三菱「デリカミニ」は、アウトドアに似合うSUVライクなスタイルが特徴の軽スーパーハイトワゴンです。充実した快適装備や撥水加工のシートなどを有していることに加え、安全性能も高く多くの先進安全技術が搭載されています。
ここでは、デリカミニの安全性能について詳しくご紹介します。
この記事のPOINT
- 運転支援機能「三菱e-Assist」を標準装備し、全車が「サポカーSワイド」の適合条件を満たしている
- デリカミニに搭載される「三菱 e-Assist」には8種類の運転支援機能が含まれる
- 上位グレードには高速道路 同一車線運転支援機能「マイパイロット」を搭載
デリカミニの安全性能の特徴
今は先進安全技術の充実度が車選びのポイントになる時代です。2023年5月に販売が開始されたデリカミニは、最新モデルらしく多くの先進安全技術を搭載し、高い安全性を有しています。
全車に標準装備される運転支援機能「三菱e-Assist」は8種類もの運転支援機能を搭載し、いつでも安心して運転できるようにサポートします。なお、デリカミニは政府が普及を推進する「サポカー」の中でも最上位の区分である「サポカーSワイド」の認定条件を満たしています。
デリカミニに搭載される運転支援機能
ここからは、デリカミニに搭載される「三菱 e-Assist」に含まれる運転支援機能についてご紹介します。
衝突被害軽減ブレーキシステム(歩行者検知付き)
システムが前方の車両や歩行者を検知して、危険がある場合には警告を発しつつブレーキ制御を行うことで衝突事故の回避や衝突被害軽減をサポートする機能です。
踏み間違い衝突防止アシスト
フロントカメラや前後バンパーに設置されたソナーで、車両の前後の壁などの障害物を検知します。その状態でアクセルペダルが素早く、かつ強く踏み込まれた場合には音や表示で警告するとともにエンジン出力の抑制やブレーキ制御によって急な飛び出しを防ぎ、駐車時などの操作ミスによる事故の回避に貢献する機能です。
オートマチックハイビーム
周囲の明るさを検知し、状況に応じて自動でハイビームとロービームを切り替える機能です。夜間や暗い場所での遠方視認性を高めるほか、切り替え忘れをなくすメリットもあります。
標識認識システム
道路標識を認識し、ディスプレイに表示することでドライバーの標識見落としを防ぎ、安全運転に貢献する機能です。一時停止、車両進入禁止、最高速度の標識の認識が可能で、車両進入禁止の標識を通過した場合はブザー音で警告する機能も搭載しています。
先行車発進通知
渋滞時や信号待ちなどで停車している際に、先行車が発進しても自車が停止し続けた場合は音と表示で注意喚起し、出遅れ防止をサポートする機能です。
車線逸脱警報システム&車線逸脱防止支援機能
フロントカメラで車線を認識している状態で車線からはみ出して走行しそうになった場合には、警告を発するとともに短時間ブレーキ制御を行い、車両を車線内に戻す方向に力を発生させて車線からの逸脱回避をアシストします。
ふらつき警報
走行中に蛇行するなどした場合、システムがドライバーのステアリング操作から注意力の低下を判断し休憩をとるように促すことで事故防止をサポートする機能です。
前方衝突予測警報
ドライバーが視認できない2台前を走る車をシステムがモニターし、減速が必要であるとシステムが判断した場合には注意喚起することでブレーキの踏み遅れによる追突事故の回避をサポートします。
上位グレードにのみ標準装備される先進安全技術
デリカミニの上位グレードである「G Premium」「T Premium」には、さらに多くの先進安全技術が搭載されています。
高速道路 同一車線運転支援機能「マイパイロット」
「マイパイロット」は高速道路において加減速やステアリング操作をシステムがサポートし、ロングドライブ時の負担を大幅に減らしてくれる運転支援技術です。以下の2つの機能から構成されています。
レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付き)
事前に設定した車速内で先行車との車間距離を維持しながら追従走行をするように加減速をアシストする機能です。全車速追従機能付きのため、先行車が停止すると自車も停止まで追従し、停止後3秒以内に先行車が走行を再開した場合は追従走行を継続します。
なお、停止時間が3秒を超えた場合にはドライバー操作で再発進し、追従走行を再開します。
車線維持支援機能
システムが車線を検知し、直線でもカーブでも車線中央付近の走行を維持できるようにステアリング操作をサポートする機能です。
マルチアラウンドモニター(移動物検知機能付き)+デジタルルームミラー(マルチアラウンドモニター付き)
車両を真上から見下ろしたような画像など、車両の周辺のさまざまなアングルの画像をデジタルルームミラー内のモニターに映し出してドライバーが視認しにくい部分の安全確認をサポートする機能です。
車の周囲の歩行者や自転車などを検知して注意喚起する機能も搭載されています。
なお、マルチアラウンドモニター(移動物検知機能付き)+デジタルルームミラー(マルチアラウンドモニター付き)は「G」「T」にもオプションで追加が可能です。
安全性も申し分ないデリカミニ
デリカミニは全車が毎日安心して運転できる安全性能を有していることに加え、上位グレードにはロングドライブや駐車時の安全確認をサポートしてくれる機能が備わります。
グレードによって搭載している先進安全技術に差があるので、グレードを選ぶ際はその点に注意して自身に合ったものを選びましょう。
よくある質問
Q1:デリカミニは全車に先進安全技術を標準装備しているの?
A:はい、デリカミニは三菱の運転支援機能「三菱e-Assist」を標準装備し、全車が「サポカーSワイド」の適合条件を満たしています。
Q2:デリカミニにはどんな先進安全技術が搭載されているの?
A:歩行者検知機能もある「衝突被害軽減ブレーキシステム」やペダルやシフト操作ミス時の急発進を防止する「踏み間違い衝突防止アシスト」、車線をはみ出しそうになると警告し、逸脱回避をサポートしてくれる「車線逸脱警報システム&車線逸脱防止支援機能」、道路標識の見落とし防止をサポートする「標識認識システム」などがあります。
Q3:「マイパイロット」ってどんな機能?
A:上位グレードの「G Premium」「T Premium」に搭載される「マイパイロット」は、高速道路においてシステムがアクセル、ブレーキ、ステアリング操作を支援して先行車に追従走行することでドライバーの負担を軽減してくれる運転支援機能です。
※この記事は2023年7月時点の情報で制作しています