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近年、国際社会では騒音規制の基準が引き上げられています。規制値は乗用車やトラック、バスなど、車種ごとに細かく区分けされており、その基準を満すことが、日本で販売するための前提条件となっています。
現在、国際基準の「フェーズ2」が、新車販売に必要な条件ですが、環境省に問い合わせたところ、2024年の国際的変更時に合わせて、より厳しい「フェーズ3」を検討する可能性があるとのことでした。これによりタイヤノイズの騒音はもちろん、スポーツカーへの生産基準も厳しくなることが予想されます。
一方で、静音車は「近づいてもわからなくて怖い」の意見も。
誰もが自由に移動を楽しむ社会を作るため、カーリース事業を展開する「おトクにマイカー 定額カルモくん」では、全国の男女2,012人を対象に騒音規制に関する意識調査を行いました。
【調査概要】
- 調査対象:全国の男女2,012人
- 調査期間:2021年11月18日~11月22日
- 調査内容:Q1.車の音はうるさいと感じますか?
Q2.車の音は必要だと思いますか?
Q3.(スポーツカーに乗っている人のみ)音が大きくなるようにカスタマイズしましたか?
Q4.(スポーツカーに乗っている人のみ)騒音規制が入ることは寂しいと感じますか?
Q5.(Q4に「はい」と回答した人のみ)どうしてそのような気持ちになったのですか?
Q1.車の音はうるさいと感じますか?
・はい 40.1%
・いいえ 59.9.%
約6割の人が「車の音はうるさいと感じない」と回答しました。
生活をするうえで車の音は「騒音」とは感じない人が多数のようです。
Q2:車の音は必要だと思いますか?
- 必要だと思う 83.1%
- 必要ではない 16.9.%
8割を超える方が「車の音は必要だと思う」と回答しました。車の音がしないと、車が近づいても気づくのが遅れるなど、静音に対してのリスクともとれる意見が多く見られました。
Q3:音が大きくなるようにカスタマイズしましたか?
(スポーツカーに乗っている人のみ:n=152人)
- はい 70.4%
- いいえ 29.6%
スポーツカーを所有する方の70.4%が、音が大きくなるようなカスタマイズを
されていました。スポーツカーは、カスタマイズをして楽しむ車であるという認識が伺えます。
Q4:騒音規制が入ることは寂しいと感じますか?
- はい 79.6%
- いいえ 20.4%
スポーツカーを所有する方の79.6%が、騒音規制は寂しいと感じていました。自身でカスタマイズをしていなくても、騒音規制に関して残念と思う方がいるという結果となりました。一方で、スポーツカーを所有していても騒音規制については特に寂しいと思わない人も20.4%いました。
Q5:(Q4に「はい」と回答した人のみ)どうして「騒音規制が入ることは寂しい」という気持ちになったのですか?
- 音が好きだから 60.8%
- 楽しみがなくなるから 17.6%
- その他 21.6%
スポーツカーを所有しており「騒音規制が入ることが寂しい」と回答した方に、自由回答で理由を聞きました。主に、音が好き、楽しみがなくなる、
という意見が多く見られました。
環境省では、2024年に国際基準に合わせて騒音規制のレベルを上げることを検討しています。これにより、主にスポーツカー販売に対しての規制が強まる可能性も考えられます。