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いきなりタオルはNG!花粉や黄砂の正しい落とし方
今の時期にピークを迎える黄砂や花粉。愛車にダメージを与える厄介な存在です。
花粉がボディに付着した状態で放置した場合、花粉に含まれている粘着性の成分「ペクチン」によって花粉が固着し、落ちにくいシミとなってしまいます。
また、黄砂には傷の原因となる石英や長石などの造岩鉱物に加え、緑泥石などの粘土鉱物が含まれているため、夜露などによって水分を含むと粘土状になりボディにこびりついて落ちなくなるのです。
こうした汚れを落とす際には、いきなりタオルなどで拭くのは厳禁。花粉や黄砂を車にこすりつけることになり、塗装に傷をつけてしまいます。まずはたっぷりの水で丁寧に水洗いしてください。固着した汚れがゆるんで浮き上がり、落としやすくなります。
可能であれば、高圧洗浄機を使用するといいでしょう。次によく泡立てたカーシャンプーをスポンジにとって、優しくなでるように洗います。
それでも落ちない汚れがある場合、70~80℃程度のお湯を使用してみるのもひとつの方法です。花粉が落ちにくくなる原因であるペクチンは熱に弱い成分のため、花粉ジミであれば除去できる可能性があります。
※こちらの記事は、カルモマガジンの提供するメールマガジン(2022年4月22日配信)を再編集した内容です。
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