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レガシィアウトバックの内装の魅力・収納力を解説!(2014年~2021年モデル)

レガシィアウトバックの内装の魅力・収納力を解説!(2014年~2021年モデル)
レガシィアウトバックの内装の魅力・収納力を解説!(2014年~2021年モデル)

出典:スバル「レガシイアウトバック」ギャラリー

国産車のステーションワゴンは希少な存在となりつつあります。中でもステーションワゴンのクロスオーバーモデルは今ではこのスバル「レガシィアウトバック」を残すのみとなりました。レガシィアウトバックはスバル車ならではの走りへのこだわりはもちろん、上級クロスオーバーモデルならではの内外装の質感の高さが魅力のモデルでもあります。

ここでは、レガシィアウトバックの内装について詳しく紹介します。

この記事のPOINT

  • 高効率なパッケージングを採用し、明るく開放感のある室内空間を確保
  • 上質な素材を使用した質感の高いインテリア
  • 559Lの大容量の荷室を確保

レガシィアウトバックの室内空間の特徴

2014年10月に登場した現行型のレガシィアウトバックは、居住空間の広さはもちろんのこと、視界の良さや世界最高水準の安全性を確保する高効率なパッケージングを採用し、明るく開放感のある車内空間を実現しました。

前席では左右のシート間距離を拡大し、さらにドアトリムの構造を見直すことで広いスペースを確保。また、前後乗員間距離を広げ、後席のニールームに余裕を持たせたことでゆったりとくつろげる快適な室内空間を確保しています。

コックピットは直感的に操作できるダイヤル類やスイッチ類、視線移動が少なく視認しやすいメーター、ステアリングから手を離すことなく操作できるディスプレイなど、デザイン性だけではなく運転に集中できる設計となっているため、ドライバーはストレスを感じることなく運転に集中できるでしょう。

レガシィアウトバックのグレードごとの内装

ここからは、レガシィアウトバックのグレードごとの内装について見ていきましょう。

質感の高さが魅力の「B-SPORT」

「B-SPORT」のインテリアカラーはブラックのみ。シンプルながらも上質さを感じさせる内装となっています。

ウルトラスエードと本革を使用したシートを採用

ウルトラスエードと本革を使用したシートを採用出典:スバル「レガシイアウトバック」室内

「B-SPORT」はレガシィアウトバックの中でも最も価格の安いグレードですが、ウルトラスエードと本革を使用したシートが標準装備になっています。廉価グレードにもこれほど上質な素材を使用している車種はそう多くありません。

ウルトラスエードはスエードのような心地よい手触りと高いホールド性を持つ人工素材です。質感の異なる本革と組み合わせることで、ブラック1色でも無機質にならず、大人の感性を刺激する質の高さとやわらかさを演出しています。

ステアリングホイールやシフトレバーは本革巻きです。

ダークエンボスシルバーの加飾パネルがスポーティーさを演出

ダークエンボスシルバーの加飾パネルがスポーティーさを演出出典:スバル「レガシイアウトバック」室内

インパネやドアトリムにはつやのあるダークエンボス調の加飾パネルをあしらい、躍動感を演出しているのもポイントです。

機能性を高めたアクティブさが持ち味の「X-BREAK」

「X-BREAK」は、SUVの要素を強めアクティブさを強調したグレードです。

撥水素材を使用した機能的なシート

撥水素材を使用した機能的なシート出典:スバル「レガシイアウトバック」室内

「X-BREAK」では、撥水加工されたファブリックと合成皮革を組み合わせ、機能性を高めたシートを採用しています。濡れや汚れに強く、お手入れがしやすいのでアウトドアでも汚れを気にすることなく使用できるでしょう。小さな子供がいるファミリーにとってもうれしい仕様といえます。

ステアリングホイールとシフトノブは、「B-SPORT」よりもワンランク上の上質な本革を使用した高触感本革巻きになります。

イエローグリーンがアクティブな雰囲気をプラス

イエローグリーンがアクティブな雰囲気をプラス出典:スバル「レガシイアウトバック」室内

「X-BREAK」はフロントグリルやサイドクラッディングなどにイエローグリーンをあしらい、スタイリッシュさとアクティブさを持たせています。内装においてもステッチのカラーをイエローグリーンとすることで、エクステリアと一体感を持たせ、躍動感を演出します。

なお、インパネやドアトリムの加飾パネルはメタルメッシュ+ブラック塗装です。

インテリアカラーが選択できる最上級グレード「Limited」

最も高額な最上級グレード「Limited」では、レガシィアウトバックで唯一インテリアカラーが選択可能です。シート素材には室内にラグジュアリーさをもたらす本革シートを採用しました。

ブラック

ブラック出典:スバル「レガシイアウトバック」室内

ブラックはスポーティーな印象。下位グレードと同じカラーではありますが、つやのある本革シートが最上級グレードならではの質感の高さを演出し、差をつけています。

アイボリー

アイボリー出典:スバル「レガシイアウトバック」室内

アイボリーはやわらかく、温かみのある印象です。真っ白ではなくベージュ寄りでトーンも抑えられているため、落ち着きも感じさせ、どなたにも受け入れられやすいカラーといえるでしょう。

ブラウン

ブラウン出典:スバル「レガシイアウトバック」室内

最も個性を感じさせるのがブラウンです。本革の質感が引き立ち、ラグジュアリーさがあふれています。シートのサイド部分にはブラックが使用されているため、ほかのカラーよりもデザイン性の高さも感じることができるでしょう。

なお、「Limited」の加飾パネルはピアノブラック調+シルバー塗装になります。

レガシィアウトバックの座席周りの収納

近年のファミリー向けの軽自動車やコンパクトカーにはユニークな収納が用意されているケースも多いですが、レガシィアウトバックには特に目新しい座席周りの装備はありません。

とはいえ、助手席前のグローブボックス(照明付き)やフロント&リアドアのボトルホルダー付き大型ドアポケット、フロアコンソールボックス、オーバーヘッドコンソールボックスなど、定番の収納はしっかりとそろっています。カップホルダーは2個備わります。

レガシィアウトバックの座席周りの収納出典:スバル「レガシイアウトバック」ドライビング装備

センタートレイには、USB電源が2個あるので、小物の収納場所としてだけではなくスマートフォンを充電しながら保管することも可能です。USB電源はリアにも2個用意されているため、後席でもスマートフォンやタブレットの充電ができるのはうれしいポイントでしょう。

レガシィアウトバックの荷室&座席アレンジ

出典:スバル「レガシイアウトバック」カーゴルーム

ステーションワゴンは、積載性の高さが魅力のボディタイプです。レガシィアウトバックは559Lの大容量を確保しているだけでなく、フラットで隅々まで効率よく使用できる設計としているため、定員が乗車した状態でゴルフバッグや大型のスーツケースなどを4個収納可能です。

レガシィアウトバックの荷室&座席アレンジ_02出典:スバル「レガシイアウトバック」カーゴルーム

さらに床下には47Lの大型のサブトランクもあるため、収納力に関しては申し分なしといえるでしょう。なお、「X-BREAK」と「Limited」には、バックドアの開閉を電動で行うパワーリヤゲートも搭載されます。

レガシィアウトバックの荷室&座席アレンジ_03出典:スバル「レガシイアウトバック」カーゴルーム

後席をすべて倒せば、自転車を積み込むことも可能。

レガシィアウトバックの荷室&座席アレンジ_04出典:スバル「レガシイアウトバック」カーゴルーム

また、後席には6:4分割可倒式のシートを採用しているため、後席に1人が座った状態でも荷室を拡大することができます。

 

レガシィアウトバックは上質な居住空間と積載性の高さが魅力

レガシィアウトバックは、上級クロスオーバーモデルにふさわしい上質な室内空間を持つモデルです。ステーションワゴンならではの使い勝手の良い大容量の荷室も備えているため、アウトドアや旅行にも活躍してくれるでしょう。

内装の質感や収納力はカーライフの質を左右するポイントです。車選びの際には、内装の確認も怠らず、満足のいく1台を選んでください。

 

よくある質問

Q1:レガシィアウトバックの室内空間の特徴は?

A:レガシィアウトバックは、居住空間の広さ、視界の良さや世界最高水準の安全性を確保する高効率なパッケージングを採用し、明るく開放感のある車内空間を実現しました。また、前席の左右乗員間距離を広げるとともに前後乗員間距離も拡大し、後席のニールームに余裕を持たせることで、ゆったりとくつろげる居住性の良さを確保しています。

Q2:レガシィアウトバックの内装のグレードごとの違いは?

A:レガシィアウトバックは、グレードによってシート素材が変わります。「B-SPORT」ではウルトラスエードと本革のコンビシート、「X-BREAK」は撥水素材を使用し機能性を高めたシート、「Limited」では本革シートが装備されます。なお、レガシィアウトバックの基本のインテリアカラーはブラックですが、最上級グレードの「Limited」のみブラックに加えてアイボリー、ブラウンの選択が可能です。

Q3:レガシィアウトバックの荷室は十分に荷物が積める?

A:レガシィアウトバックは定員が乗車していてもゴルフバッグや大型のスーツケースを4個積み込める559Lの大容量の荷室スペースを確保しています。さらに床下には47Lの大型サブトランクも備えているため、ステーションワゴンに期待される積載性は備えているといえるでしょう。なお、後席には6:4分割可倒式シートを採用しているので、座席アレンジをして荷室を拡大することも可能です。

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※記事の内容は2021年4月時点の情報で執筆しています。

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