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レガシィアウトバックのグレード別の特徴や違いを比較解説!おすすめは?(2021年~現行モデル)

レガシィアウトバックのグレード別の特徴や違いを比較解説!おすすめは?(2021年~現行モデル)
レガシィアウトバックのグレード別の特徴や違いを比較解説!おすすめは?(2021年~現行モデル)

出典:スバル「レガシィアウトバック」メディア

車種選びの後に待っているグレード選び。車種選びはとことんまでこだわっても、グレード選びになると面倒になって価格のみで決めたり、おすすめされるものをそのまま確認せずに選んだりすることも多いという声もあります。

しかし、グレードによって装備内容は大きく異なります。特にスバル「レガシィアウトバック」はグレードによって個性が異なるので、よく比較検討するべきといえるでしょう。

ここでは、レガシィアウトバックのグレードについて詳しくご紹介します。

この記事のPOINT

  • レガシィアウトバックのグレードは「X-BREAK EX」「Limited EX」の2種類と、特別仕様車「Active × Black」がある
  • 全車充実した装備を採用し、機能性の差はほとんどない
  • レガシィアウトバックのおすすめグレードは「X-BREAK EX」

レガシィアウトバックのグレード構成

レガシィアウトバックのグレードは「X-BREAK EX」「Limited EX」の2種類で非常にシンプルです。なお、レガシィアウトバックのパワートレインは1.8L水平対向4気筒直噴ターボエンジン+リニアトロニックのみで、駆動方式もAWD(常時全輪駆動)に限られます。

価格は「X-BREAK EX」「Limited EX」の順に高額になりますが、価格差は15万円程度であまり大きくありません。現行型のレガシィアウトバックでは、装備の充実度に差をつけてグレードに上下関係を作るのではなく、異なる個性を持たせている、といった印象です。

なお、2023年9月の改良のタイミングで、「Limited EX」をベースとした特別仕様車「Active × Black」が追加されました。「Active × Black」は内外装の質感を高めており、「Limited EX」より10万円程度高額な設定となっています。

レガシィアウトバックの装備内容

レガシィアウトバックは、前述のとおりグレードによって個性を変えています。その個性はおもに内外装で表現され、機能性、走行性能にはそれほど大きな差がありません。搭載されるパワーユニットや安全装備も全車同じ内容です。

なお、内装、安全性能に関しては別記事で詳しくご紹介します。

レガシィアウトバックの内装について、詳しくはこちら

レガシィアウトバックの安全性能について、詳しくはこちら

まずは、両グレードに共通する装備をご紹介します。その後に、グレードごとの特徴を見ていきましょう。

〈グレード別比較表〉

グレードX-BREAK EXLimited EXActive × Black
エンジン1.8L水平対向4気筒直噴ターボ“DIT”
駆動方式AWD
燃費
(km/L、WLTCモード)
13.0
全長(mm)4,870
全幅(mm)1,875
全高(mm)1,6701,675
最小回転半径(m)5.5

全車に共通の装備

レガシィアウトバックに採用されるAWDシステムは、走行環境や状況によって前後輪に最適なトルク配分を行う「アクティブトルクスプリットAWD」です。また、モードを選択するだけで各車輪の駆動力や制動力を適切にコントロールして悪路からの脱出性能を高める「X-MODE」、ドライバーの好みやシーンに合わせて走行性能を選択できる「SI-DRIVE」も全車に搭載しています。

ただ、「X-MODE」は「Limited EX」「Active × Black」は1モードですが、「X-BREAK EX」は2モードという違いがあります

全車に共通の装備出典:スバル「レガシィアウトバック」走行性能

そのほか、MT車のようなシフト操作が楽しめるパドルシフトや電動パーキングブレーキ、オートビークルホールドなどは全車に搭載されており、「X-MODE」のモード数が異なるほかは、走行性能に大きな差はないといえるでしょう。

また、フルLEDハイ&ロービームランプ、LEDフロントフォグランプなども標準装備であり、ライト類にも差はありません。

快適装備では、左右独立温度調整機能付きのフルオートエアコン、後席のベンチレーション機能、運転席・助手席・後席左右のシートヒーター、キーレスアクセス&プッシュスタート、車両やエアコンの設定やテレビなど多彩な使用が使用できる「11.6インチセンターインフォメーションディスプレイ&インフォテインメントシステム」などが採用されており、かなり充実しています。

さらに、コネクティッドサービス「SUBARU STARLINK」の利用も可能です。

SUVらしいアグレッシブさが持ち味の「X-BREAK EX」

SUVらしいアグレッシブさが持ち味の「X-BREAK EX」出典:スバル「レガシィアウトバック」

〈グレード「X-BREAK EX」の車両本体価格〉

グレードX-BREAK EX
駆動方式AWD
価格425万7,000円

「X-BREAK EX」は、SUVとしての要素を強く出したアクティブさが魅力のグレードです。フロントグリルはブラック塗装をベースにラスターブラック塗装の加飾を採用。さらに前後のバンパーガードやドアミラーにもブラックをあしらい、クールでタフな雰囲気を演出します。

18インチのアルミホイールもダークメタリック塗装で仕上げ、足回りも引き締まった印象です。

上質さが魅力の「Limited EX」

上質さが魅力の「Limited EX」出典:スバル「レガシィアウトバック」

〈グレード「Limited EX」の車両本体価格〉

グレードLimited EX
駆動方式AWD
価格440万円

「Limited EX」では、メッキ加飾付きのフロントグリルやドアハンドル、シルバー塗装の前後バンパーガードなどを採用し、エクステリアに輝きをプラスしてフラッグシップモデルらしい上質さを際立たせています。

また、「Limited EX」では、アクセスキーを携帯していればリアのセンサー部分に体の一部を近付けるだけでリアゲートが自動で開く「ハンズフリーオープンパワーリヤゲート」が標準装備です。

特別仕様車「Active × Black」

特別仕様車「Active × Black」出典:スバル「レガシィアウトバック」

〈特別仕様車「Active × Black」の車両本体価格〉

グレードActive × Black
駆動方式AWD
価格451万円

2023年9月の改良時に新たにラインナップに加わった「Active × Black」は、上位グレードの「Limited EX」をベースとし、より精悍なエクステリアとアウトドアでの使い勝手を向上させた特別仕様車です。

フロントグリル加飾には「X-BREAK EX」と同じラスターブラック塗装をあしらい、フロントフォグランプカバーはブラック塗装加飾付き、さらにクロスバービルトインタイプのルーフレールはブラック塗装となり、タフな雰囲気を強めています。なお、ボディカラーには専用色の「カシミアゴールド・オパール」が設定されました。

快適装備などは「Limited EX」と変わりありませんが、「Limited EX」のシート素材がブラックのファブリックであるのに対し、「Active × Black」では同色の撥水性ポリウレタンを採用しています。また、「Limited EX」に設定のある本革シートのオプションは選択できません。

レガシィアウトバックのおすすめは「X-BREAK EX」

レガシィアウトバックでは、グレード間で機能性に関する装備はほとんど差がありません。内外装が好みに合うものを選べばいいので、グレード選びに苦労することはないでしょう。「Limited EX」が標準装備している「ハンズフリーオープンパワーリヤゲート」はオプションで「X-BREAK EX」にも追加することができます。

そうした点を考えると、コストパフォーマンスが高い「X-BREAK EX」がレガシィアウトバックのおすすめグレードといえるでしょう。

よくある質問

Q1:レガシィアウトバックのグレード構成は?

A:レガシィアウトバックのグレードは「X-BREAK EX」と「Limited EX」の2種類です。さらに、2023年9月に追加された特別仕様車「Active × Black」の設定があります。

Q2:レガシィアウトバックのグレードごとの違いは?

A:レガシィアウトバックでは、快適装備など機能性に関する部分はそれほどグレードによる違いがありません。レガシィアウトバックとしての走行性能や機能性はどちらにも十分なものを搭載したうえで、内外装のデザインを変え「X-BREAK EX」はアグレッシブに、「Limited EX」はフラッグシップモデルらしい上質さを演出しているという特徴があります。

Q3:レガシィアウトバックのおすすめグレードは?

A: コストパフォーマンスから見ると、「X-BREAK EX」がおすすめです。

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※この記事は2023年12月4月時点の情報で制作しています

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