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アルトの安全性能が知りたい!オプションで追加できる安全装備はあるの?(2021年~現行モデル)

アルトの安全性能が知りたい!オプションで追加できる安全装備はあるの?(2021年~現行モデル)
アルトの安全性能が知りたい!オプションで追加できる安全装備はあるの?(2021年~現行モデル)

出典:スズキ「アルト」安全装備

交通事故につながる危険を検知して警告したり、万が一の衝突時の被害を軽減したりしてくれる先進安全技術は今時の車になくてはならないものといえますが、その充実度には車種によって差があります。また同じ車種でもグレードによって安全性能が異なるケースも少なくないため、車選びの際には安全性能をよく確認する必要があるといえるでしょう。

ここでは、スズキ「アルト」の安全性能について詳しくご紹介します。

この記事のPOINT

  • 「スズキ セーフティ サポート」を全車標準装備
  • 全車が「サポカーSワイド」に該当
  • 最上級グレード「HYBRID X」には「全方位モニター用カメラ」や「ヘッドアップディスプレイ」などが装着されるパッケージオプションの設定がある

アルトの安全性能

2021年12月に登場した現行型のアルトでは、スズキの予防安全技術「スズキ セーフティ サポート」が標準装備されており、エントリーグレードの「A」を含む全車が「サポカー」の最上位の区分である「サポカーSワイド」に該当します。

また、運転席・助手席のエアバッグに加え、フロントシートサイドエアバッグ、カーテンエアバッグも全車標準装備であり、衝突安全性にも高い配慮が見られるのが特徴です。

アルトに搭載される先進安全技術

ここからは、アルトに搭載される先進安全技術について見ていきましょう。

デュアルカメラブレーキサポート

出典:スズキ「アルト」安全装備

約5~100km/hで走行中に前方車両や歩行者などを検知し、衝突事故の危険があるとシステムが判断すると警告を発してドライバーに注意喚起します。

より衝突の危険が高まると弱い自動ブレーキを作動させ、その状態でドライバーがブレーキ操作をするとブレーキアシストを行いより強い制動力を発生。それでも衝突が回避できない場合は強いブレーキを作動させ、衝突事故の回避、または衝突事故の被害軽減をサポートします。

現行型のアルトは、車両と昼夜の歩行者の検知に対応しています。

誤発進抑制機能・後方誤発進抑制機能

誤発進抑制機能・後方誤発進抑制機能出典:スズキ「アルト」安全装備

進行方向に障害物を検知しているにもかかわらず、アクセルペダルが強く踏み込まれた場合には、エンジン出力を自動で抑制することで急加速を抑制する機能です。

後退時ブレーキサポート

後退時ブレーキサポート出典:スズキ「アルト」安全装備

アルトは、リアバンパーに設置された超音波センサーで後方の障害物と車両の距離を計測し、音を変化させて障害物への接近を知らせる「リヤパーキングセンサー」を搭載しています。さらに障害物と衝突する危険がある場合はブレーキ制御を行い、事故の回避や衝突時の被害軽減をサポートします。

車線逸脱警報機能

車線逸脱警報機能出典:スズキ「アルト」安全装備

約60km/h以上で走行中に、車線からはみ出す危険がある場合は警告を発し、ドライバーに危険を知らせます

ふらつき警報機能

ふらつき警報機能出典:スズキ「アルト」安全装備

走行中にシステムが車線を検知した上で、走行パターンを計測します。脇見や眠気などで蛇行するなどシステムが「ふらついている」と判断した場合は、音や表示でドライバーに注意喚起する機能です。

ハイビームアシスト

ハイビームアシスト出典:スズキ「アルト」安全装備

約30km/h以上でハイビームを点灯して走行している際、前方の対向車や先行車、街灯などの明るさを検知し、必要に応じてハイビームとロービームを自動で切り替える機能です。

ドライバーが手動で切り替える手間を減らし、安全運転に貢献します。

先行車発進お知らせ機能

先行車発進お知らせ機能出典:スズキ「アルト」安全装備

信号待ちや渋滞時など、ブレーキペダルを踏んで停止しているとき、先行車が約4m以上離れても自車が停止し続けた場合は音や表示でドライバーに先行車の発進を知らせ、出遅れ防止に貢献します。

オプションで追加できる安全装備

アルトでは、最上級グレード「HYBRID X」に「全方位モニター付きディスプレイオーディオ装着車」「全方位モニター用カメラパッケージ装着車」の設定があり、このいずれかを選択した場合には以下の安全装備が追加されます。

全方位用モニター用カメラ

全方位用モニター用カメラ出典:スズキ「アルト」安全装備

車両の前後左右に4つのカメラを設置し、カメラから得た映像を合成してアルトを真上から見下ろしたような映像を映し出すことで周囲の安全確認をサポートする機能です。

狭い道を低速で走行している際は自動で左サイドの画像とフロントの映像を映し出す「すれ違い支援機能」や、接近する車や歩行者の存在を音や表示で知らせる「左右確認サポート機能」も搭載しています。

ヘッドアップディスプレイ

ヘッドアップディスプレイ出典:スズキ「アルト」安全装備

運転席前のダッシュボード上に車速などの運転に必要な情報をカラーで表示することで、ドライバーの視線移動や焦点調節の頻度を減らし、安全運転に貢献する機能です。

標識認識機能

走行中に最高速度、はみ出し通行禁止、一時停止、車両進入禁止の4つの標識と、補助標識「終わり」を認識し、ヘッドアップディスプレイに表示する機能です。

また、「HYBRID X」以外のグレードに設定のある「バックアイカメラ付きディスプレイオーディオ装着車」を選択した場合は、後退する際に車両後方の画像をディスプレイオーディオに映し出す「バックアイカメラ」が追加されます。

アルトは全車「サポカーSワイド」に該当

アルトにはペダル操作やステアリング支援を伴う運転支援機能などは搭載されていませんが、「サポカーSワイド」の認定要件は満たしており、買い物や送迎など日常的に使用する車としては十分な安全性能を有しているといえるでしょう。

上級グレードにはより安全性能を高めるオプションも用意されているため、グレード選びの際にはオプションの選択肢も含めて検討することをおすすめします。

よくある質問

Q1:アルトはどの「サポカー」に該当するの?

A:アルトはスズキの予防安全技術「スズキ セーフティ サポート」を標準装備しており、エントリーグレード「A」を含む全車が「サポカー」の最上位の区分である「サポカーSワイド」に該当します。

Q2:アルトに標準装備される先進安全技術にはどのようなものがあるの?

A:車両と昼夜の歩行者を検知し、危険があれば自動ブレーキを作動させる「デュアルカメラブレーキサポート」やペダル操作ミス時の急加速を抑制する「誤発進抑制機能」「後方誤発進抑制機能」、車線を検知してはみ出す危険があれば警告する「車線逸脱警報機能」、自動でハイビームとロービームを切り替える「ハイビームアシスト」などが搭載されています。

Q3:最上級グレード「HYBRID X」にのみ追加可能な安全装備は?

A:パッケージオプションの選択により、車両を真上から見下ろしたような映像を表示して周囲の安全確認をサポートする「全方位モニター用カメラ」や「ヘッドアップディスプレイ」、「標識認識機能」の追加が可能です。

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※この記事は2022年4月時点の情報で制作しています

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