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トヨタ「クラウン」のグレードはどう選ぶ?最適な1台を見つけよう(2018年~2022年モデル)

クラウンのグレードはどう選ぶ?最適な1台を見つけよう(2018年~2022年モデル)
クラウンのグレードはどう選ぶ?最適な1台を見つけよう(2018年~2022年モデル)

出典:トヨタ「クラウン」ギャラリー

車選びの際の重要ポイントのひとつといえるのがグレードの選択。同じ車種でもグレードによって内装やエクステリアはもちろん、快適装備、安全性能なども異なってくるので、しっかりとグレードごとの特徴を把握して自身に合ったグレード選びをすることが大切です。

ここでは、トヨタ「クラウン」のグレードについて紹介します。

この記事のPOINT

  • クラウンには2種の特別仕様車を含む多彩なグレードの設定がある
  • パワートレインによって設定されるグレードは異なる
  • クラウンのおすすめグレードは「RS」

トヨタ「クラウン」のグレード構成

クラウンのグレードは、標準仕様(ラグジュアリー仕様)とスポーツ仕様である「RS」の2つに大きく分けられます。さらに、標準仕様では「B」「S」「G」「G-Executive」の4種類、スポーツ仕様では「RS-B」「RS」「RS Advance」の3種類、計7種類のグレードが設定されています。

クラウンには3つのパワートレインが用意されていますが、パワートレインによってグレード構成は異なり、2.0Lターボガソリン車は「RS」「RS Advance」の2種類、3.5Lハイブリッド車は「G-Executive」「RS Advance」の2種類のみです。

最もグレードの選択肢が豊富なのが2.5Lハイブリッド車で、7種類すべてのグレードの設定があります。そのうち「G-Executive」は4WDのみの設定となっており、そのほかのグレードでは2WD、4WDの選択が可能です。4WD車にはグレード名に「Four」が追加されます。

これらに加え、2021年6月には2種類の特別仕様車「RS“Limited II”」「S“Elegance Style III”」が追加されました。

なお、2.0Lターボガソリン車と3.5Lハイブリッド車には4WDの設定はありません。

クラウンのグレードごとの特徴

ここからは、クラウンのグレード別の装備内容を見ていきましょう。なお、内装と安全性能については別記事で詳しく紹介します。

クラウンの内装について、詳しくはこちら

クラウンの安全性能について、詳しくはこちら

ベースグレードの「B」

ベースグレードの「B」

「B」は、クラウンの中では最も価格の安いベースグレードとはいえ、プレミアムセダンであることを感じさせる充実した装備となっています。

車載通信機(DCM)、スマートフォンと連携する「T-Connect SDナビゲーションシステム」を標準搭載。サウンドシステムは6スピーカー・8chオーディオアンプのクラウン・ライブサウンドシステムです。

また、前席集中モード機能を搭載した左右独立温度コントロールフルオートエアコン、「ナノイー」の10倍のOHラジカルを含む微粒子イオンを発生させて車内を快適な空気環境に保つ「ナノイーX」など、快適装備も充実しています。

内装の加飾や後席の快適性を高める機能などは省かれていますが、それでもクラウンであることを感じさせる装備はそろえている印象です。

バランスの取れた装備内容の「S」

バランスの取れた装備内容の「S」

「S」は、「B」の装備に安全性と快適さを高める機能が追加されるグレードです。

クラウンではトヨタの予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」が全車に標準装備されていますが、「S」では「Toyota Safety Sense」に加えて後側方からの接近車両を検知する「ブラインドスポットモニター」や後退する際に左右後方からの接近車両を検知する「リヤクロストラフィックオートブレーキ[パーキングサポートブレーキ(後方接近車両)]/リヤクロストラフィックアラート」が追加されます。

さらに半ドア状態から自動でドアを全閉してくれるイージークローザー(ラゲッジドア)や電動チルト&テレスコピックステアリングを採用。サウンドシステムはワンランク上の「クラウン・スーパーライブサウンドシステム(10スピーカー・8chオーディオアンプ)」にグレードアップします。

上級グレードの「G」

上級グレードの「G」

「G」はヘッドライトがBi-Beam LEDヘッドランプから3眼LEDヘッドランプにグレードアップ。さらにLEDターンランプは内側から外側へ流れるように点灯するシーケンシャルタイプを採用し、エクステリアに先進的な雰囲気をプラスしています。

また、スマートキーは金属加飾付きになるとともにカードキーも付属。さらに、リアシートの分割パワーリクライニング、ドライビングポジションを記憶して乗る度に最適なドライビングポジションを再現してくれる「マイコンプリセットドライビングポジションシステム」、前席ベンチレーションなどを搭載しており、充実した快適装備が特徴のグレードといえるでしょう。

なお、この「G」にはリアオートエアコンや電動式リアサンシェード、後席シートヒーターなどの後席の快適装備がセットになった「リヤコンフォートパッケージ」が追加可能です。

また、走行環境やドライバーの好みによって走りのテイストが選択できる「ドライブモードセレクト」の選択肢がほかのグレードでは4パターンであるのに対し、「G」以上のグレードでは6パターン用意されているのも魅力です。

フラッグシップにふさわしい「G-Executive」

フラッグシップにふさわしい「G-Executive」

「G-Executive」は「G」の内容にプラスして「リヤコンフォートパッケージ」が標準装備になります。極上の快適空間を演出する豪華な内装とおもてなし装備がクラウンに乗る喜びを実感させてくれるでしょう。

スポーツモデルの「RS」シリーズ

スポーツモデルである「RS」シリーズは、「RS」全グレードにRS専用仕様の18インチアルミホイール、ブラック塗装のメッシュパターン専用グリル、メッキモール付きのフロントバンパーやロッカーモールディングに加え、リアスポイラー左右4本出しのエキゾーストテールパイプが搭載され、これまでのクラウンにない精悍な装いとなっているのが特徴です。

なお、ヘッドランプは「RS-B」を除き3眼LEDヘッドランプ+LEDシーケンシャルターンランプが標準装備されます。

「RS-B」/「RS」

「RS-B」/「RS」

「RS-B」は標準仕様の「B」に、「RS」は標準仕様の「S」にそれぞれRSの専用装備が追加されたグレードです。それ以外の装備はほぼベースグレードと変わりありません。

 

「RS Advance」

「RS Advance」

「RS」シリーズの中で最上級モデルにあたる「RS Advance」は「G-Executive」をベースとしていますが、「G-Executive」に搭載されている「リヤコンフォートパッケージ」はオプション設定となっており、標準装備ではありません。

 

2種類の特別仕様車

2021年6月には、2種類の特別仕様車が追加されています。いずれも2WD、4WDの選択が可能です。

「RS“Limited II”」

「RS“Limited II”」

「RS」をベースにした「RS“Limited II”」は、エクステリアの随所に漆黒メッキを使用、さらに専用のマットブラック塗装のアルミホイールを採用するなど、ブラック基調の引き締まったコーディネートでよりスポーティーさを際立たせているのが特徴です。

 

「S“Elegance Style III”」

「S“Elegance Style III”」

「S“Elegance Style III”」は専用のハイパークロームメタリック塗装のアルミホイール、ダークグレーのフロントグリルを採用し、その名のとおりエレガントで優雅な雰囲気を感じさせる装いが魅力。

内装には「琥珀」をイメージしたコハクカラーを採用し、上質で落ち着いた室内空間に仕上げています。

 

カーリースならクラウンの上級グレードも夢じゃない

クラウンに新車で乗るには、車両本体価格のほか、法定費用や各種手数料などの初期費用が必要です。初期費用は本体価格の1~2割ほどになることが多く、カーローンには含められないケースでは現金で支払わなければなりません。

また、カーローンを利用する場合は、頭金としてまとまった金額を用意することも考えられます。

車は人生最大の買い物のひとつともいわれるほど高価な買い物だけに、カーローンの借入可能額や予算によっては、希望するグレードをあきらめなければならないこともあるでしょう。

しかしカーリースであれば、頭金も初期費用も用意する必要がないため、貯金を切り崩すこともなく、憧れのグレードのクラウンを手にすることが可能になります。

カーリースで憧れのグレードが手にできるワケ

頭金ボーナス0円_PC
頭金ボーナス0円_SP

カーリースは、リース会社が所有権を持つ車を、定額料金を支払うことでマイカーのように利用できる車のサブスクリプションサービスです。

月々のリース料には法定費用や各種手数料が含まれているため、頭金も初期費用も別途支払うことなく、定額料金だけで車に乗り始めることができます

月額料金_PC
月額料金_SP

リース料は、本体価格から契約満了時の想定残価を引き、契約期間で割って算出されます。そのため、本体価格が購入よりも安くなる上、契約期間が長いほど月々のリース料を安くできます。購入費用を借入れるカーローンとは違い、金利という概念もありません。

オプションの追加も視野に入れて最適なクラウンを選ぼう

標準仕様とスポーツ仕様のRSシリーズ、それぞれに豊富なグレードが用意されているクラウン。クラウンはトヨタの誇るフラッグシップセダンというだけあり、ベーシックグレードであっても十分な装備が整っています。

おすすめのグレードはバランスの良い装備内容と、若々しく精悍なルックスが魅力の「RS」でしょう。「RS」は2.0Lターボガソリン車、2.5Lハイブリッド車から選択できますが、燃費性能の良い2.5Lハイブリッド車がよりおすすめです。

車のグレード選びはその後のカーライフの満足度を決める大切なものなので、それぞれのグレードの特徴やメリットをしっかりと把握した上で、オプションの追加も視野に入れながら、自身にぴったりのグレードを見つけてください。

よくある質問

Q1:クラウンのグレード構成は?

A:クラウンのグレードは標準仕様(ラグジュアリー仕様)とスポーツ仕様の「RS」に大きく分けられます。標準仕様には「B」「S」「G」「G-Executive」の4種類、スポーツ仕様では「RS-B」「RS」「RS Advance」の3種類、計7種類のグレードがあり、パワートレインによって設定されるグレードは異なります。なお、2021年6月にはさらに2種類の特別仕様車が追加されました。

Q2:クラウンのグレードはどうやって選べばいい?

A:クラウンは多彩なグレードが用意されているので、まずはパワートレインを選び、それから標準仕様かスポーツ仕様の「RS」かを決めましょう。あとは自身にどこまでの快適装備が必要かを見極め、欲しい装備が搭載されているグレードを選んでください。

Q3:クラウンのおすすめグレードは?

A:クラウンはベーシックグレードであっても十分な装備が整っていますが、「RS」はバランスの良い装備内容と精悍でスポーティーなルックスで、幅広い層におすすめできるグレードといえるでしょう。

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※記事の内容は2021年9月時点の情報で執筆しています。

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