20代で初めて車を購入しようと考えている方が、車の選び方や予算の立て方を知っておくのは大切です。車の購入には経費や維持費など多くの費用がかかり、予算以上になって後悔することもあるかもません。
そこで、20代に人気の車種と、若いうちに乗るべき車の選び方のポイントやお得に車を手に入れる方法を、クルマ専門家・若林由晃さんのコメントとともにご紹介します。

クルマ専門家の若林です。人気のSUVやミニバンなどについて、おすすめの「若いうちに乗っておきたい車」をご紹介します。また、車選びのポイントもチェックしておきましょう。
この記事のPOINT
- 若いうちだからこそ、乗りたい車がある
- 若いうちに乗るべき車に乗るための注意ポイント
- カーリースなら定額で無理なく乗りたい新車に乗れる
若いうちに乗るべき車3選【通勤編】
社会人として働き始めた20代の皆さんが通勤のために車を買おうと考えるとき、どんな車種を選べばいいのか、迷ってしまうという方もいらっしゃるでしょう。オールマイティに使えるカッコイイ車やかわいらしいフォルムの車など、独身の若い今のうちだからこそ乗りたい車があるはずです。ここでは、KW検索とジャンル別に検索した上位サイトのうち、2022年の情報からピックアップ(販売終了車は含まず)して、通勤におすすめの車種やグレード別の装備などをご紹介します。

通勤で車を使う場合は、燃費の良い車がおすすめです。月々の支払いも大変ですから、ガソリン代はできるだけ抑えたいですよね。とはいえ、こだわりも捨ててはいけません。気に入った内装・外装であることが、毎日の通勤時間を楽しいドライブにしてくれます。
ホンダ「フィット RS」

〈ホンダ「フィット RS」〉
e:HEV RS | RS | |
---|---|---|
排気量(L) | 1.496 | 1.496 |
定員(人) | 5 | 5 |
燃費(km/L) | 27.2 | 17.9 |
車体サイズ【全長×全幅×全高】(m) | 4.080×1.695×1.540 | 4.080×1.695×1.540 |
新車販売価格(税込) | 234万6,300円 | 195万9,100円 |
※2022年11月現在
ホンダが発売する「フィット」は、コンパクトカーでありながら、車体デザインや内装などにいっそうのこだわりが込められ、独身の20代若者層にも人気が高いモデルです。シンプルで飽きのこないデザインが多くのドライバーを魅了し2001年の発売からロングランを続け、世代を問わずに愛されるコンパクトカーの代表といえるでしょう。
「フィット」シリーズの中でも「フィット RS」は、RS専用サスペンションパーツと専用タイヤを採用したことで、車を操る楽しさや質の高い爽快な走りが実感できます。また、室内空間の広さも人気の理由です。前後座席ともにシートサイズはコンパクトカーの中でも大きめに設計され、リアシートは男性でもゆったりできるサイズです。
エンジンはガソリンモデルとe:HEVモデルがあり、e:HEVモデルでは、3つのモードをシーンに合わせて選択することができるドライブモードスイッチや、ステアリングにあるパドルで減速の強さを4段階でコントロールできる減速セレクターを装備。ボディカラーは6色、インテリアカラーはグレーのコンビシートです。
ホンダフィット RSの購入価格は、200万円前後であるもののグレード別で多少の価格差があります。高めの価格となるe:HEVモデルは燃費の高さが自慢ですが、ガソリンモデルでも18km/L近い性能の良さを発揮します。
日産「ノート」

〈日産「ノート」〉
S | X | |
---|---|---|
排気量(L) | 1.198 | 1.198 |
定員(人) | 5 | 5 |
燃費(km/L) | 28.4 | 28.4 |
車体サイズ【全長×全幅×全高】(m) | 4.045×1.695×1.505 | 4.045×1.695×1.505 |
新車販売価格(税込) | 203万3,900円 | 221万1,000円 |
※2022年11月現在
コンパクトカーの中で非常に人気の高い一台が日産「ノート」です。低燃費走行をサポートする先進技術の第2世代e-POWERを搭載し、力強さ・滑らかさ・静かさ、すべてにおいての進化版電気自動車でしょう。
また、エクステリアや車内空間のインテリアにも高級感があり、キャビンはコンパクトカーとは思えない広さ。長距離の運転でも疲れないようゼログラビティシートを採用し、使い勝手の良い未来的なデザインとともに快適なドライブを約束してくれます。
360°セーフティアシスト(全方位運転支援システム)、プロパイロットなどの安全装備が充実し、高品質な走行性能も特長。通勤で頻繁に使用しても、休日のプライベートでさらにドライブを楽しんでも安心して乗ることができ、運転が不慣れな方の不安も解消されます。
進化向上を続ける「ノート」は、エンジン性能や操縦性だけでなく、洗練されたデザインや乗り心地などにも配慮された、社会人として初めて持つ車として最適なコンパクトカーです。
エントリーモデルの「S 2WD」で203万3,900円と、燃費や走行性能、安全性能など充実した装備と高い評価を考えると満足度の高い車です。
トヨタ「ヤリス」

〈トヨタ「ヤリス」〉
Xハイブリッド | Xガソリン1.5L・2WD・CVT | |
---|---|---|
排気量(L) | 1.5 | 1.5 |
定員(人) | 5 | 5 |
燃費(km/L) | 36.0 | 21.6 |
車体サイズ【全長×全幅×全高】(m) | 3.940×1.695×1.500 | 3.940×1.695×1.500 |
新車販売価格(税込) | 201万3,000円 | 162万4,000円 |
※2022年11月現在
2020年2月に登場した「ヤリス」は、トヨタの人気車「ヴィッツ」の後継車です。そのコンセプトは「軽く、小さく、扱いやすく」。ヤリスに搭載されているエンジンは、世界でもトップレベルの燃費を誇る新開発の1.5Lガソリンと1.5Lハイブリッドで、軽量でコンパクトなドライブを楽しむことができます。
無駄をそぎ落としたフォルムは、通勤だけでなく休日やプライベートでのアクアティブな走りをより爽快なものにしてくれるスポーティーな出で立ち。前席優先のパッケージングのため後席スペースの余裕が十分とはいえませんが、上質で心地良いインテリアデザインが、コンパクトカーの領域を超えた満足感を与えます。
駐車位置のメモリ機能を世界で初めて搭載し、区画線で区切られていない駐車場でも駐車をアシスト。日本の狭い道路事情や駐車場への入庫も難なくこなせます。さらに、「ぶつからない」をサポートするプリクラッシュブレーキアシストを搭載。免許を取ったばかりで、まだあまり運転に慣れていない方でも、安心満足のドライブが実現できるでしょう。
ヤリスの特長は、なんといっても性能重視の視点を網羅していることです。ガソリン車であれば160万円台から購入できるため、比較的手が届きやすい一台です。
若いうちに乗るべき車3選【SUV編】
アクティブな活動におすすめなのがSUVです。街乗りにも活躍しますが、特に休日のレジャーや野外でのイベントなど、荷物が多くてもゆったり気にせずドライブを楽しみたいときに活躍してくれるので、年代を問わず人気があります。
社会人になって公私ともに充実していけば、同僚や友人、恋人といっしょに趣味を楽しんだり、旅行したりと、20代の若いうちだからこそできる遊びがたくさんあるはずです。ここでは、KW検索とジャンル別に検索した上位サイトのうち、2022年の情報からピックアップ(販売終了車は含まず)して、SUVのおすすめの車種やグレード別の装備などをご紹介します。

デザインや外観のかっこよさはもちろんですが、SUVは走破性の良さも人気のポイントです。運転そのものを楽しむことができる上、休日にゴルフや釣り、アウトドアなどの大きな荷物も難なく積めるため、趣味を楽しみたい方におすすめです。
ホンダ「ヴェゼル」

〈ホンダ「ヴェゼル」〉
e:HEV X | Gタイプ(ガソリン)FF | |
---|---|---|
排気量(L) | 1.496 | 1.496 |
定員(人) | 5 | 5 |
燃費(km/L) | 25.0 | 17.0 |
車体サイズ【全長×全幅×全高】(m) | 4.330×1.790×1.580 | 4.330×1.790×1.580 |
新車販売価格(税込) | 265万8,700円 | 227万9,200円 |
※2022年11月現在
2021年に8年ぶりのモデルチェンジをしたホンダ「ヴェゼル」は、先代モデルから一新されたエクステリアデザインが特長です。
ハイブリット車のe:HEVでは、高い効率性のもとエンジン走行とモーター走行が巧みにスイッチされ、走りを誇るホンダらしいドライビングを可能にしています。3つのハイブリッドシステムが走り出しをよりスムーズにし、安定感と静粛感のあるシームレスな加速を実現しました。
クーペプロポーションが美しいスタイリングと、シンプルでスタイリッシュなインテリアデザインは、20代の若者が乗っても落ち着きの中に躍動感を醸し出す居心地の良い空間です。適度な開放感もあって、後部座席に同乗してもフロントからリアまで抜けるように視界が開けて、車内の一体感を叶えてくれます。
広角のフロントワイドビューカメラや、車体前後のソナーセンサーによって、夜間でも歩行者や自転車を感知して安全運転をサポートしてくれますので、不安なくドライブを楽しむことができます。コンパクトSUVながら、高性能で高級感あふれる雰囲気が魅力の車です。
コンパクトカーに比べ若干高めのSUVの中でも、ヴェゼルはガソリン車が230万円を切るお手頃価格です。価格以上の高級感が魅力でしょう。
マツダ「CX-5」

〈マツダ「CX-5」〉
20S Smart Edition 2WD | XD Smart Edition 2WD | |
---|---|---|
排気量(L) | 1.997 | 2.188 |
定員(人) | 5 | 5 |
燃費(km/L) | 14.6 | 17.4 |
車体サイズ【全長×全幅×全高】(m) | 4.575×1.845×1.690 | 4.575×1.845×1.690 |
新車販売価格(税込) | 276万6,500円 | 308万5,500円 |
※2022年11月現在
SUVの中でも特に若者に人気が高いのがマツダ「CX-5」です。乗り心地・操縦安定性・静粛性といった3つのパフォーマンスを進化させるため、ボディとサスペンション、シートをより一層向上させています。
パワフルで爽快な走りを実現するクリーンディーゼルエンジンと、静寂な走りを可能にするガソリンエンジンの2種で展開。マツダ独自のMi-Driveを搭載し、悪路も含めどんな路面でも運転を楽しむことができ、自然の中へも自信を持って入っていくことができます。万一、車輪がハマってしまったような場合でも、オフロード・トラクション・アシストによって脱出サポート機能が働きスムーズな脱出が可能です。
匠塗による特別色をはじめとした全8色のボディカラーから選べるため、SUVに乗ってしたいことを想像しながら自分色を決めるのも楽しみのひとつになるでしょう。実用性と機能性を兼ね揃えたCX-5は、社会人になって新たな趣味やアクティビティに挑戦したい方に是非乗ってもらいたい車です。
SUVの特長である車高の高さも魅力のひとつで、排気量の大きさが力強い走りと安定感のあるドライビング走行を実現し、オフロード走行も難なく叶えてくれます。
トヨタ「C-HR」

〈トヨタ「C-HR」〉
S-T 6MT 2WD | ハイブリットS | |
---|---|---|
排気量(L) | 1.196 | 1.797 |
定員(人) | 5 | 5 |
燃費(km/L) | 15.4 | 25.8 |
車体サイズ【全長×全幅×全高】(m) | 4.390×1.795×1.550 | 4.390×1.795×1.550 |
新車販売価格(税込) | 239万2,000円 | 275万5,000円 |
※2022年11月現在
コンパクトSUVの中でも世界的に人気の高いトヨタ「C-HR」は、操作性、デザイン性ともに秀逸な車です。洗練されたエクステリアが街乗りしたいSUVとして人気のデザインとなっていて、一目で「C-HR」とわかる個性的なフォルムが特長です。
エンジンは、トップレベルの低燃費を実現したハイブリッドシステムと、ダウンサイジングターボエンジンのいずれかを選択。燃費重視の方には価格も含めハイブリッドがおすすめです。ハイブリッドシステム搭載車は加速力も高く、スムーズな発進でストレスの少ないドライブを楽しめます。
歩行者や近くの車を検知する衝突防止機能「プリクラッシュセーフティ」を標準装備し、トヨタの最新技術「トヨタセーフティセンスP」の搭載により、アクセルの踏み間違え時にはブレーキをかけるなど、衝突回避のセーフティ機能が満載です。
コンパクトボディながら広い車内を持ち、豊富なカラーバリエーションを備えるC-HRは、社会人になって新たなことに挑戦する20代の方のさまざまな要望に応じてくれますので、個性的で使い勝手の良い車となるでしょう。
若いうちに乗るべき車3選【ミニバン・コンパクトミニバン編】
5ナンバーの基準「全長4.7m以下、全幅1.7m以下、全高2.0m以下、ガソリン車の場合は総排気量が2,000cc以下」を満たしているコンパクトサイズのミニバンの中で、人気の3車種ご紹介します。コンパクトミニバンは、大型サイズ3ナンバーのバンに比べて小回りが利き、維持費も比較的安く済むため、働いて間もない社会人には最適な車でしょう。
ここでは、KW検索とジャンル別に検索した上位サイトのうち、2022年の情報から(販売終了車は含まず)、ミニバン・コンパクトミニバンのおすすめの車種やグレード別の装備などをご紹介します。

ミニバンはシートが高く視界が広く、運転しやすいため、運転歴が長くない若い方に向いています。6~7人乗れるミニバンやコンパクトミニバンなら、休日に友人や同僚と大勢で出かけるときにも便利です。
トヨタ「シエンタ」

〈トヨタ「シエンタ」〉
X 2WD | HYBRID G 2WD | |
---|---|---|
排気量(L) | 1.5 | 1.5 |
定員(人) | 5 | 7 |
燃費(km/L) | 18.4 | 28.2 |
車体サイズ【全長×全幅×全高】(m) | 4.260×1.695×1.550 | 4.260×1.695×1.550 |
新車販売価格(税込) | 195万円 | 269万円 |
※2022年11月現在
トヨタシエンタの魅力は、なんといっても低燃費でお財布に優しいこと。遠くまで出掛けても負担が少なく、アクティブな若者におすすめのミニバンです。
ボディカラーのカラフルさや斬新なエクステリアは、開発テーマである「Active & Fan」を実装したもの。エンジンには新「GA-Bプラットフォーム」を採用し、「走る、曲がる、止まる」という車の基本性能を飛躍的に向上させ、上質な乗り心地と静かな空間が、ドライブ中の会話を楽しく快適なものにしてくれます。
離れた場所からドアの施錠と解錠、スライドドアの開閉もできるワイヤレスドアロックリモートコントロールを搭載。快適な乗り降りにこだわった作りで、スライドドアの開閉は指先ひとつでできます。タンブル機構付セカンドシート(7人乗り)は、レバー操作でワンタッチで折りたためるため、サードシートへの乗り降りがスムーズにアクセスでき、友人や同僚などを誘って大人数で出掛けるときに役立ちます。
日焼けの原因となる紫外線(UV)は約99%をカット、室内を快適な空気環境にするナノイーXも搭載しており、車内環境を重視した装備が満載です。
シエンタは装備の充実が他車を圧倒。静かで快適な乗り心地、装備充実の使い勝手の良さで群を抜いています。
ホンダ「フリード」

〈ホンダ「フリード」〉
G FF | HYBRID G FF | |
---|---|---|
排気量(L) | 1.5 | 1.5 |
定員(人) | 6 | 6 |
燃費(km/L) | 17.0 | 20.9 |
車体サイズ【全長×全幅×全高】(m) | 4.265×1.695×1.710 | 4.265×1.695×1.710 |
新車販売価格(税込) | 227万5,900円 | 263万3,400円 |
※2022年11月現在
ホンダ「フリード」は、ミニバンでも伸びやかな加速感が実現できるよう、SPORT HYBRID i-DCDを搭載し、低燃費と軽快な走りの両立を実現しました。先進の安全運転支援システム「Honda SENSING」を全タイプに標準装備し、いっしょに乗る友人や家族の安全と安心を守る車です。
全席に広い室内空間を施し、大人が定員まで乗ってもくつろげる空間です。2列目キャプテンシートはロングスライドシートで、席を近づけるなどして移動中もみんなでワイワイ会話ができます。また、シート間が通路になるため、1列目から3列目までを降りることなくスムーズに移動できます。2列目のキャプテンシートの隙間に26インチ自転車を積んだり、用途に合わせシートのアレンジができたりと、多くの荷物を積むための工夫も施されているため、レジャーやスポーツに仲間と移動する際にも活躍するでしょう。
手を使わずにドアを開閉できたり、キーをバッグなどに携帯しているだけでドアやテールゲートの施錠・解錠ができたりと、便利で快適なドライブを約束する機能が満載です。
日産「セレナ」

〈日産「セレナ」〉
e-POWER ハイウェイスターV | e-POWER AUTECH | |
---|---|---|
排気量(L) | 1.2 | 1.2 |
定員(人) | 7 | 7 |
燃費(km/L) | 18.0 | ― |
車体サイズ【全長×全幅×全高】(m) | 4.770×1.740×1.865 | 4.810×1.740×1.865 |
新車販売価格(税込) | 358万2,700円 | 391万1,600円 |
※2022年11月現在
大型のフロントグリルを搭載し、つり目の印象を与えるごついタイプの人気車です。コンパクトな印象の車は避けたい方にもおすすめのデザインです。
充電いらずの電気自動車の新しいカタチを実現したe-POWERと、ミニバンに最適なハイブリッドシステム、スマートシンプルハイブリッドの2つのタイプからエンジンを選べます。e-POWERシリーズの中でも、「ハイウェイスター」は、シンプル&モダンが美しいフロントバンパーをはじめ、スポーティーで洗練されたエアロパーツを採用したエアロモデルです。
安全面では360°セーフティアシスト(全方位運転支援システム)をすべてのラインナップに標準装備。最高ランクの安全性能評価を受けて、デザイン以上に高評価されています。運転技術が未熟な方にはうれしい装備でしょう。
カメラとレーダーでサポートする「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」は、フロントカメラが前方の車両や歩行者を検知し、メーター内ディスプレイへの警告表示とブザーで回避を告知。万が一の緊急時には、緊急ブレーキを作動させて衝突を回避したり、衝突時の被害や傷害を軽減したりします。
若いうちに乗るべき車3選【セダン編】
セダンは車の基本形ともいわれますが、種類も多く決めるのが難しいのではないでしょうか。スポーツカーのようなフォルムのものもあれば、5ドアの箱型に近いものもあって、好みのものに出会うのが難しそうでもあります。
ここでは、KW検索とジャンル別に検索した上位サイトのうち、2022年の情報から(販売終了車は含まず)、セダンのおすすめの車種やグレード別の装備などをご紹介します。

若者向けではないイメージがあった時代もありましたが、最近のセダンは上品でおしゃれなデザインが若者にも人気です。教習車はほぼセダンタイプなので、免許取得直後でも違和感が少ないでしょう。種類が豊富なので選ぶ楽しさもたくさん味わえますね。
トヨタ「カローラ」

〈トヨタ「カローラ」〉
X(ガソリン車 2WD) | W×B(ハイブリッド車 2WD) | |
---|---|---|
排気量(L) | 1.5 | 1.797 |
定員(人) | 5 | 5 |
燃費(km/L) | 19.4 | 27.9 |
車体サイズ【全長×全幅×全高】(m) | 4.495×1.745×1.435 | 4.495×1.745×1.435 |
新車販売価格(税込) | 199万円 | 280万円 |
※2022年11月現在
トヨタ「カローラ」は、その名前を聞いたことがない方はいないのではないかというくらい、日本でロングセラーの車です。ただし、人の生活が時代とともに変化するように、セダンの代表・カローラも進化を遂げています。
次世代ハイブリッドや足回りの進化による走行性能の向上はもちろんのこと、乗り込んだときに開放感と上質さが感じられる室内空間や、狭い道の走行や長距離移動などでも軽快なドライブが楽しめる運転のしやすさなど、乗る人への配慮が隅々まで行き届いた車です。
フロントピラーをスリム化しドアミラーの取り付け位置を最適化して、前方視界を優位に確保すると同時に、リアガラスを拡大することで後方の視界も広げているため、運転初心者や長時間運転に不慣れな方でも視界が広く運転しやすさが実感できるでしょう。
2種類のセンサーで高い認識性能と信頼性を両立した「Toyota Safety Sense」による最新の予防安全パッケージや新機能を追加しており、安全な走行、駐車、降車時等でドライバーをサポートしてくれます。
カローラは199万~299万8,000円と価格帯が広く、好みと予算に合わせて選択できるところが魅力です。
レクサス「IS」
〈レクサス「IS」〉
IS300 | IS300h | |
---|---|---|
排気量(L) | 2.0 | 2.5 |
定員(人) | 5 | 5 |
燃費(km/L) | 12.2 | 18.0 |
車体サイズ【全長×全幅×全高】(m) | 4.710×1.840×1.435 | 4.710×1.840×1.435 |
新車販売価格(税込) | 481万円 | 527万円 |
※2022年11月現在
レクサス「IS」は、世界各地で走り込み、乗り味を鍛え上げた、レクサスのセダンの中では最小モデルのコンパクトサイズのFRスポーツセダンです。特長的な流麗なクーペシルエットに革新的なディティールを盛り込み、ワイド&ローのプロポーションで、車とドライバーの気持ちが通い合う車を目指して操縦性と乗り心地を極めてきました。
ほかのセダンとは一線を画す価格設定もレクサスブランドを象徴していますが、20代独身のうちにレクサスに乗りたいと考える方にはチャレンジに値するモノの良さを実感する体験となるでしょう。
ISには、排気量が異なるガソリンモデル、2.0L 直列4気筒ターボエンジンの「IS300」と3.5L V型6気筒エンジンの「IS350」、そしてハイブリッドモデルの2.5L 直列4気筒エンジン+モーター「IS300h」の3種類がラインナップされています。ハイブリッドモデルのみがFRの2WDか4WDの駆動方式選択が可能です。
夜間の歩行者と昼間の自転車運転者の検知が可能なほどに、カメラの性能を向上させたプリクラッシュセーフティが標準装備されています。また、最大約60m後方までモニターして急接近してくる車両を検知するブラインドスポットモニターやロードサインアシスト、パーキングサポートブレーキなども装備され、ドライバーの運転をサポートする機能が多彩に充実している点は、まだあまり車に乗り慣れていない若い方には最適な装備だといえます。
スバル「レヴォーグ」

〈スバル「レヴォーグ」〉
GT | STI Sport | |
---|---|---|
排気量(L) | 1.8 | 1.8 |
定員(人) | 5 | 5 |
燃費(km/L) | 13.7 | 13.6 |
車体サイズ【全長×全幅×全高】(m) | 4.755×1.795×1.500 | 4.755×1.795×1.500 |
新車販売価格(税込) | 310万2,000円 | 370万7,000円 |
※2022年11月現在
スバル「レヴォーク」は、すべてのラインナップがピュアガソリン車です。走る楽しみを満喫したい車好きのドライバーには魅力的なセダンでしょう。車を操る楽しさをドライバーに楽しんでもらうことを第一に考え、ボディ剛性の向上とボディの揺れを極力抑えた快適な乗り心地の両方を実現しています。
スバル独自の電子制御ダンパーシステム搭載により、路面の細かな凹凸や段差からの衝撃を吸収し、車体の揺れを最小限に抑えたフラットでスポーティーな乗り心地が可能になりました。また、ドライブモードセレクト(4モード+カスタマイズモード)によって、高級車のような上質な乗り心地からスポーツカーのようなダイナミックな走りまで、車のキャラクターをスイッチひとつで一変できます。
2020年にレヴォークから採用した運転支援システムアイサイトXは、最大のポイントでしょう。走行時に非常に洗練された制御を行い、車間距離の取り方、ブレーキのかけ方、そして車間距離が詰まった後の再加速まで、非常に優れた力を発揮します。
レヴォークは車を運転することやメカニックとしての車が好きで乗りたいと考える方向きのセダンです。車や運転に詳しい方を満足させる要素がたくさん詰まっています。
若いうちに乗るべき車3選【スポーツカー編】
若い方に限らず、車好きの方の中には、スポーツカーに憧れを持つ方は少なくないでしょう。年を取ってから「若いうちにスポーツカーに乗っておけばよかった」と後悔しないように、自分が好きな車、いつか乗ってみたいと思っていたスポーツカーを選ぶのも、満足度の高い車選びとなるでしょう。社会人になったからこそ、経済的自由と責任を兼ね備えてスポーツカーオーナーになってみてはいかかでしょうか。
ここでは、KW検索とジャンル別に検索した上位サイトのうち、2022年の情報から(販売終了車は含まず)、スポーツカーのおすすめの車種やグレード別の装備などをご紹介します。

「いつか乗ってみたい」という憧れを叶えるならスポーツカーは若いうちに乗っておきましょう。家族を持つと、自分の希望だけで車を選べるわけではありません。また、実際にファミリー向けの車のほうが便利で、スポーツカーに乗る夢が遠のいてしまうこともあります。
トヨタ「GR86」

〈トヨタ「GR86」〉
GRエントリーモデル | GR SZ6速オートマチック | |
---|---|---|
排気量(L) | 2.4 | 2.4 |
定員(人) | 4 | 4 |
燃費(km/L) | 12.0 | 11.8 |
車体サイズ【全長×全幅×全高】(m) | 4.265×1.775×1.310 | 4.265×1.775×1.310 |
新車販売価格(税込) | 279万9,000円 | 319万9,000円 |
※2022年11月現在
トヨタ「GR86」は、幅広い速度域で走るスポーツカーらしい楽しさを軽やかに引き出す性能が重視された設計で、FRスポーツらしい意のままのハンドリングを実現するための仕掛けが随所に施されています。
2.4Lの動力性能がストレスのない加速を引き出し、スポーツカーの絶対条件である「思いのままのドライビング」を叶えてくれます。筒内直接噴射とポート噴射といった2種類の燃料噴射装置を運転状況に応じて自動で使い分け、最適に制御する「D-4S」を採用しています。軽量で高剛性のボディによってその能力はいっそう発揮され、安定走行と高速コーナーでの軽快なハンドリングを実現しています。
超低重心FRパッケージを構築する長距離走行にも疲れない設計は、スポーツカーでの走行経験の少ない20代の方でも安心して運転を楽しめます。
低重心でワイドスタンスなエクステリアデザインと、走ることに特化したストレスフリーなインテリアデザインは、スポーツカー好きなドライバーが車との一体感を感じられるように設計されています。もちろん、安全性能も高く、「ステレオカメラ」を用いたアイサイトのテクノロジーによって、死角車両を検知したり、夜間走行をアシストするビームの自動切換えを装備したりと、ドライバーの認識と制御をサポートする機能が充実しています。
スバル「BRZ」

〈スバル「BRZ」〉
R 6MT | S E-6AT | |
---|---|---|
排気量(L) | 2.4 | 2.4 |
定員(人) | 4 | 4 |
燃費(km/L) | 12.0 | 11.7 |
車体サイズ【全長×全幅×全高】(m) | 4.265×1.775×1.310 | 4.265×1.775×1.310 |
新車販売価格(税込) | 308万円 | 343万2,000円 |
※2022年11月現在
スバル「BRZ」は、エンジン、足回り、デザイン性、安全性というすべての車に求められるものをスポーツカー用に特化して開発した次世代型のコンパクトスポーツカーです。スタンダードモデルのRクラス、ハイグレードモデルのSクラスともにRWD(後輪駆動)で、いずれも6MT(6速マニュアル車)と、E-6AT(6速オートマチック車)が用意されています。
2012年トヨタとの共同開発によって初代BRZが登場し、前記トヨタ「86」と仕様面で重なる部分があるものの、2代目となる現行モデルの随所には、独自のエンジンフィールとなる「Boxer FA24」などの新規開発など、スバルのこだわりが見て取れます。
搭載するエンジンは、スバルが開発した水平対向のFB20型をベースにトヨタのD-4Sを組み合わせた新開発のFA20型です。モータースポーツでの実績も高いスバルが、「drive」とういより「ride」だと述べているように、スポーツカーの魅力がぎゅっとコンパクトに詰め込まれています。
運転が上手くなったように感じられる、運転経験の浅い20代の若者でも乗りこなせるスポーツカーとして、ドライビングを試してみたい方が今後増えることも期待されます。
ダイハツ「コペン」

〈ダイハツ「コペン」〉
Robe (7速スーパーアクティブシフト付 CVT車) | GR SPORT(7速スーパーアクティブシフト付 CVT車) | |
---|---|---|
排気量(L) | 6.6 | 6.6 |
定員(人) | 2 | 2 |
燃費(km/L) | 19.2 | 19.2 |
車体サイズ【全長×全幅×全高】(m) | 3.395×1.475×1.280 | 3.395×1.475×1.280 |
新車販売価格(税込) | 188万8,700円 | 238万2,200円 |
※2022年11月現在
コンパクトな軽2シーターのオープンスポーツカーとして人気を博すダイハツ「コペン」。より多くのドライバーにスポーツカーに乗って欲しい、車とひとつになって走ることのすばらしさを体感してほしいとの思いが込められた車です。
毎日のドライブに使い勝手の良い「STANDARD」と、攻めの走りを楽しめる「S」、そしてスポーツカーらしく気持ち良く走ることを可能にする「GR」といった3つの走りを実現し、用途に合わせて選べます。
コペンのグレードは「Robe」「XPLAY」「Cero」「GR SPORT」に分けられ、「Robe」「XPLAY」「Cero」には上級グレード「S」があります。また、「GR SPORT」は「TOYOTA GAZOO Racing」とのコラボレーションモデルで、レイシングテクノロジーが駆使された仕様となっており、本物のスポーツカーを体験したい方におすすめです。
高剛性を追求し独自に開発した「D-Frame」が、応答性の良さや高い接地性能、高速走行での直進安定性を実現し、スポーツ性能をふんだんに取り入れつつも、快適な乗り心地を叶えた理想の車を生み出しました。走る、曲がる、止まるといった動作がすべてスムーズにこなせてしまうので、気持ちの良い走りが体験できるのもコンパクトスポーツカー・コペンの良さでしょう。リーズナブルな価格も相まって、スポーツカーオーナーになってみたいビギナーや若者にも人気です。
若いうちに乗るべき車を選ぶときのポイント
働いてまだ間もない社会人であれば、購入する車の好み以上に価格や諸経費、運転のしやすさなども気になるところです。調べれば調べるほど、さまざまな不安と迷いが出てくるのは当然のことでしょう。だからこそ、より多くの情報を集め、慎重に判断して購入を検討することが重要です。ここでは、20代が車を選ぶときに知っておきたいポイントについてご紹介します。
初期費用や維持費がどのくらいかかるかも考えておく
最初に気になるのが「どのくらいの予算が必要か?」ではないでしょうか。購入時には車体価格のほか、税金などの法定費用や登録料などの初期費用も準備しておかなければなりません。
また、購入後は、ガソリン代、駐車場代、自動車保険料、洗車代、点検代、車検費用など、さまざまなランニングコストがかかります。特に車検は、新車購入から3年後に、それ以降2年ごとにまとまったお金がかかるため、計画的に予算を確保しておく必要があります。
安全性・運転のしやすさもおろそかにしない
20代であれば自動車免許取得から日が浅い方も多いでしょうから、車選びには安全面も重視したいところです。車種別に安全性や装備された機能などをご紹介してきましたが、安全性に重きを置く車選びはもちろんのこと、標準装備だけでなく、オプションで付けられる安全装置にも予算をあてることを考えましょう。
運転に苦手意識があったり、運転する頻度が少なく運転に慣れていなかったりする方でも、そうした車を選ぶことが不安解消の一助になるでしょう。
無理も妥協もしない
20代の若い方が車を購入する場合、希望や憧れを叶えたい強い気持ちがあるかもしれませんが、大切なのは無理をしないこと。そして妥協もしないことです。
予算と欲しい車の価格が見合わないときでも、多少の無理は独身のうちならいいなどと考えがちですが、生活に困るほどの無理は禁物です。とはいえ、車のような高い買い物に、妥協して何年もローンを払い続けるのはモチベーションも下がりますので、あらかじめ予算の上限を決めておくなどすると良いでしょう。
若いうちに乗るべき車に予算内で乗る方法
車は高価な買い物ですから、あまりコストをかけられない若いうちは、乗りたい車に乗れないという事態も生じてしまいます。しかし、カーリースという車の利用手段があるのをご存じでしょうか。特に新車を購入しようとする場合、予算オーバーでなかなか手が出ないといったときにカーリースを利用することで、月々の支払いを抑えることができます。このカーリースというしくみがどのようなものか詳しくご紹介します。
頭金不要で毎月定額払い
カーリースは頭金不要で、ボーナス払いなしの毎月定額払いで、乗りたい車に乗れるサービスです。車検や点検の費用もリース料に含まれるため、定期的な大きな出費がなく、初期費用も0円。月々10,000円ちょっとのリース料でも新車に乗れるカーリースの「おトクにマイカー 定額カルモくん」は、若いうちに乗るべき車に乗りたいと考える若い方にぴったりです。
予算内におさめたい、貯金がないから購入では手が出ないという方も、カーリースの定額カルモくんなら、新車を選ぶように乗りたい車が選べます。
乗りたい期間だけ好きな車を選んで乗れる
カーリースの定額カルモくんでは、車を購入するのと同じように、グレードやカラー、オプションなども選べます。契約期間は1年単位で選ぶことができ、1~2年などの短期間でも乗りたい期間だけ乗ることができます。また、契約期間が満了したら返却するだけなので、売却などの手間も乗り換えの負担もありません。
若いうちに好きな車に乗っておきたい、購入には手が届かない予算オーバーの車でもリース料なら支払えるなど、選択肢が広がるでしょう。
車の専門家に無料で相談できる
カーリースの利用には審査がありますが、定額カルモくんの「お試し審査」では、希望する月額料金で審査に通るかを確認でき、利用できる車種もわかります。
また、カーリースの定額カルモくんでは、車の専門家に無料で相談することができるため、「若いうちに乗るべき車はどんな車?」という悩みも解消できるでしょう。マイカーコンシェルジュがお試し審査の結果を基に最適な車種の提案もしてくれます。
社会人になったばかりで審査に通るか不安な方や、予算内で乗れる車を知りたい方におすすめです。無料でお試し審査ができるため、まずは気軽に確認してみてください。
若いうちに乗るべき車を数年おきに乗り換えることもできる!
若いうちは車にかけられる予算が限られますが、家族がいない若いうちにこそ楽しめる車を選ぶことで、より充実したカーライフを実現できるでしょう。
若いうちに乗るべき車が欲しくても予算が足りないときは、初期費用不要、月々定額で新車に乗れるカーリースを利用するのも賢い選択です。定額カルモくんなら1年単位で契約期間を選べるため、若いうちに乗るべき車を数年おきに乗り換えて、さまざまな車種を楽しむことも可能です。
よくある質問
Q1:若いうちに乗るべき車はどんな車?
A:まずは自分の好みの車を選ぶことを優先してはいかがでしょうか。憧れを叶えるのもよし、趣味に合わせるのもよし、車で何がしたいのか、なぜ車を持とうと思ったのかを考えて検討しましょう。車選びのポイントとして、家族を持ってからでは乗れない、適さない車に、独身のうちに乗っておくという視点でも良いのではないでしょうか。
Q2:若いうちに乗るべき車を選ぶときのポイントは?
A:車の選び方のポイントはさまざまありますが、目が奪われがちな車両価格だけではなく、初期費用や購入後のランニングコストがどのくらいかかるかも把握しておきましょう。若い方は運転面の不安を軽減するためにも安全性も重視して、安全装置などのオプションを付けておくと良いでしょう。
Q3:予算オーバーでも若いうちに乗りたい車に乗るべき?
A:無理をして車を購入するのはおすすめしません。若い独身のうちだから無理ができることもありますが、日常生活に支障が出るような出費は避け、若い方ならなおさら、将来のための貯金も大切にしましょう。毎月定額の定額カルモくんのカーリースを利用することで、予算内で無理せずに新車に乗ることができます。
※この記事は2022年11月時点の情報で制作しています