個性的なスタイリングとカラフルなボディカラーで人気の高いスズキハスラー。SUVとしての実力もなかなかですが、やはりそのデザインに魅せられた人が多いようです。そんなハスラーの豊富なカラーバリエーションと、メーカー広報部に取材した最新人気カラーランキング、イメージ別の編集部おすすめカラーもご紹介します。
人気車のボディカラー選びは重要
一般的にボディカラーは新車の時にはパールなどの有償色に対してお金を追加して支払います。しかし、手放すときはボディカラーによって査定額が変わることは知っていますか? 色によって白(パール)、黒を基準にした場合、シルバーが少し安く、黄色や赤などの個性的な色はさらに安くなる傾向があります。
理由は中古車として流通したときの人気が影響するからです。一方で長い年月を一緒に過ごすつもりであれば、売る時のことを考えず愛車の色を選ぶのも良いでしょう。特に人気車の場合は駐車場などで「被る」ことが多いですしね。今回は軽自動車のクロスオーバーSUVの人気モデルであるスズキハスラーのボディカラーについて検証していましょう。
ハスラーの人気カラーランキング発表!
カルモマガジン編集部がスズキ広報部に独自取材を行い、判明したハスラーの最新人気ボディカラーベスト3を発表しましょう。このランキングはハスラーのカタログモデルに加えて、現在販売されている特別仕様車を含んだものです。ハスラーに設定されているボディカラーは非常に多彩で、カタログモデルのXとGは2トーンカラーが6色。モノトーンカラーが5色。
そしてエントリーグレードのAはモノローンの5色のみで合計11色用意しています。そして現在販売されている特別仕様車のFリミテッドIIはルーフにスチールシルバーを採用した2トーンカラーが4色。JスタイルIIIは全車ルーフにブラックもしくはスチールシルバーを採用した2トーンルーフカラーが7色。そしてタフワイルドはAピラーからルーフそしてリアクォーターパネルをブラック塗装した2トーンカラーを6色設定。ダブりをなくすと全26色という豊富なカラーバリエーションを誇っています。
人気第1位となったのはクールカーキパールメタリックです。
濃い緑色で、カタログモデルではモノトーンのみですが、特別仕様車のFリミテッドIIには2トーン仕様が設定されています。
続く第2位はフェニックスレッドパール ブラック2トーンルーフです。
カタログモデルのXとGに設定されているボディカラーですが、特別仕様車のJスタイルIIIやタフワイルドにも設定があるハスラーの中心カラーの一つです。
第3位はアクティブイエロー ブラック2トーンルーフでした。
アウトドアでも目立つビビットな黄色のボディカラーはクロスオーバーモデルのハスラーでは人気が高いです。カタログモデルのXとGをはじめ、すべての特別仕様車でも設定されている中心カラーと言えます。
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クールカーキパールメタリック
ハスラーで人気ボディカラー第1位に輝いたクールカーキパールメタリック。カタログモデルではモノトーンのみの設定ですが、特別仕様車のFリミテッドIIはルーフにスチールシルバーを使用した2トーンルーフ車も設定されています。ミニタリーカラーといわれているクールカーキパールメタリックはハスラーのアウトドアテイストにピッタリはまります。
フェニックスレッドパール ブラック2トーンルーフ
人気ボディカラー2位に輝いたフェニックスレッドパールブラック2トーンルーフ。カタログモデルのXとGグレード。そしてシルバールーフの2トーンをJスタイルIII。Aピラーからリアクォーターパネルまで塗装した2トーンボディをタフワイルドで設定しています。
アクティブイエロー ブラック2トーンルーフ
ハスラーの人気ボディカラー第3位となったアクティブイエロー ブラック2トーンルーフ。カタログモデルのXとG。特別仕様車のFリミテッドIIとJスタイルIIIにはシルバールーフの2トーンボディ。タフワイルドでも2トーンボディを設定し、Aグレード除いたすべてのグレードで設定されている中心カラーです。
パッションオレンジホワイト2トーンルーフ
カタログモデルのXとGに設定されているビビッドなオレンジ色のボディと白いルーフの2トーンカラーのボディです。
サマーブルーメタリックホワイト2トーンルーフ
カタログモデルのXとGに設定されている2トーンカラーのボディ。名前の通り真夏のような真っ青なボディと白いルーフのコントラストが特徴です。
チアフルピンクメタリックホワイト2トーンルーフ
カタログモデルのXとGに設定されているショッキングピンクのボディと白いルーフの2トーンカラーのボディです。人気車のハスラーでもこのボディカラーは目立つこと間違いなしです。
スチールシルバーメタリック
カタログモデルのX、GそしてAにではモノトーンのみが設定されているボディカラーですが、特別仕様車のタフワイルドではルーフなどがブラック塗装された2トーンボディ仕様が用意されています。このボディカラーは+2万1600円の有償色となります。
ブルイッシュブラックパール3
カタログモデルのX、GそしてAに設定されているのはモノトーンのみですが、特別仕様車のFリミテッドIIにはルーフにスチールシルバーを採用した2トーン仕様車も用意しています。
ピュアホワイトパール
カタログモデルのX、GそしてAに設定されているのはモノトーンのみですが、特別仕様車のJスタイルIIIにはブラックルーフの2トーン仕様車も用意されています。このボディカラーは+2万1600円の有償色となります。
ブリスクブルーメタリックスチールシルバー2トーンルーフ
特別仕様車のFリミテッドに設定されているボディカラーです。またAピラーからルーフリアクォーターパネルをブラック塗装した2トーンボディをタフワイルドに設定しています。FリミテッドIIのイメージカラーとなっています。
ブレイブカーキパールスチールシルバー2トーンルーフ
特別仕様車のJスタイルIIIのみに設定されている2トーンカラーのボディカラーです。ルーフとバンパーモールが同色に塗られてオシャレ度が高いのが特徴です。JスタイルIIIのイメージカラーとなっています。このボディカラーは+2万1600円の有償色です。
オフブルーメタリックスチールシルバー2トーンルーフ
特別仕様車のJスタイルIIIに設定されているボディカラーです。そしてAピラーからルーフ、リアクォーターパネルまで塗装した2トーンボディをタフワイルドで設定。このボディカラーがタフワイルドのイメージカラーとなっています。
ムーンライトバイオレットパールメタリックホワイト2トーンルーフ
写真はありませんが、カタログモデルのXとGに設定されている濃い紫のボディと白いルーフの2トーンカラー仕様です。このボディカラーは+2万1600円の有償色となります。
シフォンアイボリーメタリック
写真はありませんが、カタログモデルのXとGそしてAに設定されているベージュのモノトーンのボディカラーです。
シフォンアイボリーメタリックブラック2トーンルーフ
写真はありませんが、特別仕様車のJスタイルIIIのみに設定されているボディがベージュ、ルーフがブラックという2トーンカラー仕様です。
アーバンブラウンパールスチールメタリック2トーンルーフ
写真はありませんが、特別仕様車のJスタイルIIIのみに設定されているボディが焦げ茶・そしてルーフはシルバーという2トーンカラー仕様です。
カルモマガジン編集部おすすめのカラーは?
全26色用意されているハスラーのボディカラーの中から、カルモマガジン編集部が「売るときに有利なカラー」「気取らないカラー」「クールなカラー」「個性的なカラー」という4つの視点でオススメのボディカラーを選んでみました。
「売るときに有利なカラー」
これまでは一般的な人気色である白(パール)、黒、シルバーとリンクすることが多かったのですが、ハスラーはまったく異なり、しかもすべて有彩色となっているのが特徴です。やはり人気ランキング上位を無視することはできませんので、FリミテッドIIに採用されているクールカーキパールメタリック スチールシルバー2トーンルーフが本命です。そしてカタログモデルのクールカーキパールメタリック。そしてフェニックスレッドパールの各2トーンボディ。そしてアクティブイエロー の各2トーンボディを挙げておきましょう。
「気取らないカラー」
あえてアウトドアテイストが薄めの、ピュアホワイトパール、シフォンアイボリーメタリックのモノトーンそして2トーンをオススメします。また、ブルイッシュブラックパール3のモノトーンなども気取らず乗れるという点では良い選択といえるかもしれません。
「クールなカラー」
名前にも使われているように、カタログモデルのクールカーキパールメタリックや特別仕様車のみに採用されている澄んだ青のオフブルーメタリックは今流行のボディカラーで汚れも気にせず乗れる色です。
「個性的なカラー」
カタログモデルに設定されているパッションオレンジ、サマーブルー、チアフルピンクの3色。そして特別仕様車のFリミテッドIIやタフワイルドに採用されているブリスクブルーメタリックはかなり個性的で目立ちます。
ハスラーらしいのは定番カラーより個性的なカラー
アクティブなユーザーが購入するクロスオーバーSUVのハスラーは、白(パール)、黒、シルバーの定番カラーより濃い緑や赤、黄色といった有彩色が人気色となるなどクルマのキャラクターがボディカラーにも大きく影響しています。ハスラーのキュートな顔つきは好きだけどそれほど目立ちたくない人には白やベージュといったオシャレ系のボディカラーがオススメです。普通の購入では売却時の査定額を気にして手を出しづらいかもしれません。しかし、定額カルモくんのようなリースならば、ボディカラーによる売却額の差は関係ないので、自分の好きなボディカラーを選べるというメリットがあるのです。
※記事の内容は2018年10月時点の情報で執筆しています。