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トヨタ「クラウン」のグレード別の特徴や違いを比較解説!おすすめは?(2022年~現行モデル)

トヨタ クラウンのグレード別の特徴や違いを比較解説!おすすめは?(2022年~現行モデル)
トヨタ クラウンのグレード別の特徴や違いを比較解説!おすすめは?(2022年~現行モデル)

出典:トヨタ「クラウン」デザイン

トヨタの量産モデルのフラッグシップである「クラウン」。クラウンといえばセダンのイメージがありますが、そんな従来の印象を一新すべく現行型ではSUVタイプやスポーツタイプなど、4つのスタイルが設定され大きな話題となりました。

クラウンの特徴は、やはり高級感のあるデザインでしょう。「全席特等席」を目指したという室内空間は後席に眺めを楽しめるよう大きなリアドアガラスを配置。運転席はディスプレイやモニターを集約し、運転中の視線移動が最小で済むよう設計されています。

また、ステアリングから手を離すことなくディスプレイ表示の切替えやオーディオ操作などができるほか、音声でワイパーやパワーウィンドウなどを操作できるオプションもあります。

ここでは、最初に登場した「クロスオーバー」のグレードについて詳しくご紹介します。

この記事のPOINT

  • クラウン「クロスオーバー」のグレードは7種類
  • 「RS」「RS“Advanced”」には新開発の「2.4Lターボ デュアルブーストハイブリッドシステム」を搭載
  • おすすめグレードは「G“Advanced・Leather Package”」

トヨタ「クラウン」のグレード構成

15代目にあたる現行型のクラウンは、ハッチバックタイプの「スポーツ」とSUVの「エステート」、そして「セダン」に加え、セダンとSUVを融合させた新ジャンルの「クロスオーバー」の4タイプが登場することが明らかになっています。

その中で、先陣を切って登場したのがクロスオーバー(以下グレード名にクロスオーバーの記載は省略)。そのほかのモデルは順次追加予定となっています。

クロスオーバーのグレードは「X」と「G」、「RS」の3つに大別されますが、さらに「G」には「G“Leather Package”」「G“Advanced”」「G“Advanced・Leather Package”」、「RS」には「RS“Advanced”」の設定があるため、7種類の選択肢から選べます。

なお、「RS」「RS“Advanced”」を除くグレードには、空気抵抗の低減のためにグリルシャッターが標準装備されています。また、接地性を確保するため、床下を中心に空力アイテムが設定されているのが特徴です。これらにより、スムーズかつ力強い走行が実現できます。

さらに、安全装備として全グレードに搭載されている予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」が最新バージョンにアップデートされています。2種類のセンサーによりドライバーをサポートしてくれるもので、衝突を回避したり、夜間走行時のヘッドランプを自動調節したりするなどの機能があります。

なお、クラウンの内装、安全性能は別記事で詳しくご紹介します。

​クラウンの内装について、詳しくはこちら

​クラウンの安全性能について、詳しくはこちら

クラウンのグレードごとの特徴

ここからは、クラウンのグレードごとの装備を比較しながら見ていきましょう。

〈グレード別比較表〉

グレード  X
G
G“Leather Package”
G“Advanced”
G“Advanced・Leather Package” 
RS
RS“Advanced”  
パワーユニット  2.5Lハイブリッドシステム  2.4Lターボ デュアルブーストハイブリッドシステム  
駆動方式  E-Four  E-Four Advanced  
燃費 
(km/L、WLTCモード) 
22.4 15.7 
全長(mm)  4,930  
全幅(mm)  1,840  
全高(mm)  1,540 
最小回転半径(m)  5.4 

 

「X」

「X」出典:トヨタ「クラウン」価格・グレード

〈グレード「X」の車両本体価格〉

グレード 
価格 435万円 

 

スタンダードグレードの「X」は、クラウンに500万円を切る価格で乗れることが大きな魅力ですが、高級モデルならではの贅沢装備やディスプレイオーディオは省かれます。
また、ボディカラーの選択肢もホワイト系、シルバー系、ブラック系のモノトーン3色に限定され、新型クラウンの特徴のひとつといえるバイトーンカラーは選択できません

タイヤには、19インチのブラック塗装かつ切削光輝のアルミホールが装備されています。また、ヘッドランプには、ハイ/ロービームを1つの光源で切り替えることができる「Bi-Beam LEDヘッドランプ」が搭載されているのが特徴です。

「G」

「G」出典:トヨタ「クラウン」価格・グレード

〈グレード「G」の車両本体価格〉

グレード  G  
価格  475万円 

 

ミドルグレードの「G」では、バイトーンカラーの選択が可能になり、モノトーン6色、バイトーンカラー5色、計11色までボディカラーの選択肢の幅が広がります

Xグレードと同様、19インチのアルミホールが装備されているほか、ヘッドランプにはBi-Beam LEDヘッドランプが搭載されています。

また、12.3インチのHDディスプレイを採用したコネクティッドナビ対応のディスプレイオーディオ、運転席パワーシートや電動チルト&テレスコピックステアリングなどが備わります。

そのほか、ドライブレコーダーや車両後方・側方の安全確保をサポートする先進安全技術などが組み合わされたパッケージオプショ「ドライバーサポートパッケージ1」の追加が可能です。

「G“Leather Package”」

「G“Leather Package”」出典:トヨタ「クラウン」価格・グレード

〈グレード「G“Leather Package”」の車両本体価格〉

グレード G“Leather Package” 
価格  540万円 

 

「G“Leather Package”」は、その名のとおり「G」に本革のシートが備わるグレードです。

このシートには乗降時に運転席が自動的にスライドする「パワーイージーアクセスシステム」が搭載されているほか、ドライバー2名分のシートやステアリング、ドアミラーポジションを記憶し、乗る度にその状態を再現する「マイコンプリセットドライビングポジションシステム」といった高級車らしい機能も備わっています

そのほか、ステアリングホイールにはヒーター付きの本革が使用されているため、寒い時期の運転も快適です。また、21インチのアルミホイールはノイズリダクション付き。走行中の不快な音を軽減してくれます。

「G“Advanced”」

「G“Advanced”」出典:トヨタ「クラウン」価格・グレード

〈グレード「G“Advanced”」の車両本体価格〉

グレード G“Advanced”
価格  510万円

 

「G“Advanced”」は、「G」に前後方のドライブレコーダーやおくだけ充電、キーを携帯していればセンサーに足をかざすだけでトランクリッドが自動開閉する「ハンズフリーパワートランクリッド(挟み込み防止機能付き)」、スマートフォンをクラウンのキー代わりに使用できる「デジタルキー」などの快適装備が追加されるグレードです。

また、19インチのアルミホールが装備されているほか、ヘッドランプには、Bi-Beam LEDヘッドランプが搭載されています。

「G“Advanced・Leather Package”」

「G“Advanced・Leather Package”」出典:トヨタ「クラウン」価格・グレード

〈グレード「G“Advanced・Leather Package”」の車両本体価格〉

グレード G“Advanced・Leather Package” 
価格  570万円 

 

「Leather Package」と「Advanced」の装備が搭載される、高級モデルならではの充実した装備が魅力のグレードです。

こちらもステアリングホイールは本革巻きでヒーターがついています。そのほか、21インチのノイズリダクションアルミホイール(ダークプレミアムメタリック塗装)が装備されているのが特徴です。

「RS」

「RS」出典:トヨタ「クラウン」価格・グレード

〈グレード「RS」の車両本体価格〉

グレード  RS  
価格  605万円  

 

「RS」は、トヨタ初採用(2022年7月時点)となる、低回転域から力強いトルクを発揮する2.4Lターボエンジンと最新の電動パワートレーン「eAxle」を採用した新開発の「2.4Lターボ デュアルブーストハイブリッドシステム」を搭載し、フラッグシップモデルならではの上質でゆとりのある走りと快適な乗り心地を実現しています。

「RS」「RS”Advanced”」には、本革のシート表皮を採用。21インチの切削光輝アルミホイールはブラック塗装となっています。

さらに「RS」以上のグレードのみ高度運転支援技術「トヨタ チームメイト」などを含むパッケージオプション「ドライバーサポートパッケージ2」が追加できます。

「RS“Advanced”」

「RS“Advanced”」出典:トヨタ「クラウン」価格・グレード

〈グレード「RS“Advanced”」の車両本体価格〉

グレード  RS“Advanced”  
価格  640万円  

 

クラウンで最も高額な「RS“Advanced”」では、ディスプレイオーディオ(コネクティッドナビ対応)が車載ナビ付きのPlusにグレードアップされることに加え、原音に忠実な再生を追求した上質なサウンドシステム「トヨタプレミアムサウンドシステム(10スピーカー/8chオーディオアンプ)」が標準装備に。

さらに、「リアサポートパッケージ」の追加が可能です。このパッケージには電動式リアサンシェードや3段階で温度設定ができる後席シートヒーター、3席独立温度コントロールフルオートエアコンなどが含まれます。

クラウンのおすすめグレードは「G“Advanced・Leather Package”」

クラウンを選ぶのであれば、やはり所有欲を満たしてくれるラグジュアリーなグレードに乗りたいもの。その点を考えれば上級モデルならではの装備が充実し、本革シートも備わる「G“Advanced・Leather Package”」がおすすめといえるでしょう。

より価格は上がりますが、新開発の「2.4Lターボ デュアルブーストハイブリッドシステム」を搭載し走りの質感もアップする「RS」や「RS“Advanced”」も魅力的です。後悔しないためには、本当に欲しいグレードのクラウンを手に入れることが大切です。

よくある質問

Q1:クラウンのグレード構成は?

A:クラウンのグレードは「X」と「G」、「RS」の3つに大別されます。さらに「G」には「G“Leather Package”」「G“Advanced”」「G“Advanced・Leather Package”」、「RS」には「RS“Advanced”」がラインナップされています。

Q2:クラウンのおすすめグレードは?

A:本革シートと充実した快適装備が搭載される「G“Advanced・Leather Package”」がおすすめです。予算に余裕があれば新開発のハイブリッドシステムを搭載し、走りや乗り心地も上質な「RS」や「RS“Advanced”」もいいでしょう。

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※この記事は2022年12月時点の情報で制作しています

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