの関連性が非常に高い「売るときに有利なカラー」。しかしXVにおいて「クリスタルホワイト・パール」は第3位にとどまっています。人気のボディカラーナンバーワンとなった「クールグレーカーキ」や、2位の「ラグーンブルー・パール」を挙げたいと思います。
気取らないカラー
定番色の「クリスタルブラック・シリカ」に加えて、「クォーツブルー・パール」「ダークブル−・パール」といった濃いブルー系がおすすめです。都市部に住んでいるXVユーザーには落ち着いたこれらの色がマッチします。
クールなカラー
濃淡2色をそろえたシルバー系の「アイスシルバー・メタリック」と「マグネタイトグレー・メタリック」を挙げましょう。金属感のあるボディカラーで、XVのシャープなボディラインが強調されます。
個性的なカラー
これは、ザ・アウトドア車といえる「サンシャインオレンジ」と「ピュアレッド」です。XVのフィールドである夏、冬どちらのスポーツシーンにもマッチするからです。
自分好みのカラーを選んでも大丈夫なスバルXV
都市部でもアウトドアでも大活躍するSUVのXV。「ラグーンブルー・パール」だけはアドバンス専用色となっていますが、そのほかはすべてのグレードで選択できるのがうれしいですし、人気カラーランキングをみても個性的なボディカラーが選びやすい車種です。
※記事の内容は2020年2月時点の情報で制作しています。