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雨の日の運転って疲れますよね。視界は悪いし、スリップの危険があるので、神経を使います。
こういう時期に気をつけたいのが、水たまりを走行する際の水はねです。実は、車の走行によって歩行者に水や泥をかけてしまうのは、違反行為にあたります。
道路交通法第71条の1には、「ぬかるみ又は水たまりを通行するときは、泥よけ器を付け、又は徐行する等して、泥土、汚水等を飛散させて他人に迷惑を及ぼすことがないようにすること」と定められています。
そのため、意図的ではなくてもはね上げた水を歩行者にかけてしまったら違反となり、大型車は7,000円、普通自動車と二輪車は6,000円、小型特殊自動車と原動機付き自転車は5,000円の罰金が科せられます。
水はねさせない運転の仕方
JAF(日本自動車連盟)の実験によると、水深約1cmの水たまりを通過する際、40km/hでは車道から一段上がった歩道の歩行者の肩付近まで水しぶきがかかり、歩行が妨げられる被害があることが明らかになっています。
20km/hでも歩行者の足元が濡れる程度のはね上げがあり、10km/h以下になると水がはね上がっても歩行者には届かない範囲内に収まりました。
こうした結果から、雨天に歩行者のそばを走行する際には、10km/h以下を目安に速度を落とすることが大切といえるでしょう。
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※こちらの記事は、カルモマガジンの提供するメールマガジン(2022年6月12日配信)を再編集した内容です。