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「トヨタC-HR」初めてのマイナーチェンジで外観や装備の魅力度アップ

「トヨタC-HR」初めてのマイナーチェンジで外観や装備の魅力度アップ
「トヨタC-HR」初めてのマイナーチェンジで外観や装備の魅力度アップ

個性的なルックスで人気のコンパクトSUV

トヨタのクルマ構造改革である「TNGA」を採用した第2弾モデルとして、2016年12月にコンパクトSUVのC-HRは登場しました。C-HRは「センシュアル スピード-クロス」をキーワードに、スピード感あるキャビン形状、彫刻的な面造形、そして「ダイヤモンド」をモチーフに強く絞り込んだボディと大きく張り出したホイールフレアの対比など、こだわりの外観デザインが特徴です。

外観のブラッシュアップからGRスポーツ追加まで盛りだくさん

この個性派コンパクトSUVとして人気の高いC-HRが2019年10月に初めてマイナーチェンジ(MC)を行い、商品力を向上させました。今回のC-HRのMCのポイントは5つ。

1、外観デザインをさらにスタイリッシュに。
2、1.2Lターボ車(FF)に6速MT車を追加。
3、ディスプレイオーディオを全車標準装備し、スマートフォンとの連携を強化。
4、インテリジェントクリアランスソナーなどオプション装備を設定し、安全装備を充実。
5、ガズーレーシングが手掛けるカスタマイズカー「GRスポーツ」を設定。

それでは、デザイン変更、新グレードの追加などによりさらに魅力が高まったC-HRを紹介しましょう。

より精悍になった外観

より精悍になった外観

まず、外観デザインの変更から紹介します。フロントバンパーはエアインテークを左右に広げ、ワイドスタンスを強調するとともに、フロントフォグランプをエアインテーク上部に配置しました。

G、G-T、S“GR SPORT”、S-T“GR SPORT”のヘッドランプは上部に長く伸びるLEDクリアランスランプがデイライトとターンランプを兼ね、リアコンビネーションランプには右左折時に車両内側から外側に流れるように点灯するシーケンシャルターンランプを採用しています。
C-HR外観

C-HR内装ボディカラーは、新色のモーショナルレッドII、オレンジメタリックなど8色を含む全16色を設定(モノトーン8色、ツートーン8色、“GR SPORT”は全11色)として、内装色には新たにオーキッドブラウンが追加されました。

ターボ車には電子制御アシスト付きのマニュアル追加

走りではターボエンジンによる爽快な走りに操る楽しさを加えた1.2Lターボ車(FF)に変速・発進操作をアシストするインテリジェントマニュアルトランスミッション(iMT)を採用した6速マニュアル車を設定。「iMT」はコンピューターがドライバーのクラッチ、シフト操作にあわせて、最適なエンジン回転数になるように制御、スムーズな加速性能を味わうことができます。

いまどきなコネクテッド性能もアップ

いまどきなコネクテッド性能もアップ

装備面ではディスプレイオーディオ(DA)と車載通信機DCMを標準装備することで、オーナーすべてにコネクティッドサービスカーの安心・便利が提供されます。「SmartDeviceLink」に対応するTCスマホナビや、音楽・ラジオアプリなどをDA上に表示して操作可能とし、LINEカーナビでは音声認識で目的地設定やLINEのメッセージ送受信、音楽再生などが可能です。さらに、Apple CarPlayやAndroid Autoなど、普段利用している地図アプリや音楽アプリなどをディスプレイで操作・利用が可能(TVとセットオプション、契約時にT-Connect契約が必要)となっています。従来通りの車載用ナビ機能を利用したいユーザーは、エントリーナビキットまたはT-Connectナビキットの2種類から選択可能(いずれもオプション設定)です。

待望の「インテリジェントクリアランスソナー」を追加設定

安全装備も拡充が図られており、駐車時など静止物を検知して衝突被害の軽減に寄与する「インテリジェントクリアランスソナー(パーキングサポートブレーキ[静止物])」がようやく設定されたことに加えて、駐車場での後退時に左右後方から接近する車両を検知し、衝突の可能性がある場合、ブレーキを制御する「リヤクロストラフィックオートブレーキ(パーキングサポートブレーキ[後方接近車両])」、車両を上から見たような映像をディスプレイ画面などに表示する「パノラミックビューモニター」などの安全機能をオプション選択可能としています。

走りを強化した「GR SPORT」も追加

走りを強化した「GR SPORT」も追加

そして「トヨタガズーレーシング」が手掛けるスポーツカーシリーズ「GR」の中で、気軽にスポーツドライブを楽しみたいというユーザー向けの「GR SPORT」がハイブリッド車のSグレード、1.2Lターボ車のSTグレードに設定されました。
GR SPORT外観
追加された“GR SPORT”は、GRモデル専用パーツであるフロアセンターブレースをフロア下に追加しボディ剛性を強化し、操舵応答の向上やフラットな乗り心地によりスポーティな走りを実現しています。足回りについても専用の19 インチタイヤを採用するとともに、フロントリアともにコイルスプリング&ショックアブソーバー&スタビライザー、電動パワーステアリングに専用のチューニングを施し、GR の走りを追求しています。
GR SPORT室内

GR SPORTインテリア

これらの目に見えにくいパーツに加えて、空力性能や冷却性能を向上させるフロントデザイン(バンパー、大開口アンダーグリル、アンダーガード、大型フォグベゼル)の採用や、ダークシルバー塗装されたインパネ、専用のスポーティシートによって、スポーティさをわかりやすく表現しています。

マイナーチェンジして、外観、安全性能、走行性能を向上させたC-HR。車両本体価格は236万7000円〜309万5000円で、GRスポーツは273万2000円〜309万5000円となっています。

 

※記事の内容は2019年12月時点の情報で制作しています。

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